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News 【 yucco のビールさんぽ】#1〜BRIDALにまつわるビールを作る旅〜

2016/09/04

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こんにちは。この春までビール女子で編集長をしていました、yuccoこと瀬尾裕樹子です。

ビール女子での執筆や編集からはしばらく離れていたのですが、この夏から連載の1コーナーをもたせていただくことになり、戻ってきました!

ビール女子を離れ、6月に自身で立ち上げた取り組みであり媒体でもある、BEERISTA.TOKYOのお仕事で地方に行く機会が増えてきたので、いつもとはちょっと違ったシチュエーションで飲むビアシーンやその地域ならではのお土産も含め、まさに“ビールさんぽ”をお伝えできればと思います。

そして!! 第一回はなんと、ビールづくりに出かける旅!

って、“さんぽ”じゃないじゃん!というツッコミはあると思いますが、記念すべき第一回だからゆるしていただくとして、実は今回のビールさんぽ、タイトルの通り、結婚とビールの歴史を遡るおさんぽでした。詳しくは本編にて、ぜひ最後までおつき合いください。

 

 

向かう先は190年の歴史! 木内酒造


 



さて、何が入っているでしょう〜??. . お楽しみに。 ちなみに、このビールは7/20に予定している 「#ビール語辞典 の発売& @beerista.tokyo の創刊」イベントにて飲めます〜. いらっしゃる方、お楽しみに。 そしてまだチケットあります。 #ビールさんぽ #ビアリスタ #ビアリスタトーキョー #ビール女子 #ビール女子部 #ビール党 #ビール部 #ビールクズ #beerista_tk #beerista #beergirl #beerlover #beerlovers #beerstagrammer #beerstagram #beerstagrammers #ビアスタグラマー #ビアスタ #ビアスタグラム


Yukiko Senoさん(@yukikoseno)が投稿した動画 -



今回のビールづくりで伺ったのは茨城県常陸鴻巣市で190年にわたってお酒造りを行ってきた老舗、木内酒造さん。ビールではフクロウビールの愛称で有名な「常陸野ネスト」ブランドを造っているメーカーです。

一部のビール愛好家の中では有名ですが、木内酒造さん、実は手づくりビール体験ができるのです。しかも、副原料としてもいろいろと持ち込めて、聞くところによるとこれまででいちばんすごかったのはニンニクとか! また、マカを使ったエナジービールの愛称でも親しまれているシブヤビールも、一番最初は木内酒造さんで実験的につくらせてもらったのが始まり。実はビール好きたちの間でいろんなビール実験が日々行われている場所なのです。

とはいえ、スペースはとっても伝統を感じる酒造。

蔵に囲まれた中で数時間かけてビールを仕込む体験は非日常です。

ちょっと遠いけれど、水戸からローカル線に乗ってトコトコ向かう時間もまたいいものです。

ちなみに、水戸から常陸鴻巣まで行く水郡線は単線。田んぼの中を一直線に向かう道のりはとっても気持ちいいですよ。

 

BRIDALとビールの深〜い関係!?


さて、本題、今回ビールづくりに木内酒造さんにお邪魔したのは、実は私が監修した本、「ビール語辞典」にまつわるビールをつくるため。ビール語辞典は辞典なので、ビールにまつわる言葉がアイウエオ順にイラストとともに紹介されています。本屋で立ち読みする機会があったらぜひ開いてほしいのが「ふ」のところ(面白かったらぜひ買ってくださいね。笑)。

「BRIDAL」の文字が書かれています。

ビール語辞典にBRIDAL???と誰もが思うと思うのですが、一部簡単にご紹介します。

実は、この婚礼を意味するBRIDALという言葉、醸造したり煮たりする言葉の語源 "bru" から派生して煮る人を意味する "bride(花嫁)" とビール(エール)を意味する "al" からきている言葉なのです(ー詳しくはビール語辞典参照)。

そして披露宴などでは花嫁が仕込んだビールが振る舞われたような歴史も。

そう、ビールづくりは嫁の仕事、日本で言えばぬか床を持って嫁入りするようなものだったのでしょう。

 

という、そんなビールの歴史にちなんで、ビール語辞典の「ふ」のページにある "BRIDAL" に絡んだビールづくりの旅だったのです。

日本らしさも考え、今回はお米を入れてすっきりとした夏に飲みたい味わいのセゾンスタイルに。ミニマムに、あくまでも体験をするための施設なので実際のメーカーでは機械でやってしまうところも手作業でやっていきます。

体験とはいえやはりビールづくり、結構な力作業も。。。

でも、わいわいとお友達どうしでおしゃべりしながらやっていたらあっという間でした。

 

作業の途中のランチ&ビールもお楽しみのひとつ


数時間に及ぶ作業の途中にはしばらく煮沸する待ち時間もしばしば。その間に、事前に頼んでおけばサバサンドのランチをいただくこともできます。

キャッシュオンで一杯ずつ買うことができるBARも併設されているため、休憩時間には工房まで持ってきて楽しむのも◎。サバサンドの酸味でビールが進む進む(笑)。

そうこうしているうちにあっという間に煮沸時間は終わり次のステップ。

順番にホップを追加して最後の工程へと進みます。

 

 

こうやってできたビールは一緒に行ったお友達と分けて送ってもらうもよし、みんなでビアパーティを開くもよしなのですが、こんなBRIDALの由来にちなんでビール女子ならでは、ご自身の ウェディングパーティで振舞ってみるのもいいかもしれません。

今回のラベルはビール語辞典の著者でありイラストレーターのリースえみによるデザイン。こんな風に自分たち好みのイラストやデザインでラベルも入稿できるのもよりカスタマイズ感がでていいところ。 木内酒造さんによると、やはり結婚式の引き菓子代わりなどにビールを作りに来るカップルも多いのだそうですよ。

ブライダル

というわけで今月の “ビールさんぽ”  はここまで。

 

ビールさんぽの様子はInstagramでもUpしています。

みなさんのおすすめビールさんぽコースも「#ビールさんぽ」でぜひお寄せください。

 

 

ちなみに、BRIDALビールは7月20日(水)に開催された「ビール語辞典発売&BEERISTA.TOKYOの創刊イベント」にてお披露目となりました。今後の飲めるスポットの情報は BEERISTA.TOKYO Facebookページ及びサイトを要チェック!

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yucco/ 瀬尾 裕樹子 アドバイザー

某ブルワリーでの勤務経験をきっかけにビール女子を創刊。ビールの多様性を楽しむビール文化を日本に根付かせるため日々奮闘中。

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