日本一の若手漫才師を決める大会『M-1グランプリ』。
2001年にスタートし、一度2010年に終了するも2015年には復活。それからは毎年開催されており、年末の恒例行事となりました。出場資格は結成15年以内。M-1で優勝した漫才師はブレイク待ったなしという、漫才師にとっては本気のバトルとなる笑いの祭典。真剣に笑いと向き合うその姿は、視聴者の私たちにも感動を与えてくれます。
テレビ朝日で18:30から放送されますが、今年のファイナリスト9組(+敗者復活枠1組)も、個性豊かな顔ぶれです。
ビールも同じように個性豊かで多種多様な味わいがありますが、「芸人さんのキャラクターをビールに例えてみたらどうなるんだろう…!」とふと思った編集部。
そこで今回は、芸人さんのキャラクターに合うビールを、M-1を観ながら飲めるよう身近なコンビニやスーパーで手に入りやすいラインナップから選び、ゆるっとご紹介します。
「お笑いをみながら飲むお酒は美味しい」と感じるほど、親和性がある「お笑い×ビール」。今年は、ビール片手にM-1グランプリ2023を楽しみましょう!
カベポスター
2014年結成、吉本興業大阪本社所属(NSC大阪36期出身)の「カベポスター」。
ボケ・ネタ作りを担当する永見大吾さん(左)と、ツッコミ担当の浜田順平さん(右)によって組まれたコンビ。
かっちりしたスーツでいかにも漫才師らしい風貌の通り、論理的なしゃべくり漫才が得意。面白い動きや個々のキャラクターを鍵にしている漫才師も多い中、マイクから動かず、2人の軽快なおしゃべりで観客を虜にするような漫才を繰り広げます。永見さんの「確かにお前の言う通り、~」という一言から始まるツカミが有名です。
第43回ABCお笑いグランプリ優勝や、第5回上方漫才協会大賞文芸部門賞などで注目を集めました。
そんな「カベポスター」をビールに例えると…
『常陸野 グリーンホップス 第二弾』常陸野ネストビール(茨城県)
原料や工程を増やす(足す)ことでおいしくする“足し算の醸造”に対し、素材を活かすために余計なものをそぎ落とし、原石を磨いていくような “素材を最大限に味わえる” ビール造りを指す“引き算の醸造”。木内酒造が手がける「常陸野ネスト グリーンホップス」は、後者にこだわって醸造されたビールです。
面白い動作やキャラクターを足すのではなく、本質的なしゃべくり漫才で魅せるカベポスターも、“引き算の漫才”のよう。漫才の真髄を味わえるカベポスターを観ながら味わいたい1杯です!
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くらげ
2018年結成、吉本興業東京本社所属(NSC東京校17期出身)の「くらげ」。
ボケ担当の杉昇さん(左)と、アロハシャツが特徴的なツッコミ担当の渡辺翔太さん(右)のコンビ。杉さんが恋愛に関する相談をし、渡辺さんが「わかんねえけど」と言いながら、女性心理を次々と言い当てるネタを2019年のM-1で準決勝に進出した際に披露し、人気に。ツッコミも激しすぎず、ゆるゆるとした2人の雰囲気が観ていて心地良い。
2023年3月には、東京・渋谷にあるヨシモト∞ホールでのレギュラー昇格ネタバトル「ムゲンダイユースカップ」で優勝し、ムゲンダイレギュラーにもなりました。
そんな「くらげ」をビールに例えると…
『ザ・ドラフト いちばん桜』オリオンビール(沖縄県)
オリオンビールの「ザ・ドラフト いちばん桜」は、日本一早く開花する沖縄本島北部本部町八重岳で採れた「寒緋桜の花びら」を使用して造られる、オリオンビールらしい商品です。
渡辺さんの「アロハシャツ」の印象から選びましたが、2人のゆるっとしたテンポの漫才は、どこか沖縄のまったりした時間を感じるような気もします。
グラスに注ぐと、ほんのり赤く色づいた液色。爽やかさのなかにコクがある飲み口です。一足早い春の商品としてすでに販売しているので、年末年始のお供にもどうぞ!
