
心が解ける色、緑。
木々の音、草の匂い、果てしない大地。緑色は、生きる力を与えてくれるパワーがあります。
そんな緑色は、クラフトビールのパッケージにもよく採用されています。色のイメージ通り、ホップの青々しい香りや、草花を思わせる爽やかな余韻が楽しめるビールのラベルに採用されていることが多く、味わいまでホップ由来の緑を感じることができるビールが多いのが特徴です。
そんな人々を魅了する「緑」のビールを集めました!パッケージデザインが緑色のものから、ビールの液色が緑色のものまで、11種類をご紹介します。
また、筆者の私が考える、それぞれのビールの世界観に寄り添う音楽のペアリングも紹介します。聴いているだけで大地を踏み締めている感覚になるような、生命力が湧いてくる楽曲がたくさん。イヤホン推奨です!
また、それぞれのカラーコードも掲載してみました。好きな緑の参考にしてみてください!
・『ハートランド』キリンビール
・『網走ビール 知床ドラフト』網走ビール
・『毬花 -Marihana-』COEDO
・『グリーンシトラスピルスナー』横浜ビール
・『ペールエール』伊勢角屋麦酒
・『常陸野ネスト グリーンホップス』常陸野ネストビール
・『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール 香』SPRING VALLEY BREWERY
・『ハイネケン』ハイネケン(オランダ)
・『GOOSE IPA』GOOSE ISLAND BREWERY(アメリカ)
・『セント ベルナルデュストリペル』セント ベルナルデュス醸造所(ベルギー)
・『シメイグリーン』スクールモン修道院(ベルギー)
・自分で作る!セントパトリックデー定番の緑ビール
『ハートランド』キリンビール
▶︎ビアスタイル:ピルスナー
▶︎アルコール:5.0%
▶︎カラーコード:088A07

1986年に誕生したキリンビール『ハートランド』のコンセプトは、「素(そ・もと)」。麦とホップと水という、ビールの“素”だけでつくられた純粋なビールで、穏やかな苦みとスッキリした飲みやすさが共存する1杯として親しまれています。スーパーマーケットなどでも販売されているため、最も親しみやすい瓶ビールとしても人気のある1本です。
瓶の中心にあるシンボルは、イリノイ州穀倉地帯の風景画を元にデザインされた、大地にしっかりと根を伸ばす1本の大樹。堂々とそびえ立ち生命の躍動を感じさせるこの大樹が、ビールを愛するすべての人の「止まり木」でありたいというブランドの理想を象徴しています。
さらに、エメラルドグリーンのボトルには、「架空の冒険家 キャプテン・ホフマンが引き揚げた沈没船の中から、偶然発見された瓶」という物語が。手で触れた時に魅力が伝わるエンボス加工されたロゴに、ボトルのカラーリングと、発売当時も珍しいデザインだったそうですが、40年の時を経ても唯一無二。中身も外側も魅力が詰まった1本です。
♪ペアリングミュージック
ROTH BART BARON「極彩|IGL(S)」
生命に対する圧倒的な力強い歌詞と、足の裏から大地の力が伝わるような壮大な音が合わさり、魂を轟かす曲「極彩|IGL(S)」。目を瞑って聴くと風を感じ、「ハートランド」のシンボルである大樹が見えてきます。
特に、力強いドラムの音が響くLiveバージョンがおすすめ。聴きながら「ハートランド」を飲むと、地球が、人間が愛おしく涙が出てくる。そんなペアリングです。
『ハートランド』
- 〇ビアスタイル:ピルスナー
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇URL:https://www.heartland.jp/
- 〇醸造所:キリンビール
『網走ビール 知床ドラフト』網走ビール
▶︎ビアスタイル:フレーバースタイル
▶︎アルコール:5.0%
▶︎カラーコード:03A365

