sponsored by 反射炉ビヤ

静岡県伊豆の国市にある、韮山反射炉。
江戸時代末期の歴史を今に伝えるその場所にこの日響いていたのは、サンバのリズムでした。
カラフルな衣装をまとったダンサーたちが踊り、すぐそばではよく冷えた反射炉ビヤが注がれ、芝生の上では大人も子どもも笑みをこぼしているーー。
そんな、さまざまな歴史とカルチャーが交差したイベントが、2026年9月26日(土)、世界遺産・韮山反射炉前広場で開催された「世界遺産が踊りだす!CROSS & FUSION ~ Craft Beer Samba Carnival ~」です。
掲げられた3つのテーマは、「世界遺産×クラフトビール×サンバ」。
最初は少し唐突にも思えた組み合わせでしたが、一日を過ごしてみると、むしろこの場所だからこそ生まれたもののように思えてきました。
歴史ある場所で、新しい文化が生まれる“FUSION=融合”を体験してきました!
もくじ
・世界遺産×クラフトビール×サンバ。「CROSS & FUSION」とは?・「交わる」ことから生まれたイベント
・「CROSS & FUSION」に行ってきた!
・まずは世界遺産・韮山反射炉を見学!
・世界遺産の前ではじまったサンバ!
・ビール片手に、思い思いの時間
・歴史ある場所から、新しい文化が生まれる。
世界遺産×クラフトビール×サンバ。「CROSS & FUSION」とは?
「世界遺産が踊りだす!CROSS & FUSION ~ Craft Beer Samba Carnival ~」を企画したのは、韮山反射炉のとなりでクラフトビールを造る、株式会社蔵屋鳴沢「反射炉ビヤ」。
1997年の創業以来、「ビールを通じて伊豆の魅力を発信する」ことを大切にしてきたブルワリーです。
今回のイベントの名前にある「CROSS」は交差、「FUSION」は融合。「クラフトビールの力で韮山反射炉に新しい人の流れを生み出したい」という思いが込められています。
「交わる」ことから生まれたイベント
では、なぜ「サンバ」だったのでしょうか。
実は、サンバと韮山反射炉には、意外な共通点があります。
サンバは、アフリカ由来のリズムやポルトガル由来の文化など、異なるものがブラジルで出会い、混ざり合うことで生まれた文化。
一方の韮山反射炉も、幕末に西洋から伝わった製鉄技術をそのまま取り入れたのではなく、日本の材料や知恵、職人たちの技術を掛け合わせて造られました。
つまり、どちらも「異なるものが出会い、混ざり合うことで、新しいものが生まれた」存在なのです。
世界遺産、サンバ、そしてクラフトビール。
一見まったく異なるもの同士を掛け合わせ、そこから新しい文化や人の流れを生み出したい。そんな思いを込めて、「CROSS & FUSION」は開催されました。
「CROSS & FUSION」に行ってきた!
イベント当日は、伊豆長岡駅と会場を結ぶシャトルバスも30分間隔で運行され、公共交通機関でもアクセスできるようになっていました。
バスに揺られながら街並みを眺めていると、約5分ほどで会場に到着!会場となったのは、静岡県伊豆の国市にある「韮山反射炉前芝生広場」です。世界遺産の韮山反射炉が、どどーんと目の前にそびえているのを眺めることができます。
出店は反射炉ビヤをはじめ、ソーセージやホットドッグを販売する「Ham House Grimm」、地元・韮山産のトマトを扱う「伊豆の国トマトマルシェ」、ピッツァやパニーニ、生ハムを楽しめる「L'OASI(ロアジ)」や、おつまみなどを販売する「スーパーカドイケ」、台湾まぜそばの「池めん」など。
さらに、反射炉ビヤとコラボビールを造った「熱川バナナワニ園」のグッズ販売や、「韮山反射炉を愛する会」によるパンフレット配布などもあり、ビールだけでなく伊豆の食や文化に触れられるラインナップです。
まずは世界遺産・韮山反射炉を見学!