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〇ビアスタイル:ピルスナー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、乾燥桜花
〇URL:https://shop.orionbeer.co.jp/products/1396
〇醸造所:オリオンビール
さや香
2014年結成、吉本興業大阪本社所属(NSC34期出身)の「さや香」。
ネタ作り及びツッコミを担当する新山さん(左)とボケ担当の石井さん(右)によるコンビ。2021年には、ツッコミとボケを交換しました。7年間培ったものを変更する勇気がすごい…!テンションが高く、勢いのあるしゃべりが特徴。石井さんはダンスが得意で、歌ネタやダンスネタなど、動きのあるネタも得意な漫才師です。イケメンコンビと言われて女性人気も。
M-1グランプリとしては、2017年に初めて決勝進出して以来、2022年、2023年とファイナリストに選ばれています。三度目の決勝ではどんな漫才を繰り広げるのか、楽しみです。
(※食事中は注意)
そんな「さや香」をビールに例えると…
『裏通りのドンダバダ』ヤッホーブルーイング(長野県)
ラベルに描かれた青いプロレスラーは、メキシコのルチャ・リブレ(=プロレスのこと)の選手・ルチャドール。このルチャドールは、勝率が高いわけではないものの、決め技である「ムーンサルトプレス」で勝つことにこだわっている選手。こだわりを捨てれば勝てた試合も多いと言われていますが、それでは意味がないと考え、自身のこだわりを貫き今日も戦っているのだそう。それと、さや香の戦う姿の勇ましさと明るくキャッチーな個性が重なるような気がします。
味わいとしては、白ワインのシャルドネを思わせるようなさわやかな香りを楽しめる1杯。「裏通りのドンダバダ」を片手に、さや香を応援したい。
■関連記事:10年ぶり!ヤッホーから全国向けレギュラービール『裏通りのドンダバダ』を飲んでみた
〇ビアスタイル:フリースタイルベルジャンゴールデンエール
〇アルコール度数:6.0%
〇原材料:麦芽、ホップ、糖類
〇URL:https://yohobrewing.com/dondabada/
〇醸造所:ヤッホーブルーイング
真空ジェシカ
2011年結成、プロダクション人力舎所属の「真空ジェシカ」。
ツッコミ担当のガクさん(左)と、ネタ作り・ボケ担当の川北茂澄さん(右)によって、大学在学中に結成されたコンビ。M-1グランプリ2021から2023にかけて、3年連続ファイナリストです。
偏見や皮肉を含んだブラックなネタ、尖った笑いが得意。勢いのある漫才ではなく、低音ボイスとスローなテンポで重厚感のある独特な芸風で、ボケの数が多いのが特徴です。Z世代のインターネットスラングを巧みに使用し、知識教養がないと理解できないボケをかますことも。
2022年のM-1では、審査員・視聴者ともに高評価だったこともあり、今年も期待が高まります。
そんな「真空ジェシカ」をビールに例えると…
『ラオホ』富士桜高原麦酒(山梨県)
「ラオホ」とはビアスタイル(ビールの種類)の名前で、ドイツ語で「煙」を意味します。その名の通り、ブナの木などでスモークした燻製麦芽を使用した、スモーキーな香りが特徴の個性的なビール。クセがすごくて、初めて飲む人は驚くかもしれませんが、燻されたビールは本当に美味しくて、きっとハマる人も多いはず。
真空ジェシカの “クセすご” な漫才も、病みつきになる人が続出。スモーキーな低音ボイスでもったりしている雰囲気も、どこか似ているような。
ラオホがすぐに手に入らない人は、同じくコク深い黒ビールもおすすめ!真空ジェシカの漫才を観ながら、黒ビールを楽しんでみてください。
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〇ビアスタイル:バンベルクスタイル・ラオホビア
〇アルコール度数:5.5%
〇原材料:麦芽(ドイツ製造)、ホップ
〇URL:https://www.fujizakura-beer.jp/line-up/beers/?id=beers_rauch
〇醸造所:富士桜高原麦酒
ダンビラムーチョ
2011年結成、吉本興業東京本社所属(NSC東京校16期出身)の「ダンビラムーチョ」。
東洋大学社会学部の同期として出会ったお笑い好きの2人が結成し、ボケ担当の大原優一さん(左)と、ツッコミ担当の原田フニャオさん(右)からなるコンビ。大原さんのハイトーンボイスの激しいボケに、フニャオさんが狼狽えてしまうのが特徴的な、テンポのいい正統派ネタです。
YouTube公式チャンネルで公開されている、2人とも野球部出身であることから作られたネタ「野球部あるある」も面白くて、思わず「わかる(笑)」と笑ってしまうので、ぜひ観てみてください!
