~ビールに合う世界のおつまみ アレンジレシピ Vol.16~ビタミンカラーのカラフルな野菜がお目見えしてくると自然と体が欲してくるのでは? 今回はイタリアンの「カポナータ」にスパイスで風味を加え、酸味もスパイスに合うようにレモンを使ってあるのでイタリアンなのにどこかアジアンな風味が。作り立てはスパイスのフレッシュな香りとレモンの酸味が活きてビールによく合いますし、味が馴染んだ次の日はパスタやほかほかのごはんにのせればまた違った美味しさでいただけます。
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カポナータ・クミン風味
材料
作り方
1
にんにくはみじん切り、セロリは包丁の腹でつぶしてからみじん切りにする。玉ねぎ、にんじん、パプリカは 1cm の角切りにする。ズッキーニは 1.5cm の輪切りにしてから 4 等分のいちょう切りにする。オリーブは粗みじん切り、ケーパーはみじん切りにする。
2
フライパンに多めのオリーブオイルを入れてなすをズッキーニと同様に切り、切ったそばから素揚げしていく。ズッキーニも素揚げしてバットにあげて油を切っておく。
3
別の深鍋にオリーブオイルとクミンシードを入れて火にかけ、クミンシードの周りに細かい泡が出て香りが立ってくるまで炒める。にんにくとセロリを入れて炒め、玉ねぎとにんじんも加えてしんなりするまで炒める。トマト缶のトマトをつぶしながらジュースと共に入れ、オリーブとケーパーも入れて一煮立ちさせる。砂糖、レモン汁、パプリカ、なすとズッキーニも入れて煮汁が少なくなりオイルがにじんでくるまで弱火で煮込む。塩で味を整える。
ポイント
※なすは切ってすぐに揚げることによりアク抜きを省くことができます。高温で揚げる事によってえぐみが甘みに変化するので水につける必要はありません。 ※野菜はその時に手に入るもので。なすは主役なので必ずいれてください。
ひとことコメント
よく混同されてしまうものにラタトゥイユがりますが、ラタトゥイユはフランスの夏野菜の煮込みのことです。カポナータとはイタリアのなすを主体にした野菜の煮込み料理のことで、甘みと酸味で甘酸っぱく味付けします。