Bar 日比谷の高架下にキリンシティ新業態「ソソギタテ」が誕生!同じ「一番搾り」が注ぎ方でこんなに変わる

2026/08/06


仕事を終えた帰り道。まっすぐ家に帰るには少し惜しいけれど、大勢でにぎやかに飲みたいわけでもない。そんな夜に、ふらりと立ち寄っておいしいビールを一杯。

2026年8月7日(金)、東京・日比谷の高架下施設「日比谷OKUROJI」に、キリンシティの新業態「ビールと燻製小皿 ソソギタテ」がオープンします。

注目は、同じ「キリン一番搾り生ビール」を異なる注ぎ方とグラスでたのしむ、3種類のビール。そこに、香り豊かな燻製の小皿料理を少しずつ合わせます。

“注ぎたて”の一瞬にこだわった新しいビール体験とは、どのようなものなのでしょうか。ひと足先にお店を訪れました。


高架下に広がる「大人の寄り道」


「ソソギタテ 日比谷OKUROJI店」があるのは、JR有楽町駅と新橋駅を結ぶ高架下。


赤レンガとアーチが連なる「日比谷OKUROJI」の一角です。


運営するのは、1983年の創業以来、ビールの「3回注ぎ」をはじめとする提供技術を磨いてきたキリンシティ株式会社。

食事とともにじっくり過ごすビアレストラン「キリンシティ」に対し、「ソソギタテ」が目指すのは、仕事帰りや外出の途中に気軽に立ち寄れる場所。

「まっすぐ帰るほどではないけれど、騒ぎたいわけでもない」という日に、一日の気分をやさしく整えてくれ、ふらりと立ち寄れる“大人の寄り道”の場を提案します。


ちなみに、店名には、ビールがもっともおいしく感じられる「注ぎたて」の瞬間をたのしんでほしいという思いが込められています。

ビールはグラスに注がれた瞬間から、香りも泡も温度も少しずつ変化していくもの。その二度と戻らない一瞬を味わってほしいという想いでつけられました。


店内は58席。無垢の木や薪を思わせるあたたかな素材が取り入れられ、高架下ならではの包み込まれるような落ち着きを感じます。


テーブル席のほか、一人でも利用しやすいカウンター席や、店の外で気軽に一杯をたのしめるスタンド6席も用意されています。

同じビールを“3種類のグラス”で飲み比べ


「ソソギタテ」の大きな特徴は、グラスの形状や注ぎ方の違いによるビールの味わいの変化に着目して、その特徴を引き出して提供すること。

日本酒が、器によって香りや口当たりの印象を変えるように、ビールもグラスの形や液体が口に入る量、舌に当たる位置によって感じ方が変わります。

「ソソギタテ」は、この発想をビールに応用しています。

看板商品は、『キリン一番搾り生ビール』を3通りに注ぎ分けた「Totonoi」「Ajiwai」「Soukai」各650円(税込)です。使用するビールは同じですが、並べて飲むと、それぞれにまったく異なる表情が感じられます。

泡とビールがひとつになる「Totonoi」


最初に味わいたいのが、薄はりタンブラーで飲み口の開いたグラスに注がれる「Totonoi(トトノイ)」。


ドイツから取り寄せた専用タップを使い、注ぐ過程で生まれる粗い泡をあえてあふれさせ、きめ細かな泡だけをグラスに残します。

開口型の薄はりタンブラーでいただくと、泡の水分量が多く、舌の中央部分にビールが当たる特徴があります。

一口いただくと、すっと口に流れ込んできて、ビールの冷たさや味わいや香りがダイレクトに伝わってきます。

まろやかな泡とビールが口全体に広がります。一番搾りの麦の甘みと苦みや香りが広がって、バランスの良さを感じます。

華やかに主張するというより、じんわりと体になじんでいくような一杯。名前の通り、駆けつけ一杯など、まずは飲みたい気持ちを「ととのえたい」ときに選びたくなります。


もっちり泡から麦の甘みが広がる「Ajiwai」


続いては、一番搾りタンブラーで提供される「Ajiwai(アジワイ)」。


ビールを縁にそわせて注いだあと、液体を勢いよく衝突させることで、もっちりとした泡をつくります。同時に余分な炭酸がほどよく抜け、口当たりはまろやかに。

一番搾りタンブラーは、ややすぼまったグラスで、もっちりとした泡とグラスの形状で流速は細くなり、ビールが舌先に当たる構造です。

一番搾りタンブラーを傾けると、もっちり泡のあとにゆっくりとビールが流れ込んできて、麦の甘みを前面に感じます。「Totonoi」と比べて苦みをほとんど感じず、とてもマイルド。