そんな「ダンビラムーチョ」をビールに例えると…
『サッポロ SORACHI1984』サッポロビール
伝説のホップ「ソラチエース」を100%使用したビール。北海道上富良野で生まれ、1984年に品種登録されたホップですが、日本では個性的すぎて普及せず。一方、クラフトビールブームが起こり始めていたアメリカでは、逆にその個性故に人気を博し、入手困難になり「伝説のホップ」と尊ばれていたのだそう。その後、逆輸入という形で日本でも「ソラチエース」を使用したビールが増えていくことになりました。
ソラチエースを使用したビールとして最も入手しやすいのが、サッポロビールの「サッポロ SORACHI1984」。グラスに鼻を近づけただけで、ブワッと体中を駆け巡るヒノキのような香りが特徴です。なんでかわからないけど、大原さんの甲高い声を聴いていたら、ソラチが飲みたくなってきてチョイスしました(笑)
おつまみは、バジルやレモンの効いたさっぱりしたソーセージなどが合います。ぜひ手に取ってみてください!
■関連記事:日本が誇るホップ「ソラチエース」100%の新商品!マスターブリュワーに魅力を聞いてみた
〇ビアスタイル:ゴールデンエール
〇アルコール度数:5.5%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
〇URL:https://www.sapporobeer.jp/sorachi1984/
〇醸造所:サッポロビール
マユリカ
2011年結成、吉本興業所属(NSC大阪校33期出身)の「マユリカ」。
3歳からの幼馴染である2人、ボケ・ネタ作り担当の阪本匠伍さん(左)とツッコミ担当の中谷祐太さん(右)によるコンビ。主にコント漫才が得意で、阪本さんが小走りでマイクの前まで来て漫才が始まり、阪本さんの暗いボケを中谷さんがハイトーンボイスで激しくツッコむのが特徴。
ラジオ関西「マユリカのうなげろりん!!」のトークも聞いていて楽しいのですが、特に阪本さんがモーニング娘。'23の大ファンだそうで、100回記念のゲストに推しの野中美希さんが登場した時が、オタク丸出しでめちゃくちゃ面白くて可愛かった。最近は都内にも引っ越しをしてきたそうで、テレビで観る日も多くなるかもしれません。
そんな「マユリカ」をビールに例えると…
『琥珀ヱビス プレミアムアンバー』サッポロビール
アンバーエールスタイルの「琥珀ヱビス プレミアムアンバー」は、クリスタル麦芽を一部使用し、深いコクとまろやかさが特長です。液色も美しい琥珀色です。カラメルのような香ばしい香り・味わいが特徴の1杯。
阪本さんの暗くてネットリした感じと、中谷さんのライトなツッコミが、重厚感はあるけど黒ビールまではいかない、アンバーエールみたい。醤油やみりん、砂糖のような甘みを使用したおつまみが合うビールなので、おつまみには照り焼きチキンがおすすめ!2006年以降毎年秋季限定で発売している、この時期しか味わえない1杯なので、M-1のお供にぜひ!
