新たまねぎの旬は、春。甘くてみずみずしい新たまねぎが、じっくりオーブンで火を入れることでさらに美味しく変身。仕上げにかけるのは醤油? 鰹節? いえいえ、シェリービネガーでひと味違った味に仕上げましょう。量りいらずのレシピです。
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新玉ねぎのじっくりロティ
作り方
1
皮を剥いて、根の着いている部分を切り落とす。(ぎりぎりでおしりを切り落とすようにしましょう。切り落としすぎると、玉ねぎを切ったときにばらばらにむけてしまいます。)
2
むいた玉ねぎに軽く塩をふり、アルミホイルにしっかり包む。オーブンに入れて200℃で約1時間半加熱する。
(たまねぎからおいしいエキスが出てくるので、下に受け皿をしておくと◎。オーブンも汚れずにすみます。)
3
手で触ってやわらかくなっていたらOK。4等分に切る。出てきた玉ねぎのエキスはとっておく。
4
熱したフライパンにうすくオリーブオイルを敷き、たまねぎの断面を下にして焼く。香ばしい焼き色が着いたら、もう片方の断面も同様に焼き色をつける。
5
シェリービネガーをひと回しかける。このときにフライパンにこびりついている旨味もこすりおとす。
6
3でとっておいたエキス、バターをひとかけら入れて、たまねぎにからませる。塩こしょうで味をととのえて、できあがり。
ポイント
ビネガー、つまり酢は、フライパンのこびりつきをこそぎおとす効果があります。フライパンにこびりついているのはズバリ、旨味!(黒くなってしまったらそれは焦げなのでご用心。残念ながら使えません。)きれいにおとしてたまねぎにからめてあげることで、おいしさアップ且つフライパンもきれいに。一石二鳥ですね。素材から出てきた旨味はちゃんと素材に戻してあげましょう。
ひとことコメント
シェリービネガーの酸、玉ねぎの甘み、バターのコクが重なる美味しさです。また、他のオーブン料理をしているときに、アルミで包んだ玉葱を一緒にオーブンに入れておくと、一度に2品できて便利。普通のたまねぎでも同様に作ることができます。季節の贅沢。丸ごといただきます。