News 【完全ガイド】三重・伊勢志摩で駅直結のクラフトビール体験!志摩醸造タップルームに行ってきた<前編>

2026/05/06

sposored by 志摩醸造

やわらかな海風と、旅のはじまりのわくわくが交差する場所、伊勢志摩。

豊かな海と自然が広がる場所です。
(C)”Visit ISESHIMA” Bureau
そんな観光地の玄関口・近鉄鵜方駅に、ふらりと立ち寄れるクラフトビールスポットがあります。

改札を出て1階へ降りてすぐ、ガラス越しに見えるのは、実際にビールがつくられている醸造所と、無人でビールが注げるタップルーム。

ここでは、“この土地でつくられた一杯”を、その場で気軽に味わうことができる「志摩醸造」があります。


本記事は前編・後編の2本立て。ビール好きや旅好きならきっと心くすぐられる、志摩醸造の魅力をたっぷりとお届けします。

前編では、タップルームのたのしみ方やビールのこだわりを余すことなくご紹介。そして後編では、醸造長・中西さんのビールづくりへの熱い想いや、訪れたらぜひ体験したい“ビール列車“の魅力にもぐっと迫ります。

ぜひ最後までご覧ください!

お知らせ】志摩醸造×ビール女子コラボ!クラフトビール列車、7/25(土)運行決定


「志摩醸造」と「ビール女子」のコラボレーションによる「クラフトビール列車」を運行します!開催日は、2026年7月25日(土)を予定。近鉄の観光列車を貸し切り、「近鉄伊勢市駅」から、志摩醸造のタップルームの最寄である「近鉄鵜方駅」までの区間を、志摩醸造のビールとともに旅する特別企画です。なんと、志摩醸造のビールが飲み放題!車内の装飾やヘッドマークもこのイベントだけのオリジナル仕様になります。この夏、志摩醸造のビールと一緒に、列車の旅を楽しみませんか?

イベントの詳細・申込方法については、「志摩醸造」のInstagram公式アカウント(@shimabrewery)や「ビール女子」のサイト内にて順次お知らせしていきます。 ぜひフォローしてお待ちください。続報をお楽しみに!


鉄道会社が手がけるクラフトビール醸造所「志摩醸造」とは?


2025年、伊勢志摩に誕生した、新たなクラフトビールの拠点「志摩醸造」。運営するのは、近鉄グループのリテーリング事業を担う、株式会社近鉄リテーリング。近鉄奈良駅を拠点とする「大和醸造」に続くグループ第二の醸造拠点です。

「志摩醸造」は、2025年1月に醸造免許を取得。同年2月から醸造をスタートし、3月には、醸造所併設のタップルームもオープンしました。


現在のメインメンバーは4人。ディレクターの藤原慶史(よしふみ)さん、ヘッドブルワーの中西正和さん、ブルワーの木村敦史さん、そしてセールスの木岡重人さん。今回は、藤原さんと中西さんにインタビューを行いました。

「伊勢志摩は、近鉄グループにとって切っても切れない観光地。この地でしか飲めないビールの目的地になれれば」と話すのは、藤原さん。

奈良・大和醸造で「奈良に来れば大和醸造のビールが飲める」という文化を育んできたように、「志摩に来れば志摩醸造のビールが飲める」というような目的地となるブルワリーを目指しています。

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駅直結!醸造所併設タップルームを訪れてみた!


近鉄名古屋駅から特急で約2時間。「近鉄鵜方駅」の1階部分に、「志摩醸造」はあります。

近鉄鵜方駅は、志摩スペイン村や、真珠の養殖で有名な賢島(かしこじま)が近くにあったりと、観光地へのアクセスにも便利な駅です。
志摩スペイン村
改札を出て1階に降りると目に飛び込んでくるのが、「SHIMA BREWERY」という文字と志摩醸造のキャラクターであるタンク君のイラスト!


真ん中に立って、乾杯の様子を撮影できるフォトスポットです。

そして、階段をぐるりと回ると、ガラス張りのタップルームと醸造所が現れます。


タップルームや発酵タンク、缶詰ラインなどが一望できるオープンな空間。訪れた人にはビールが造られていく様子をリアルに体験できる場所です。

さっそく醸造所併設のタップルーム「志摩醸造 Craft Beer Stand SHIMAへ!