同じ一番搾りのはずなのに、「こんなに甘みがあったのか」と感じます。こちらはじっくりと味わいたくなる一杯です。


冷たさと炭酸を喉でたのしむ「Soukai」


暑い日や爽快感を求めるときにぴったりなのが、一番搾りジョッキに注ぐ「Soukai(ソウカイ)」。


専用のジョッキクーラーでしっかり冷やした厚手のジョッキを使い、なるべく角度をつけずにゆっくりとグラスにそわせて注ぎ、液体と泡がなるべく干渉しないようにグラス側面で泡づけをすることで炭酸感を残しています。

一番搾りジョッキの特徴は、厚みがあり取っ手があること。また、飲むときには大きく傾けて飲むため、舌の奥に液があたり、爽快感や苦みを感じるのも特徴です。

まず、キンキンなジョッキが、暑い日にぴったり。ジョッキを大きく傾けて飲むと、冷たいビールが勢いよく喉の奥へ。キレや刺激、苦みがダイレクトに感じられ、「まずはビールで乾杯!」という気分にさせてくれます。


ビールは「キリン一番搾り生ビール」のほかに、『キリン一番搾り〈黒生〉』でも提供されます。

このシンプルなメニューだからこそ、グラスの違いや注ぎ方の違いがよりわかるはず。

泡のなめらかさをたのしむ「Totonoi」、甘みとコクを味わう「Ajiwai」、冷たさと炭酸を喉でたのしむ「Soukai」。ぜひ3つを飲み比べて、違いをたのしんでみてください。


「良いものを、少しずつ」たのしむ一品


ビールに合わせる料理の主役は、豊かな香りが食欲を誘う燻製をはじめとした一品です。

フードコンセプトは、「良いものを、少しずつ」。大皿を全員で取り分けるのではなく、「私はこれを食べてみたい」「次はこのビールと合わせたい」と、一人ひとりが自分のペースで選べる小皿料理を中心にそろえています。


うずら、サーモン、レバーという個性の異なる3種類を、少しずつ味わえる「冷燻3種盛り合わせ」990円(税込)は、同じ燻製でも、素材によって香りのまとい方や余韻はさまざま。ひと口ごとにビールとの相性を試せる盛り合わせです。


目の前で仕上がる演出もたのしいのが、「イブシタテ!ローストビーフ」880円(税込)。ローストビーフを覆うドームを開けると、中に閉じ込められていた燻煙がふわり。料理が届いた瞬間から、テーブルの周りが香ばしい香りに包まれます。写真映えもする一品。


旨みがじゅわっと広がり、玉ねぎやにんにくの香ばしいアクセントになった「牛ハラミステーキ香味野菜ソース」1,200円(税込)や、ジューシーな手羽をスモークで仕上げた「燻し手羽」540円(税込)、最後の一杯にも合わせたい、甘味と塩気のある燻製餡のどら焼き「小岩井レーズンバターどら焼き」690円(税込)など、バラエティに富んだメニューの数々。

そのどれもが素材の良さを引き立てていて、ビールに合う。小皿でも、一つひとつ丁寧に味わいを重ねていることが感じられます。

自分のペースでたのしめる、新しいビールのよりどころ

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店内ではモバイルオーダーを採用。

メニューに表示される動画から、ビールがどのように注がれているかを確認できるため、注ぎ方の違いや味わいの特徴を知ってから注文できます。

フルセルフレジや配膳ロボットなども取り入れながら、スタッフによる説明とデジタルのわかりやすさを組み合わせていて、気軽に立ち寄りたい方にもぴったり。

一人または数人で、ビールや料理とじっくり向き合うのが似合うお店。

一人で気持ちを切り替える一杯にも、気心の知れた人との寄り道にも寄り添ってくれそうです。


普段何気なく飲んでいるビールも、注ぎ方やグラスが変われば、甘みが際立ったり、口当たりがまろやかになったり、爽快感が強くなったり。

その違いを体験したあとには、自分の「好きなビール」が少しだけ具体的に見えてくるかもしれません。

日比谷や銀座での買い物帰り、映画を観たあと、仕事を終えた夜。まっすぐ帰る前に少しだけ寄り道して、“ソソギタテ”の一瞬を味わってみてはいかがでしょうか。

 ビールと燻製小皿 ソソギタテ 日比谷OKUROJI店

〇オープン日:2026年8月7日(金)
〇住所:東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI H-2
〇アクセス:

JR有楽町駅 日比谷口 徒歩6分
JR新橋駅 日比谷口 徒歩6分
東京メトロ 銀座駅 徒歩6分
東京メトロ 日比谷駅 徒歩6分
都営地下鉄内幸町駅 徒歩5分
〇営業時間:
月〜土曜日 11:30〜23:00
日曜・祝日 12:00〜22:00
※ラストオーダーは閉店30分前
※オープンから15:00まではランチメニューを提供
〇席数:店内58席(カウンター8席を含む)、店外スタンド6席

〇HP:https://sosogitate.kirincity.co.jp/

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山吹彩野 編集・ライター

好きなビアスタイルはサワー。犬が好き。

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