〇ビアスタイル:アンバーエール
〇アルコール度数:5.0%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
〇URL:https://www.sapporobeer.jp/yebisu/knowledge/kohaku/
〇醸造所:サッポロビール
モグライダー
2009年結成、マセキ芸能社所属の「モグライダー」。
ツッコミ・ネタ作り担当の芝大輔さん(左)と、赤いジャケットが印象的なボケ担当のともしげさん(右)のコンビ。天然でちょっと滑舌が悪くて可愛いともしげさんを、芝さんが冷静かつ的確にツッコむスタイルですが、台本無し・アドリブで本番に挑むことが多く、芝さん曰く「日本一練習しないコンビ」なのだそう。
長年の経験とともに独自のスタイルを確立してきた実力派で、2013年には「決戦!お笑い有楽城」で優勝、2014年には「THE MANZAI」で認定漫才師に。そして、2021年にはM-1ファイナリストとなりトップバッターを経験(結果は8位)。二度目のファイナリストとして登場する今年は、どんな漫才を繰り広げるのでしょうか。
そんな「モグライダー」をビールに例えると…
『のんびりふんわり白ビール』エチゴビール(新潟県)
“リラックスしてのんびりと飲むビール”として開発された「のんびりふんわり白ビール」。ビアスタイルは、酵母由来のフルーティで爽やかな香りや、やわらかい口あたりと喉越しが特徴のヴァイツェンです。ゆっくりと過ぎていく自分の時間を楽しみながら味わえるように、やさしい味わいのビールに仕上げたのだそう。
台本がないモグライダーの、のんびりふんわりした漫才スタイルと、クマさんみたいに可愛いともしげさんがラベルの白熊さんと重なります。漫才師たちの戦場であるM-1は、観ているこちらもハラハラしてきますが、のんびりしたビールを片手に、どんな結果も温かく見守りたいですね。
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〇ビアスタイル:ヴァイツェン
〇アルコール度数:5.0%
〇原材料:小麦麦芽、大麦麦芽、ホップ
〇URL:https://echigobeer.com/index.php
〇醸造所:エチゴビール
ヤーレンズ
2011年結成、ケイダッシュステージ所属の「ヤーレンズ」。
ネタ作り及びボケ担当の楢原真樹さん(左)と、ツッコミ担当の出井隼之介さん(右)のコンビ。奇人を演じる楢原さんのキャラクターに出井が巻き込まれる客を演じる漫才が特徴。「ラーメン屋」「時計屋」「歯医者」「旅館」などがあります。
なんと、2人とも“喉が弱い”という理由から声を張り上げない漫才を繰り広げていて、「ユルい」「脱力系」とも言われています。ですが、楢原さんのキャラクターがエキセントリックなこともあって、テンポも勢いも良く、笑っていたらあっという間に終わってしまう。他の芸人さんからも高い評価を受けているのだとか。
そんな「ヤーレンズ」をビールに例えると…
『PUNK IPA』BREWDOG(スコットランド)
スコットランドで、創業者2人と愛犬1匹で始まったブルワリー「BREWDOG」。“PUNK(常識に逆らう)”をキーワードに、 “大量に工場生産されたラガー”か“古臭くて根本的に面白みのないエール” しかない当時のUK市場に“クラフトビール”カテゴリーを作ることを目指して2007年に創業しました。
そんなBREW DOGの定番ビール「PUNK IPA」は、身近なスーパーでも購入できるようになってきた1本。色みは軽やかな黄金色のクラシックビールですが、グレープフルーツ、パイナップル、ライチのようなトロピカルフルーツとキャラメルの香りが漂い、最後にスパイシーな苦みが残ります。
喉が弱い理由で声を張らないネタを展開しながらも、トリッキーなキャラクターでパンチのあるヤーレンズ。苦みが効いた個性的なビールと一緒に楽しみたい。
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〇ビアスタイル:IPA