1998年、北海道・網走にて設立、1999年に「網走ビール館」が開業し、誕生したブランド「網走ビール」。開業以降、様々な副原料を用いた発泡酒を開発し、冬の網走を代表する流氷を仕込水に使用した青色の発泡酒『流氷ドラフト』を始め、網走産さくらんぼを使用したぴんく色の『桜桃の雫』、網走監獄をイメージしたスタウト『監極の黒』など、ビールは金色というイメージを覆すビールを度々発売してきました。
“緑色のビール”として発売されたのは、世界遺産知床の新緑の季節をイメージした『知床DRAFT』。今回の特集の中で、唯一、液色が緑色のビールです。飲んでみると少しの苦みを感じられ、ふんわり柑橘も姿を見せる、スッキリ爽やかな飲み口の1杯。
♪ペアリングミュージック
松山千春「大空と大地の中で」
北海道・足寄町(あしょろちょう)出身の松山千春が1977年に発表して以来、北海道のご当地ソングとして親しまれている「大空と大地の中で」。
温かいメロディーと歌詞が日本人の心を震わせ、自然と涙が溢れてくる楽曲です。「知床DRAFT」を片手に聴いて、北海道に思いを馳せてみましょう。ちなみに、知床と足寄町は車で約3時間ほどの距離です。
『知床DRAFT』
- 〇ビアスタイル:スペシャリティエール
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇URL:https://www.abashiribeer.jp/online/
- 〇醸造所:網走ビール
『毬花 -Marihana-』COEDO
▶︎ビアスタイル:セッションIPA
▶︎アルコール:4.5%
▶︎カラーコード:106035

1996年、埼玉県川越市で生まれた「COEDO(コエドブルワリー)」。「Beer Beautiful」をコンセプトとして様々なビールを展開し、ビール本来の豊かな味わいと「ビールを自由に選ぶ」楽しみ方を提案しています。定番ビールとしては、さつま芋から造る『紅赤 -Beniaka-』をはじめ、日本の色を冠した『瑠璃 -Ruri-』『白 -Shiro-』『伽羅 -Kyara-』『漆黒 -Shikkoku-』などを展開。
そんな定番ビールのうちの1つが、香り高いホップの魅力を引き出したセッションIPA『毬花 -Marihana-』。「毬花」とは、ホップの花を意味する言葉で、その名の通りホップをふんだんに使用したビールです。苦みはしっかりありますが、グレープフルーツの皮から感じるシトラスな香りが立った苦みでとても心地よく、軽やかで爽やかな1杯です。
♪ペアリングミュージック
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN「秩父」
毎年12月2日(宵宮)3日(本祭)の2日間で開催される「秩父夜祭」の祭囃子にインスピレーションを受けた、3人組のバンド・CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINが作成した楽曲「秩父」。
この曲を選んだのは、様々なホップが重なって立体的なレイヤーとなり、軽やかに弾ける「毬花 -Marihana-」の味わいから、様々な楽器がリズムを刻みセッションを繰り広げるこの曲が連想されたから。「川越のブルワリーに秩父…?」という声も聞こえてきそうですが、地名には目を瞑り、一度ペアリングを楽しんでみてください!音とビールの相性は抜群です。
『毬花 -Marihana-』
- 〇ビアスタイル:セッションIPA
- 〇アルコール度数:4.5%
- 〇URL:https://coedobrewery.com/collections/coedo-classic/products/marihana
- 〇醸造所:COEDO
『グリーンシトラスピルスナー』横浜ビール
▶︎ビアスタイル:ピルスナー
▶︎アルコール:5.0%
▶︎カラーコード:83C47C

