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Column 雨の日がちょっとたのしくなる。梅雨に飲みたいビール4選

2026/06/22


雨の日が続く、梅雨の季節。

外に出るのが少しおっくうになったり、じめじめした空気に気分まで重たくなったり。そんな日こそ、家でゆっくりグラスを傾ける時間が、いつもより特別に感じられるかもしれません。

今回紹介するのは、雨の日に飲みたくなる4本のビール。

雨音に寄り添うようなやさしい味わいの一杯から、梅雨の空気を軽やかにしてくれる爽やかな一杯、ラベルまで雨の日にぴったりな一本まで。

しとしと降る雨を眺めながら、今夜はお気に入りのビールと一緒に、梅雨の時間を少しだけ楽しんでみませんか。


1. 雨音にほどける、食卓に寄り添うビールの余韻


蔵ケルシュ』(國乃長ビール)


大阪・高槻で酒造りを続ける壽酒造が手がける「國乃長ビール」。國乃長が目指しているのは、料理を引き立たせ、食卓に華を添える“食中酒”。日本酒だけでなく、自由な発想で造られるビールでも、食の時間を豊かにする一杯を届けています。

蔵ケルシュ』は、ドイツ・ケルン地方で醸造されている伝統的なビール「ケルシュ」を参考に、日本の食事に合うよう工夫して造られたビール。厳選したノーブルホップによる穏やかでハーバルな香りと、大麦麦芽100%による心地よいモルティさが特徴です。すっきりとした味わいで、ほどよくキレのある仕上がりです。

さらに、國乃長の顔として親しまれているのが、ラベルにも描かれる“カエル”。國乃長の酒造りを支えているのは、阿武山山系の伏流水から湧き出る上質な井戸水。蔵では「蛙が住むところには綺麗な水がある」とし、このカエルを綺麗な井戸水の象徴のように紹介しています。

雨の日にひょっこり顔を出すカエルのように、梅雨の食卓にそっと寄り添ってくれる一本。
じめじめした季節でも、軽やかな香りとすっきりした飲み口が、夜の一杯を心地よく整えてくれそうです。

 『國乃長ビール 蔵ケルシュ』



2. 雨の日の心に、そっと寄り添うペールエール


雨ニモマケズ、風ニモマケズ』(三陸ブルーイング・カンパニー)


岩手県大船渡市の「三陸ブルーイング・カンパニー」から、新たなセカンドライン第一弾として登場したペールエール雨ニモマケズ、風ニモマケズ』。

商品名は、宮沢賢治が手帳に書き残した「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」という言葉に着想を得たもの。自然の脅威と豊かな恵みが隣り合わせにある三陸沿岸の風土と、そこで前を向いて暮らす人々の姿に、その言葉を重ねてつくられました。

味わいは、穏やかな柑橘の香りとやさしい苦み、ほんのりとしたモルトの余韻が調和した、飲み飽きしないペールエール。派手さはなくとも、日々の暮らしにそっと寄り添うような一杯を目指しているのだそうです。

しとしとと雨が降る日も、風が強くて外に出るのをためらう日も。

グラスに注げば、三陸の自然や、そこに暮らす人々のたくましさがふっと浮かんでくるよう。梅雨の重たい空気の中で、気持ちを少し前向きにしてくれるビールです。

 『雨ニモマケズ、風ニモマケズ』



3. 雨の日に手に取りたくなる、赤い傘のラベル


あきたこまちIPL』(秋田あくらビール)
写真左「あきたこまちIPL」
秋田県秋田市でビールを造る「秋田あくらビール」。その名前は、日本酒の醸造所だった蔵を改修してブルワリーを始めたことと、日本酒を仕込む水のラテン語「アクア」に由来しています。

定番ビールのひとつ『あきたこまちIPL』は、秋田市柴田農園産のあきたこまち米と、秋田県横手産の「IBUKIホップ」を使用したインディアペールラガー。ホップのドライな苦みとフルーティーなアロマのバランスが特徴で、口当たりはやわらかく爽やか。麦の香りもしっかりと感じられる、飲みごたえのある一杯。ごはんとのペアリングもおすすめです。

そして梅雨の時期に注目したいのが、ラベルに描かれた“赤い傘”。「水=雨=傘」という発想から赤い傘をモチーフにしたもの。『あきたこまちIPL』には、しとしとと降る雨の中に佇む人の姿が描かれています。

雨が続く日は、気分も少し沈みがち。でも、こんなラベルのビールを冷蔵庫から取り出せば、雨の日の夜も少しだけ特別に感じられそうです。

 『あきたこまちIPL』

  • 〇ビアスタイル:IPL(インディア・ペール・ラガー)
    〇アルコール度数:5.5%
    〇使用原料の特徴:あきたこまち米、秋田県横手産IBUKIホップ
    〇公式HP:https://www.aqula.co.jp/product/akitakomachi-ipl
    〇製造者:秋田あくらビール


4. 雨上がりに飲みたい、カエル印の軽やかセゾン


僕ビール君ビール』(ヤッホーブルーイング)


ヤッホーブルーイング」が手がける『僕ビール君ビール』は、レモンやマスカット、ハーブを思わせる軽快な香りと、スッと抜ける爽やかな苦みが特徴のビール。アルコール度数は4.5%と軽やかで、食事の時間はもちろん、気分をリフレッシュしたいときにも寄り添ってくれる一杯です。

ビアスタイルは「セゾン」。ベルギー南部で昔から飲まれていたスタイルで、もともとは夏の農作業の合間にのどを潤すためにつくられていたのだそう。『僕ビール君ビール』では、その“リフレッシュ”の要素を現代的にアレンジし、若い果実を思わせる爽やかな香り、はじけるような酸味、後に残らないキリッとした飲み口に仕上げられています。

梅雨の時期に手に取りたくなる理由は味わいだけでなく、パッケージに描かれた“かえるくん”の存在。

『僕ビール君ビール』のカエルは、「自分にフィットする、少し個性的なモノゴトを選びたい」という若い世代の価値観を表現したキャラクター。ちょっと個性的で、マイペースで、センスのいい友だちのような存在として描かれています。

雨が続く日も、湿気で少し気分が重たい日も。冷蔵庫からこの一本を取り出せば、カエルがひょっこり顔を出す雨上がりのように、心まで少し軽くなりそう。

グラスに注いで、香りと爽快な飲み口を楽しむなら、少し冷たい7度ほどがおすすめです。

 『僕ビール君ビール』


一緒に聴きたい音楽は?



“雨”ペトロールズ

雨の日のビール時間に合わせたいのが、ペトロールズの『雨』。

しっとりしているのに重たすぎず、どこか都会的で、静かに気持ちをほどいてくれるような一曲です。

ビール片手に窓の外の雨が地面を濡らしていくのを眺めたら、じめじめした梅雨の時間も少しだけ心地よいものに変わりそう。

ビールの香りや余韻をゆっくり味わいたい夜に、そっと寄り添ってくれます。

雨の日もお気に入りのビールと


雨が続くと、外に出るのが少しおっくうになったり、気分までじめっとしてしまうことも。

でも、そんな季節だからこそ、雨音を聞きながらゆっくりビールを飲む時間は、いつもより少し特別に感じられるかもしれません。

しっとり味わいたい夜も、爽やかに気分を変えたい日も。お気に入りの一本と音楽をそばに、梅雨の夜を自分らしく楽しんでみてください。


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