中に入ると、縦に長い店内で、右側には無人で注げるビアサーバー、左側には醸造タンクが並ぶ圧巻の景色が広がります。

店内は無人、キャッシュレス決済のみで、購入から受け取りまでセルフ形式。旅の始まりや途中にふらりと立ち寄って、クラフトビールの立ち飲みを楽しめるビアスポットです。

さっそく、ビールを頼んでみました!

簡単3ステップ!セルフで注がれる自動ビアサーバー

1. 券売機でQRコードを発行する

まずは、入口近くにある券売機の画面を操作して、お好きなビール、支払い方法を選択します。支払い後、画面右横から出てくるQRコードが印刷された紙を受け取ります。(※支払い方法はキャッシュレス決済のみ。クレジットカードや電子マネー、コード決済、交通系ICカードなどでお支払いしてください。)

2. カップをセットして、QRコードをかざす

選んだビールのサーバーにカップをセットし、右横のQR読み取り機へ、紙をかざします。


3. ビールが注がれるのを今か今かと待つ!


カップが斜めに傾きビールが注がれたかと思ったら、ふわっふわの泡がきれいに注がれていく様子は、人が注ぐ工程と同じ。おいしそうなビールが注がれていく様子をまじまじと見ることができるのも、無人サーバーのよいところ!

きれいに注がれたら、タンクを眺めながら味わうもよし。旅行のお供にテイクアウトするもよし。ちなみに、テイクアウト用に蓋が常備されているのもうれしい。


実際、特急電車の発車前に購入して、テイクアウトカップの蓋をもらって電車に乗り込むお客様もいれば、滞在時間2〜3分でサッと購入していくお客さんもいるそう。

タップルームで販売されているのはビールのみですが、フードの持ち込みは自由。ちょっとおつまみも一緒にたのしみたいよという人は、ぜひ志摩のフードと一緒にたのしんでみてください。

また、近鉄鵜方駅構内のコンビニでも缶ビールの販売はされていますが、いずれタップルームでも缶販売を行う予定だとか。ファミリーマートのラインナップと違うものを販売したいとのことなので、ぜひSNS等で動向をチェックしてみてください!

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飲みやすさにこだわった、3種類の定番ビール


志摩醸造では、定番3種と季節限定ビールを展開しています。味わいのコンセプトとして共通するのは、ドリンカビリティ(飲みやすさ)」へのこだわりです。

「2杯目、3杯目とおかわりしてもらえるビール」を目指し、クラフトビールをまだあまり飲んだことのない方からクラフトビール好きまでたのしめる味わいに仕上げています。

志摩醸造を代表する定番ビールは、全部で3種類。

GOLDEN ALE(ゴールデンエール)


「アビィ酵母」を採用し、修道院ビールの製法でつくった一杯。氷砂糖を加えることで酵母が糖分を徹底的に食べきり、残糖を抑えたキレのよいドライな飲み口が特徴です。

鼻にふわっと抜けるベルジャン感のある爽やかな香りが心地よい。ファミリーマートでも1番人気のビールです。

醸造長・中西さん

とにかく飲みやすくて癖がないのが特徴です。アビィ酵母のベルジャンっぽいニュアンスが少しありますが、熟成すれば丸くなるので、タイミングによって変化も楽しめます



COLD IPA(コールドIPA)

志摩醸造のフラッグシップ。志摩産のお米(コシヒカリ)を使用したライスIPAスタイル。ラガー酵母を使いながら高温発酵させる「コールドIPA」という比較的新しいスタイルで醸造されています。

白ぶどうのようなフレイバーが口いっぱいに広がり、口当たりはすっきり。ホップに含まれる成分「コフムロン」が低いホップを採用することで、後引きしない飲みやすい苦みが特徴。

醸造長・中西さん

苦みは3種のなかで1番強いんですが、後に残らずすーっと引いていくのでとにかく飲みやすい。白ブドウみたいな香りが出るようにホップを合わせています。


PALE LAGER(ペールラガー)