ビール文化発祥の地・横浜で、1999年からクラフトビールを造っている「横浜ビール」。横浜では最も長い歴史を持ち、一部原料となる麦やフルーツなどはスタッフが種まきや収穫に携わるなど、地元の人々とのつながりを大切にするブルワリーです。
2020年12月には缶ビールを発売し、『横浜ラガー』をはじめ定番ビールを第六弾(2026年7月現在)まで展開していますが、第四弾として発売されたのが、『グリーンシトラスピルスナー』。青みかんのフレッシュな酸味の果汁と、コクのあるモルトのフレーバーが特徴で、心地よい柑橘の香りを爽やかに楽しめるピルスナースタイルの1杯。
使用しているのは、“摘果みかん”。摘果みかんとは、美味しいみかんを育てる過程で間引きした緑色の小さなみかんのこと。多くが廃棄されてしまいますが、それらも貴重な資源。廃棄せず活かすため、神奈川・小田原のあきさわ園と協力し、ビールに転生させたのが「グリーンシトラスピルスナー」なのです。
♪ペアリングミュージック
藍坊主「Esto」
疾走感のある「グリーンシトラスピルスナー」に不思議なくらい似合う曲が、藍坊主の「Esto」。爽やかなサウンドなのに、胸の奥では何かが叫び続けている歌詞。それはまるで、摘果されてしまった青みかんの声にも聴こえてきます。
食べられるために生まれたのに、もがれてしまった焦燥、混乱。そして、ビールへの再生、安定。救いの手を差し伸ばしたのは、横浜ビール。
『摘果みかんよ待っててくれ、いつかお前を救えるように』
『グリーンシトラスピルスナー』
- 〇ビアスタイル:ピルスナー
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇URL:https://yokohamabeer.com/product/citrus-pilsner/
- 〇醸造所:横浜ビール
『ペールエール』伊勢角屋麦酒
▶︎ビアスタイル:アメリカン・ペールエール
▶︎アルコール:5.0%
▶︎カラーコード:025B3E

「伊勢から世界へ」を合言葉に、1997年からクラフトビールづくりに挑戦しているブルワリー「ISEKADO BREWERY(以下、ISEKADO)」。もとは、戦国時代(1575年)から続くお餅屋さん。伊勢神宮の参拝客を迎える茶屋としてお餅を、100年前からは味噌と醤油を作り、長旅で疲れた旅人をもてなしてきた老舗店です。
“伊勢ぺ”の愛称で人気の『ペールエール』をはじめ、天然酵母で醸造した『ヒメホワイト』、愛らしい猫のラベルのHazy Double IPA『ねこにひき』など、幅広いビールを展開しています。
ISEKADOを代表する緑のパッケージは、“伊勢ぺ”こと「ペールエール」(以下、伊勢ぺ)。ISEKADO のフラッグシップビールで、上質なアメリカンホップの個性を際立たせるため、麦芽の風味は控えめにしつつも口当たりの滑らかさを精緻に設計。深みのある味わいと飲みやすさが高次元で調和した、理想的なアメリカン・ペールエールです。
♪ペアリングミュージック
向井秀徳、椎名林檎「SI・GE・KI」
力強いアメリカンホップの柑橘香が弾け、苦みが駆け抜ける、「伊勢ぺ」のグルーヴ。そして、向井秀徳と椎名林檎が生み出す、品はありながらも荒々しい魅力的なサウンド。そんなビールと音楽それぞれの人格が重なる一曲です。身体の中から沸々と力がみなぎって、体温を上げてくれるようなペアリング。
『ペールエール』
- 〇ビアスタイル:アメリカンスタイル・ペールエール
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇URL:https://www.biyagura.jp/
- 〇醸造所:伊勢角屋麦酒
『常陸野ネスト グリーンホップス』常陸野ネストビール
▶︎ビアスタイル:セッションIPA
▶︎アルコール:4.5%
▶︎カラーコード:276C4D

