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今こそ、ポートランド Column コーヒー、サーモン、ハンバーガー…オレゴン州・ポートランドを食べ尽くす!編集部おすすめの名物フード6選

2024/02/09

sponsored by TRAVEL PORTLAND
/ TRAVEL OREGON


“クラフトビールの聖地” ポートランドを知っていますか?

ビールはもちろん、広大な自然、コーヒー、自転車、そしてユニークな人々……オレゴン州ポートランドの魅力は一言では語り尽くせない!「ポートランドってどこ?」って人も、一度足を運べばその虜になるはず。いつ行こう? きっと今がそのときです。



オレゴン州ポートランドの魅力を伝える特別連載『今こそポートランド』。今回のテーマは「ポートランドの食」について。ポートランドの名物料理から、アメリカンフードが初めての方々へのアドバイスまでお届けします。

この夏、ポートランドへ旅に出よう!

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必ず食べてほしい!オレゴン州・ポートランド名物フード6選


クラフトビールの聖地として知られるポートランドには、ビール以外の食文化にもぜひ注目を! まずは、オレゴン州やポートランドを訪れた際に食べておきたいフードたちを6つご紹介します。

【1】サーモン


オレゴン州と言えば、シーフードが有名。その中でも、「サーモン」は最もポピュラーです。はるか昔、ネイティブアメリカンはサーモンを通貨としても使っていたのだとか。アメリカが誇る、高価で大切な食料源です。

スーパーマーケットの鮮魚コーナーもご覧の通り!サーモンだけでも「キングサーモン」をはじめいろんな種類のものが販売されています。


レストランでは、サーモンの素材の味を堪能できる、グリルやホイル焼きでの提供をよく見かけました。日本でよく食べるサーモンの切り身とは違い、肉厚でジューシー。サーモン好きにはたまりません。


【2】牡蠣

レストラン「Bullard Tavern」のシーフードタワー

「サーモン」だけでなく「牡蠣」も有名です。

なんとオレゴン州の牡蠣には、日本も関係があるのだとか。1920年代、日本からの移民が米国北西部で宮城県・松島湾からの牡蠣の養殖に成功し、オレゴン州でも牡蠣の養殖が広まりました。

ポートランド内には、100年以上家族経営を続けている1907年創業のオイスター専門店「Dan & Louis Oyster Bar」をはじめ、オイスターを食べられるお店が多々あります。牡蠣好きにはぜひ足を運んでいただきたい!


【3】アメリカンピザ


アメリカンフードといえば「ピザ」!

ピザの発祥国はイタリアですが、アメリカのカルチャー・国民性のもと発展した、ボリューム満点でコッテリな“アメリカンピザ”は、日本でも大人気ですよね。もちろんオレゴン州やポートランドでも、アメリカンピザを提供しているお店がたくさん!

また、ポートランドは、「米国・ベスト・ピザ・シティ」に選ばれています。理由は、ニューヨーク・スタイルやデトロイト・スタイル、ナポリ・スタイルまで様々なレベルの高いピザが所々で提供されていて、選び放題なことです。また、具材には旬の地元産の野菜などをつかっていることも特徴です。


写真は、パール地区にある「Von Ebert Brewing(ボンエバート ブリューイング)」のピザで、左から『MUSHROOM』『ITALIAN』。一切れも手のひらと同じくらいのサイズと大きく、とってもボリューミーです。


他にも、「Ruse Brewing(ルース ブリューイング)」では系列店がピザ屋を運営していることから、週末限定でデトロイトスタイルのピザをオーブンで焼くなど、ピザを提供しているブルワリーも多々ありました。

ピザをビールで流し込むという背徳感あるペアリングを、本場のアメリカンピザで試してみてくださいね!


【4】ハンバーガー


ピザと並んで、アメリカンフードの代名詞であるのが「ハンバーガー」!ハンバーガーも、ポートランドの至るところで見かけます。写真は、「Steeplejack Brewing(スティープルジャック ブリューイング)」のハンバーガー。

アメリカのハンバーガーは、なんと言ってもパテへの本気度がすごい。日本のハンバーガーは、玉ねぎやパン粉・卵などのつなぎがたくさん入っていることが多く、肉だけでない旨みも足されています(それはそれでおいしい)が、ポートランドで食べたハンバーガーの感想は、

「めっちゃ肉」。

ステーキ肉にかぶりついているようなワイルドな肉肉しさで、とっても食べ応えあります。


お肉のパテだけでなく、カツバーガーやフィッシュバーガーなどもありました。写真は、「Deschutes Brewery(デシューツ・ブルワリー)」で食べたクラブバーガー。ジャンクフード大好きな方は、お腹が許す限りいろんなハンバーガーを堪能してみてください!


【5】デビルドエッグ


日本ではあまり馴染みのない名前「デビルドエッグ」

半分に切ったゆで卵から黄身を取り出し、その黄身とマヨネーズやマスタードなどを混ぜてペーストにし、それを白身に戻した料理です。アメリカでは前菜としてよく食べられているのだとか。フランス料理の、ゆで卵にマヨネーズなどのソースをかけた「ウフマヨ」と少し似ていますが、一度くり抜いた黄身を元の場所に戻すユーモアがアメリカらしい。

写真は、アメリカン料理のレストラン「Bullard Tavern」のデビルドエッグ。マヨネーズと黄身のバランスがいい上品なペーストでした。


一方、こちらの写真は「Steeplejack Brewing」のデビルドエッグ。「Bullard Tavern」のものと比べて、マヨネーズが取っちゃりかかっていて、ジャンキー感がすごい…!