〇アルコール度数:5.4%
〇URL:https://www.amazon.co.jp/stores/page/F51E3ACC-FEAA-4AE4-B197-3883BFBC3658?ingress=0
〇醸造所:BREWDOG
令和ロマン
2015年結成、吉本興業所属の「令和ロマン」。
ボケ担当の髙比良くるまさん(左)と、ツッコミ担当松井ケムリさん(右)によるコンビ。2015年、慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」で先輩後輩として出会った2人は、「魔人無骨」という名前で結成。2017年には東京NSCに23期生として入学し、首席で卒業しました。2019年、令和に元号が変わるタイミングで「令和ロマン」に改名。
個々のキャラクターには頼らず、ネタの内容で勝負することが特徴で、“演技派漫才師”とも呼ばれているほど演技系ネタを得意としています。髙比良くるまさんの気遣いフレーズや、松井ケムリさんの育ちの良さがわかる美しい所作も、ネタに厚みが出ていて面白い。
そんな「令和ロマン」をビールに例えると…
『雷電カンヌキIPA』 OH!LA!HOビール(長野県)
江戸時代に活躍した地元・東御市出身の勝率9割を誇る最強力士、雷電為右衛門(ためえもん)にちなんで造られたビールです。「カンヌキ」とは、雷電為右衛門の技名「閂(かんぬき)」のこと。豪腕ゆえに禁じ手にされたほどの最強技だったんだとか。缶には、歌舞伎独特の「隈取り」というメイクをした雷電の顔がどーん!とあしらわれていてインパクト大。アバンギャルドな缶デザインに釘付けになります。
令和ロマンは、2019年7月に放送された、テレビ東京『ゴッドタン』の「『こいつは天才だ!』と一目置かれている芸人」で、かが屋に次ぐ第2位に選ばれ、「ゆにばーす」の川瀬名人さんからも「吉本の宝」と称されているのだとか。29歳、30歳と若手2人の、M-1初決勝進出。令和を彩る新世代のニュースターとして、「閂(かんぬき)」のような最強技を放ってくれるような気がして、ワクワクします。
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敗者復活枠
「M-1グランプリ」の名物、敗者復活戦。2007年には、サンドウィッチマンが敗者復活戦で復活してから優勝するという初めての大逆転劇をみせ、敗者復活戦でも希望があることを証明してくれました。
2023年のM-1では、18:30の決勝戦に先駆け、15:00〜18:30敗者復活戦が行われます。また、昨年より5組増え、21組の出場が予定されています。
ファイナリストへの切符を掴むのは一体誰なのか、大注目です!
そんな「敗者復活戦に挑む芸人」をビールに例えると…
ヤッホーブルーイング『僕ビール君ビール ジョーカーくん』
コンビニでも気軽に購入できる、カエルのイラストでお馴染みのヤッホーブルーイング『僕ビール君ビール』。その“かえるくん”の公式ライバルとして発売されたのが、この“ジョーカーくん”。
ビアスタイルは、通常のIPAと比較すると低めのアルコール度数で、飲み口が軽やかな「セッションIPA」。様々なホップを組み合わせ、シトラスやトロピカルフルーツを思わせる華やかさと奥行きのある香り。軽快な飲み口でありながら、複雑で飽きずに飲み続けたくなる味わいです。
トランプゲームなどでも“最強のカード”として扱われ、「切り札」という意味でも使われるジョーカー。すでに決勝進出が決まっているファイナリストたちも、復活予定のジョーカーを恐れているはず。今年も逆転劇を見ることができるのか、乞うご期待です…!
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〇ビアスタイル:セッションIPA
〇アルコール度数:4.5%
〇原材料:麦芽、ホップ
〇URL:https://yohobrewing.com/bokukimi/
〇醸造所:ヤッホーブルーイング
✳︎文:sakko
✳︎イラストレーター:HIRO