フクロウのマークが印象的なブランド「常陸野ネストビール」を手がけているのは、木内酒造。1823年に、現在の茨城県那珂市の地で木内儀兵衛氏によって創業された後、清酒「菊盛」を醸造。1996年には「常陸野ネストビール」の製造をスタート。さらに、2016年にはウイスキー製造も開始しました。
そんな常陸野ネストビールの主力商品である『常陸野ネストビール セッションIPA』が、2025年10月上旬より『常陸野ネストビール グリーンホップス』としてリニューアル。「ホップの風味を味わえるビールとして幅広いお客様に手に取ってもらいたい」という想いから名称を改め、グリーンカラーを強く打ち出したデザインに一新されました。
ビアスタイルは、柑橘風味が特徴のアマリロホップを使用したセッションIPA。ホップ由来のオレンジのような華やかな香りと、すっきりした軽い飲み心地が楽しめます。
♪ペアリングミュージック
西田ひかる with 加藤和彦「メロディー」
幼い頃、某子ども番組で何度も耳にした、大好きな「メロディー」。森が詩を描き、海が曲をつけ、星が口ずさむ。自然が奏でる音楽をやさしい旋律に乗せて歌う、心が安らぐ楽曲です。ミュージックビデオも、さまざまな動物が森の中から顔を出す映像で、常陸野ネストビールのフクロウも住んでいそうな世界観。森林浴をしたい日や、心を静かにほどきたい日に寄り添ってくれるペアリングです。
『常陸野ネスト グリーンホップス』
- 〇ビアスタイル:セッションIPA
- 〇アルコール度数:4.5%
- 〇URL:https://kiuchi.shop/
- 〇醸造所:常陸野ネストビール(木内酒造)
『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール 香』SPRING VALLEY BREWERY
▶︎ビアスタイル:ペールエール
▶︎アルコール:6.0%
▶︎カラーコード:12B4A5

1870年、ウィリアム・コープランドという1人のノルウェー出身のアメリカ人が、横浜・山手の地で立ち上げ、日本のビール産業の礎となった「スプリングバレーブルワリー」。その志を現代に受け継いだのが、キリンビール株式会社による「SPRING VALLEY」ブランドです。定番ビールは3種類展開していますが、その中に緑色をした『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール 香』が。
和柑橘のような爽やかな香りと苦みが楽しめるペールエール。海外産ホップに加え、日本産ホップ「IBUKI」と、キリンが開発した希少な国産ホップ「ムラカミセブン」を一部使用しています。
「ムラカミセブン」は、キリンビール 村上敦司さんが開発した奇跡の日本産ホップ。かつて不採算のため品種改良中止になったものの、「捨てるにはもったいない」と考えた村上さんが、岩手県奥州市の畑で密かに栽培を継続。その後、クラフトビールの盛り上がりとともに脚光を浴び、国内外のビール造りに使われるように。いちじくやマスカット、みかんのような独特の香りをビールにもたらすホップです。
♪ペアリングミュージック
藤井 風「ガーデン」
一度は品種改良が中止となりながらも、見放されることなく育てられたホップ「ムラカミセブン」。その背景には、村上さんがこの品種を信じ、手をかけ続けた時間があります。ホップは暑さに弱く、季節の移ろいと向き合いながら育てなければならない繊細な植物。それでも手を止めず、畑に赴いてホップを慈しみ続けた村上さんの姿を思い浮かべると、「ガーデン」が描く世界が重なります。
『花は咲いては枯れ あなたに心奪われ それでも守り続けたくて 私のガーデン果てるまで』
何かを愛し、守り続けることの尊さを静かに歌ってくれる一曲を、「ムラカミセブン」の物語に重ねながら、グラスを傾けてみてください。
『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール 香』
- 〇ビアスタイル:ペールエール
- 〇アルコール度数:6.0%
- 〇URL:https://www.springvalleybrewery.jp/
- 〇醸造所:SPRING VALLEY BREWERY
『ハイネケン』ハイネケン
▶︎ビアスタイル:ラガー
▶︎アルコール:5.0%
▶︎カラーコード:048028