せっかく世界遺産・韮山反射炉まで来たからには間近で見たい!ということで、ステージがはじまる前に見学へ。
「韮山反射炉」は、2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。
反射炉とは、鉄を高温で溶かし、大砲などをつくるための施設。嘉永6年(1853)のペリー艦隊来航をきっかけに海防の必要性が高まり、韮山代官・江川英龍らが蘭書を読み解きながら建設を進め、1857年に完成しました。
名前にある「反射」は、炉の中で燃やした炎や熱を、アーチ状の天井に“反射”させて鉄に集中させる仕組みに由来しています。
近くで見ると、さまざまな色のレンガが積み重なっているのも印象的。幕末の人々が西洋の技術に日本の知恵や職人技を掛け合わせて造り上げたことを思うと、見え方も少し変わってきます。
今、令和を生きる私たちが幕末の海防や軍備の歴史を知るという意味でも、この場所を見学できてよかったと思うと同時に、いろいろと考えさせられるものがありました。
そして、この反射炉そのものが、西洋から伝わった技術と日本の知恵・職人技を“融合”して造られたもの。
このあと体験する「CROSS & FUSION」というイベントの意味を知ってから眺めると、なんだか見え方まで少し変わってくるように感じます。
世界遺産の前ではじまったサンバ!
韮山反射炉の見学を終えて芝生広場に戻り、反射炉ビヤへ。
反射炉ビヤブースでは、イベント限定ビールを含む16種類に加えて、ワイン用葡萄に付着する自然酵母で発酵させた限定のボトルビールなども用意されていました。
まずは、この日のために醸造された『CROSS & FUSION IPA』をいただきます!
スタイルは「Contemporary West Coast IPA」。West Coast IPAのクリアでキレのある飲み口と、HAZY IPAのジューシーなアロマ、それぞれの魅力を“FUSION”させた一杯です。
Citra、Mosaic、Galaxy、Riwakaの4種類のホップが使われています。
鼻を近づけると、まず感じるのは華やかなホップの香り。ひと口飲めば、IPAらしいしっかりとした飲みごたえがあります。それでいて重たさやくどさはなく、後味は軽快。
華やかな香りを追いかけるように、もうひと口、もうひと口と飲み進めたくなります。「IPAを飲んでいる!」という満足感がありながら、とにかく飲みやすい。まさに、この日の乾杯にぴったりの一杯です!
そうこうしているうちに、ステージ開始時刻に。舞台上には、反射炉ビヤ醸造長の山田さんが登壇。
山田さん「みなさん片手にビール、ソフトドリンクをお持ちください。今回のイベントを乾杯でスタートさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。それでは、『CROSS & FUSION』、サンバとクラフトビールの力で、伊豆の魅力をたのしんでいきましょう。乾杯!」
そしていよいよ、会場の空気が一気に変わる時間がやってきました。
サンバステージのスタートです!
鮮やかな衣装をまとった「Porto do Carapau(ポルト・ド・カラパウ)」のメンバーが登場すると、会場には軽快なリズムが響き渡ります。
その後ろにそびえるのは韮山反射炉。
“世界遺産の前でサンバ”。
文字だけを見るとかなり意外な光景ですが、実際にその場にいるとこれが驚くほどしっくりきます。
音楽に合わせて手拍子が生まれ、会場もどんどん賑やかに。

会場にやって来ていた熱川バナナワニ園の公式キャラクター・熱川ばにおくんも登場し、一緒にリズムにのっていたり。
さらに見るだけだったはずのお客さんがステージへ上がり、サンバチームと一緒になって踊る場面も!