英虞湾(あごわん)の夕日をイメージしてやや色を濃くしたラガービール。柑橘系ホップのみを使用し、ほろ苦さとモルトのカラメルの甘みのバランスが絶妙です。

ホップ由来の柑橘香を感じ、モルティで苦みもガツンと感じますが、すっと抜けていくのでもう一口、あと一口と飲みたくなるクセになる味わい。

醸造長・中西さん

とにかく柑橘に寄せています。ほろ苦さとモルトの甘みのバランスを取っているので、すごくど真ん中。中華でもそば屋でも、食事に合わせていくようなローカルなビールが定番であってほしいです。

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何に出会えるかは、そのときのお楽しみ!限定ビール


定番ビール以外にも、地元・三重の素材を使った季節限定のビールを展開しています。限定ビールが飲めるのは、醸造所併設のタップルームか、オンラインショップのみ(2026年4月現在)。

この日、編集部は2種類の限定ビールをいただきました。

しらぬひエール

三重県産の「不知火(しらぬい)」という柑橘を使用。中西さんが三重県多気町の農家さんから長年直接仕入れている柑橘を使用しています。

ベースをあえてクセのない設計にしておき、しらぬひを自家加工して漬け込むことで果実の香りをダイレクトに表現。飲んだ瞬間、いや、鼻を近づけた瞬間から「しらぬい!」とわかるほどの果実感があり、編集部一同、言葉を失うほど驚きました!

醸造長・中西さん

イベントで飲んでいただいたお客さんに『私、愛媛出身でみかんにはうるさいんですけど、ほんとにその匂いがします!』って言ってもらえて。しっかりしらぬいでしょ、ってくらい前面に出てます。


炭焼珈琲 Mild Ale

愛知県の焙煎所「共和コーヒー」が備長炭で焙煎した豆を使用したコーヒーエール。炭火特有の高温焙煎により、深みのある香りと酸味の少ない風味が特徴で、通常のガス釜では出せない個性があります。

ベースはアルコール度数3.5%のイギリス式マイルドエールで、ビールの風味よりもコーヒーの香ばしさが際立つ飲み心地。炭焼き焙煎香が心地よく、コーヒーのような苦みが口いっぱいに広がり、目を閉じたら、「あれ、コーヒー?ビール?」と、どちらかわからないほどのコーヒー感。コーヒー好きな方にもぜひ試してほしい一本です。

醸造長・中西さん

コーヒー好きでビール苦手な人でも意外と飲めちゃうし、キャンプのときとかにもいいかなって思っていて。3.5%なので、朝から飲んでもよさそうです

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ブルワー歴29年!醸造長・中西さんが志摩醸造でビールをつくるまで


志摩醸造のビールを語るうえで欠かせないのが、ヘッドブルワーの中西さん。三重県出身・地元育ちの職人肌ブルワーです。

小さい頃から理科の実験など、“変化していく過程”が好きだったこともあり、工業高校の工業化学科へ進学。卒業後は、伊勢の市役所へ就職し3年間の公務員生活を経たタイミングで、転機が訪れます。

それは、地元・伊勢で1575年(天正年間)から続く二軒茶屋餅角屋が、“地ビール”の醸造をはじめると知ったこと。醸造所の開業準備をしており、求人に飛び込んだのがはじまりでした。


面接では化学式の問題を出されたそうで、それに回答することができて即採用。それから3ヶ月後に市役所を退職し、21歳で二軒茶屋餅角屋に入社。1997年の「伊勢角屋麦酒」開業当初からビールづくりに携わり、今もフラッグシップとしてある『伊勢角屋ペールエール』(=通称、伊勢ペ)の開発も行ったとか。

入社から数年後、23歳の若さにして、2代目醸造長に就任。現場を任された際に出した条件が、「つくりはすべて任せること」、「限定ビールをつくらせてほしいこと」の2つだったといいます。

当時はまだ、“限定ビール”ということば自体が珍しかったそうですが、他のブルワリーにならって限定ビールを次々と開発。精力的に技術を磨いていったそうです。

17年間、伊勢角屋麦酒でビールをつくった後、名古屋のY.MARKET BREWINGへ。その後10年半、柳橋工場の工場長としてビールづくり一筋で務めます。


志摩醸造との縁も偶然だったそう。

たまたま、奈良の大和醸造のビールを奥様と飲む機会があり、「おいしい」という印象を持っていたところ、さまざまなビールを通じたご縁により、志摩醸造への参画が決まったそうです。