世界中で愛飲されている定番のオランダビール『ハイネケン』。2023年にはブランド誕生150周年を迎え、記念として“150”の文字が施された記念デザインの缶や瓶が販売されました。
日本でもスーパーマーケットやコンビニで販売されていて、手に入れやすく、人気のある1本。苦みも飲み口も、総合的にスッキリとしていて、暑い夏の日などにしっかり冷やして飲むのが心地よいビールです。
パッケージは明るい緑。真ん中の大きな赤い星と同等に、ハイネケンを象徴するカラーとして愛されています。
♪ペアリングミュージック
Teddybears feat.Mad Cobra「Cobrastyle」
スウェーデンのロックバンド・Teddybearsが、ジャマイカの歌手マッド・コブラを迎えて発表した楽曲。過去には「ハイネケン」のテレビCMソングとしても愛されました。
ロック、そしてカルチャーとの親和性はとても高い「ハイネケン」。さまざまなカルチャーとのコラボレーションに加え、国内外の音楽イベントを長年サポートしてきましたが、特に日本では「FUJI ROCK FESTIVAL」でもおなじみの存在です。
ロックが鳴る場所には、ハイネケンがある。キンと冷えた一本を片手に音量を上げる。理屈はいらない。ただただ、音楽とビールに身を委ねてぶっ飛びましょう。
『ハイネケン』
- 〇ビアスタイル:ピルスナー
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇URL:https://www.heineken.com/jp/ja/home/
- 〇醸造所:ハイネケン
『GOOSE IPA』GOOSE ISLAND BREWERY
▶︎ビアスタイル:IPA
▶︎アルコール:5.9%
▶︎カラーコード:94C091

アメリカ・シカゴで1988年に創業された、米国クラフトビールのパイオニア「GOOSE ISLAND BREWERY」。アメリカ中西部最大のクラフトビールブランドですが、ブルワリーに限らずアメリカ最大規模の自社ホップ農園も保有。最高の環境で育つ高品質なホップをビールに使用し、最高のIPAを生み出し続けています。
主力商品である「GOOSE IPA」も、自ら育てたホップが生み出すIPA。苦すぎず、爽やかで軽やかな味わいながらも、青々しいホップの香りが溢れんばかりに漂う、バランスの良い「IPA」が実直に表現されている味わいです。

パッケージは、少し濃いめの黄緑。明るいホップの色味が現れていて、ビールの味わいを想起できる魅力的なデザインです。片側はわかりやすい「IPA」の文字とホップのイラストが全体を占めていますが、もう片側にはGOOSE ISLAND BREWERYのモチーフであるガチョウが顔を出しています。
♪ペアリングミュージック
カネコアヤノ「エメラルド」
「GOOSE ISLAND BREWERY」という名前は、シカゴ川の湾曲部に浮かび、かつてガチョウが集まっていたといわれる人工島「グースアイランド」に由来しているのだとか。
グースアイランドの穏やかな水辺でガチョウが羽を休め、風がホップを揺らす。そんな景色を思い浮かべると、海や木々、ホップが織りなす“エメラルド色の風景”が広がってきます。そんな情景に重なるのが、カネコアヤノの「エメラルド」。聴いていると、まるで浮き輪に身を預けて水面をプカプカ漂うような、肩の力が抜ける心地よさに包まれます。
今日は何もしない。そんな休日に寄り添ってくれるペアリングです。
『GOOSE IPA』
- 〇ビアスタイル:IPA
- 〇アルコール度数:6.0%
- 〇URL:https://www.gooseisland.jp/goose-ipa/
- 〇醸造所:GOOSE ISLAND BREWERY
『セント ベルナルデュストリペル』セント ベルナルデュス醸造所
▶︎ビアスタイル:アビィ・トリペル
▶︎アルコール:8.0%
▶︎カラーコード:008A2E