踊る人。
それを見ながら笑顔になる人。
ビールを片手にリズムに乗る人。
ステージと客席の境目がだんだんなくなり、会場全体がひとつの大きなサンバ会場になっていきました。
“サンバには、初めて会った人同士をつなぎ、会場をひとつにする力がある”というのを目の当たりにしました。
ビール片手に、思い思いの時間
ステージが終わり次にいただいたのは『早雲 Fresh Hop』。
反射炉ビヤのフラッグシップであるアメリカンペールエールの『早雲』の限定版、「早雲 Fresh Hop」。長野県のサイダリー「Son of THE SMITH」が栽培したフレッシュホップのCascadeを収穫後すぐに使用した、反射炉ビヤ初のフレッシュホップビール。この時期だけしか飲むことのできない、特別限定ビールをいただきました。
鼻を近づけると、青々とした草やハーブを思わせる、みずみずしいホップの香り。
ひと口飲むと、フレッシュな香りがさらに広がり、そこへしっかりとした苦みが重なります。
青々とした“草感”がありながら、爽やかで心地いい。ホップが植物なのだということを改めて感じさせてくれる、香りと味わいのバランスも絶妙な一杯。
3杯目は、名前から気になってしまう『Izu Banana Pils』。
温泉熱を利用してバナナを栽培する「熱川バナナワニ園」と反射炉ビヤのコラボレーションビールで、青バナナを使ったピルスナーです。
鼻を近づけると、ふんわりとバナナ。飲んでみても口の中にバナナの香りが広がりますが、決して「バナナ!」と強く主張しすぎるわけではありません。
ピルスナーらしいホップの爽やかさや麦の味わいの中に、バナナのやさしい香りがすっと溶け込んでいます。
バナナなのに、バナナすぎない。その絶妙なバランスで、するすると飲めてしまいました。
また、出店店舗「L'OASI(ロアジ)」のピッツァフリットは、もちもちっとした生地にごろごろっとした具材がふんだんに入って食べ応え抜群!少し冷めてもおいしくいただける味わい。「Ham House Grimm」のぐるぐるソーセージも濃厚ジューシー!反射炉ビヤのビールとの相性もぴったりです。

ビアフェスのTシャツを着ているおふたりにお話を伺うと、ビアフェスで反射炉ビヤのビールを飲んでファンになり、今回初めて反射炉ビヤを訪れたそう。
すでに何杯か飲んでいて、サンバステージも含めてたのしまれていました。
さきほどサンバで会場を賑やかに彩ってくれた、カラパウのみなさんも!
他にも、地元の方や遠方から訪れた方、犬連れの方など、幅広い人たちがいらっしゃって、ビールをたのしんだり、フードを囲んだり、芝生に座ってステージを眺めたりと、それぞれ思い思いのときを過ごしています。
他にも、豪華景品があたる大抽選会や、青々とした芝生の上で聴くのにぴったりなボサノバ演奏など、ステージ演目も目白押し!
入口はそれぞれ違っていても、同じ芝生広場でビールを片手に同じ時を過ごしている。それ自体が、すでに「CROSS & FUSION」なのかもしれません。
歴史ある場所から、新しい文化が生まれる。
幕末、西洋から伝わった技術と日本の知恵が混ざり合うことで生まれた韮山反射炉。
さまざまな文化が交わりながら育ってきたサンバ。
そして、異なるスタイルの魅力を掛け合わせたビール「CROSS & FUSION IPA」。
振り返ってみると、このイベントには至るところに「CROSS」と「FUSION」がありました。
でも、この日いちばん大きく交わっていたのは、もしかすると人だったのかもしれません。
世界遺産を見に来た人、クラフトビールが好きな人、サンバを楽しみにしていた人、伊豆で暮らす人。
それぞれ違う目的で集まった人たちが、同じ場所で乾杯して、一緒に音楽を聴き、ときには一緒に踊る。
長い歴史を刻んできた世界遺産の前で、またひとつ新しい風景が生まれていました。
歴史あるものを、ただ昔のものとして残すのではなく、今を生きる人が集まる場所にしていく。クラフトビールには、そんな人と場所をつなぐ力もあるのかもしれません。
世界遺産を眺めながらビールを飲み、サンバのリズムに体を揺らす。 この日だけ生まれた、少し不思議で、とびきり陽気な景色。
次に「CROSS & FUSION」が開かれるときも、きっとまたこの場所で、グラスを片手にその輪の中へ飛び込みたくなるはずです。
また韮山反射炉の前で、みんなで乾杯できますように!
世界遺産が踊りだす!CROSS & FUSION ~ Craft Beer Samba Carnival ~
〇開催日時:2026年9月26日(土)11:00〜16:00
〇場所:韮山反射炉前芝生広場(静岡県伊豆の国市中)
〇主催:反射炉ビヤ
〇公式Instagram:https://www.instagram.com/cross_and_fusion/