中西さん僕は、伊勢角に入ったときからずっと、現場主義なんです。 現場でつくり続けられることが一番で、とにかくビールをつくっていたいんです。志摩醸造だったら好きなものがつくれるし、地元の素材を積極的に使ったビールをつくっていいということで、ぜひにと志摩醸造に来ました」


志摩醸造のビール、どこで買える? 販売場所一覧


志摩醸造のビールは、醸造所併設タップルームや公式オンラインショップをはじめ、直営店「YamatoCraftBeerTable」、東海地方のファミリーマート、特急車内などで購入することができます。

<販売場所 一覧> ※2026年4月現在
■公式オンラインショップ
志摩醸造Online Shop
※公式Instagram:@shimabrewery

■YamatoCraftBeerTable
・近鉄奈良駅前店
・大和西大寺駅店
・奈良三条通店
※公式Instagram:@yamatocraftbeertable

■ファミリーマート
・近鉄名古屋駅1番ホーム前店
・近鉄名古屋地下改札内中央店
・近鉄桑名駅改札外橋上店
・近鉄四日市駅改札内店
・近鉄津駅ホーム店
・近鉄津駅改札内橋上店
・近鉄松阪駅改札内橋上店
・近鉄伊勢市駅4番ホーム店
・近鉄宇治山田駅改札外店
・近鉄鳥羽駅改札外橋上店
・近鉄鵜方駅改札外橋上店
・近鉄賢島駅改札外店

■その他
・カモメテラス鳥羽
・賢島サミエール
・賢島グリーンアドベンチャー内オンド
・名阪関ドライブイン
・朝熊山頂売店
・ドライブイン鳥羽
・志摩スペイン村 アスタラビスタ
・ホテル志摩スペイン村
・鳥羽シーサイドホテル
・賢島宝生苑
・賢島カンツリークラブ
・その他全国のビアバー

■特急車内
・しまかぜ
・あをによし
・青の交響曲




駅を降りてすぐ、旅の途中でも、帰り際でも立ち寄れる志摩醸造。

「ここでしか飲めない一杯」を気軽にたのしめるこの場所は、伊勢志摩を訪れる理由のひとつになっていきそうです。

まずは1杯、ふらっと。そんな軽やかな気持ちで、志摩の空気とともに味わってみてはいかがでしょうか。

後編では、醸造長・中西さんのビールづくりへのこだわりや、志摩醸造を訪れるならぜひ体験してほしい「ビール列車」についても深掘りしていきます!

 Craft Beer Stand SHIMA

〇住所:〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方1670-2 近鉄鵜方駅1階(Googleマップ
〇営業時間:不定期 ※Instagramをご確認ください
〇最寄駅:近鉄志摩線 鵜方駅直結
〇HP:https://brewery-kintetsu.com/shima-brewery/
〇Instagram:https://www.instagram.com/shimabrewery/

お知らせ】志摩醸造×ビール女子コラボ!クラフトビール列車、7/25(土)運行決定


「志摩醸造」と「ビール女子」のコラボレーションによる「クラフトビール列車」を運行します!開催日は、2026年7月25日(土)を予定。近鉄の観光列車を貸し切り、「近鉄伊勢市駅」から、志摩醸造のタップルームの最寄である「近鉄鵜方駅」までの区間を、志摩醸造のビールとともに旅する特別企画です。なんと、志摩醸造のビールが飲み放題!車内の装飾やヘッドマークもこのイベントだけのオリジナル仕様になります。この夏、志摩醸造のビールと一緒に、列車の旅を楽しみませんか?

イベントの詳細・申込方法については、「志摩醸造」のInstagram公式アカウント(@shimabrewery)や「ビール女子」のサイト内にて順次お知らせしていきます。 ぜひフォローしてお待ちください。続報をお楽しみに!

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山吹彩野 編集・ライター

好きなビアスタイルはサワー。犬が好き。

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