1946年に醸造を開始した、ベルギーの「セント・ベルナルデュス醸造所」。ベルギーには、修道院と深い関わりを持つビール文化があり、トラピスト修道院で修道士の管理のもと造られるビールを「トラピストビール」、修道院の許可やライセンスを受けて醸造されるビールを「アビィビール」と呼びます。
そんな「アビィビール」の第一号となった醸造所が、セント・ベルナルデュス醸造所です。かつては、「セント・シクストゥス修道院」のライセンスを受けて、そのレシピと酵母を用いて醸造。現在、その伝統を受け継ぐアビィビールの代表格として世界中のビール好きに親しまれています。
そんなセント・ベルナルデュス醸造所の緑ビールは、『セント・ベルナルデュス トリペル』。液色は綺麗なオレンジで、グラスに注ぐと、洋梨や熟したリンゴのような優しくも華やかな香りが。飲んでみると、モルトの甘みやハチミツのようなコクが口の中に広がりつつ、ベルギー酵母由来のスパイシーなニュアンスも感じられる、バランスの良い1杯です。
♪ペアリングミュージック
斉藤和義「君の顔が好きだ」
『僕が僕である事を 人に説明することの無意味さを 君の表情はいつでも教えてくれる』
そんな歌詞から始まる、斉藤和義の「君の顔が好きだ」。「セント・ベルナルデュス トリペル」のラベルに描かれたチャーミングなおじさんの表情は、まさにそんな事を教えてくれているみたい。話せないのに、「そのままでいい」と脳に直接語りかけてくる。
グラスを傾ければ、華やかな香りとやさしい甘みが、肩に入った力までゆっくりほどいてくれる。
考えすぎてしまう日には、緑のおじさんを味方につけて。今日くらいは理由なんて探さず、ビール飲もうよ。
『セント・ベルナルデュス トリペル』
- 〇ビアスタイル:トリペル
- 〇アルコール度数:8.0%
- 〇URL:https://beeronline.jp/products/20109935
- 〇醸造所:セント・ベルナルデュス醸造所
『シメイグリーン』スクールモン修道院
▶︎ビアスタイル:トラピスト
▶︎アルコール:10.0%
▶︎カラーコード:1C5B53

1862年からビールを醸造する、ベルギーの「スクールモン修道院」が手掛けるトラピストビール『シメイグリーン』。
元々『シメイブルー』や『シメイホワイト』が有名なスクールモン修道院ですが、「シメイグリーン」は醸造150周年を記念して2012年に限定醸造された、シメイの中で最も新しいビールです。限定醸造の予定でしたが、その人気から定番ラインナップに加わり、現在も愛されています。
アルコール度数は10%で、フローラルな風味の中に、ドライフルーツを彷彿とさせるエキゾチックなアロマが漂う、芳醇でボリュームのある1杯。パッケージは、高貴な印象のエメラルドグリーンのパッケージが美しく、飲み終わった後も飾りたくなるようなデザインです。
♪ペアリングミュージック
Mime「エメラルドグリーンの揺らめき」
クールな歌声とシンセサイザーの音が煌めく、Mimeの「エメラルドグリーンの揺らめき」。タイトルを見て真っ先に「シメイグリーン」が思い浮かびましたが、ペアリングの意図は"エメラルドグリーン"だけではありません。
グラスを傾けるたび、黄金色の液体からベルガモットやハーブの香りがゆらりと立ちのぼり、鼻先をかすめて静かに消えていく。そんなビールの移ろいが、歌詞に描かれたエメラルドグリーンの揺らめきに重なりました。
ビールも音楽も、ゆらゆらと感覚の中に溶け込み、気づけば心まで穏やかに満たしてくれる。
そんな飲む揺らめきと、聴く揺らめきを、心ゆくまで楽しんでください。
『シメイグリーン』
- 〇ビアスタイル:トラピスト
- 〇アルコール度数:10.0%
- 〇URL:https://www.mbrg.co.jp/products/chimay/
- 〇醸造所:スクールモン修道院
自分で作る!セントパトリックデー定番の緑ビール

最後は、自分で作ることができる「緑ビール」を紹介します。
皆さんは、「セントパトリックデー」を知っていますか?それは、アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの命日である3月17日に祝われる祭日で、テーマカラーの「緑色」を身につけ、パレードやイベントを楽しむ世界的なお祭り。
なんと身につけるだけでなく「緑ビール」も定番として親しまれているそうで、3月17日にはアイリッシュパブなどで提供されるのだとか。
・ブルーキュラソー 30ml
・レモン汁 適量(小さじ1程度)

作り方も簡単。「ブルーキュラソー」をグラスに入れ、分量のビールを注ぐだけ。
ブルーキュラソー自体甘みがあるので、量は好みの甘さで調整してください。

しっかり混ぜると、ご覧の通り!
ビールは、ブルーキュラソーの甘さに合うビールならお好みでなんでも良さそうですが、青色と黄色を混ぜると「緑」になるため、黄色(黄金色)のビールであることも必須条件になりそう。
ぜひ好みのビールで試してみてくださいね!


お酒は二十歳になってから。