お店によって、見た目も味付けも異なり、個性豊かでおもしろい前菜です。


【6】コーヒー


ビールに限らず、“コーヒーの聖地”でもあるポートランド。なんと2016年には、市内のコーヒー店の数は737店舗(うち600店が、チェーン店以外!)に上りました。

ポートランドは、2000年に入り起こったアメリカにおけるコーヒー文化の第三の波・通称「サードウェイブ・コーヒー」の先駆者でした。サードウェイブ・コーヒーは、シングルオリジン(特定の地域・原産地のみで栽培されたもの)、浅煎り、ハンドドリップといった特徴があり、味わいとしては少し酸味が目立ちます。

とはいえ、時期によってビアスタイルに流行があるように、ポートランドのコーヒーにも流行があるのだと、現地の方が教えてくれました。最近は、酸味がなくコク深い味わいのコーヒーが流行っているのだそう。


私たちが訪れたのは、ポートランドの人気店「Never Coffee。サードウェイブの特徴がそのまま活きた、酸味ある浅煎りのコーヒーを味わうことができます。カフェラテも個性的で、柚子風味のものやキャラメル風味など、私たちの心をくすぐってくれるメニューが揃っていました。


こちらは、朝からオープンしている「St. Honoré Bakery(サントノレベーカリー)」。フランスの伝統的なパンの魅力を堪能できるパン屋さんですが、創業者のフランス人・ドミニック・ジュランさんは、日本の有名なパン屋「DONQ(ドンク)」の傘下で自身のブランドも展開していたことも。ここで飲んだコーヒーは酸味が少なく、深いコクがありました。

ポートランドにはカフェが多く、朝から開店しているお店も多々あるので、様々なコーヒーを楽しみに毎朝巡ってみるのも良いかもしれません。


他にも!ポートランドの食文化を楽しめるスポット3選

次は、ポートランド、そしてオレゴン州の食文化を堪能できるスポット3選をご紹介!ポートランドをローカル目線で楽しみたい方は訪問必須です。

【1】ファーマーズ・マーケット

ⒸAubrie LeGault
生産者農家が集い、自分の農場でつくった農産物を持ち寄って直接販売する市場「ファーマーズ・マーケット」。

ポートランドでは、他の地域に比べとっても盛んに行われていて、季節の食材やローカルフードがたくさん並びます。その理由として、ポートランドの人々は、“地産地消”を大切にしていることが挙げられます。ビールももちろん、原料から全て地産地消で醸造するブルワリーが多いのです。

ⒸStuart Mullenberg, Travel Portland
そんな市場の中でも特に、ポートランド州立大学のキャンパス内で開催される「ポートランド・ファーマーズ・マーケットは圧倒的。毎週土曜の午前8:30〜午後2:00(11〜2月は、9:00〜午後2:00)に開かれ、最大の青空市場に変わります。140もの農家や食べ物の出店が立ち並び、ポートランドの食文化に触れるにはもってこい

ⒸTravel Portland
ポートランドの滞在期間は土曜日を含めるように計画し、食文化への直接的な触れ合い、そして青空市場と化す最高のシチュエーションを思い切り楽しみましょう!


【2】住人に愛される飲食店たち

地元の皆さんに愛される飲食店もおすすめ。今回は、異なる色の「dive bar」「ファイン・ダイニング」の2つをご紹介。


1つ目は、安いお酒を提供する地元の小さな大衆酒場で、怪しげなバーとも言われるdive bar(ダイブバー)。ポートランドにもあちこちにダイブバーが存在します。

日本で言うところの何に当たるんだろう…と皆で考えてみたものの、スナックでも、スポーツバーでもない。日本人に一言で説明するのは難しいような、カオスで面白い場所です。

今回、私たちが訪れたのはサウスイーストにある「Reel M Inn」というダイブバー。


店内は暗く、ネオンやテレビ・ゲームの光で灯されています。そして、大音量の音楽とお客さんの話し声でとても賑やか。入口の近くでは、スロットやゲームを楽しむ人の姿も。


ダイブバーでのお酒の嗜み方の1つとして紹介したいのが、ウィスキーのストレートとビールの組み合わせ。ウイスキーを飲むためのピッチャーとして、超ライトな味わいのビールを飲むのが流儀なのだとか。これさえ押さえておけば、しっかりローカルに馴染めるかも。



そして2つ目は、「ファインダイニング」。DIVE BARよりも敷居が高い、高級レストランのことを指します。

今回の旅でお伺いしたのは、タコスを中心としたメキシコ料理を堪能できるレストラン「Chelo」。オレンジ色の小さな光が灯るムーディーでお洒落な店内です。


1人前の小ぶりなタコスはもちろん、ピザ生地のようにトルティーヤが敷かれ、その上に具材がたっぷり乗った大皿料理など、1人でも大人数でも楽しめる料理がたくさん。

「Chelo」の料理の評判は高く、私たちがお伺いした日も、予約していないお客様が何度も来店し、その都度お断りされていました。予約必須です!


お酒は、ビールに限らずオレゴン産のワインなども提供。

タコスは、アクセントとしてライムを絞ることが定番ですが、ライムと同じようなアクセントになる、少し酸味のあるオレンジワインがベストペアリングでした。ビールづくしの旅の中、オレゴンワインにも癒されてみてください。

ちなみに、オレゴン州では、深夜2:00〜7:00の間にアルコール類を提供するのは法律的にNGとのことで、どんなに楽しくても皆深夜には家に帰ります。皆さんも、次の日に備えて早めに帰りましょう!


【3】Deschutes Brewery Portland Public House


最後のおすすめスポットは、パール地区内にあるブリューパブ「Deschutes Brewery Portland Public House(デシューツブルワリー・ポートランドパブリックハウス」。

ポートランド発のブルワリーではありませんが、オレゴン州のビールを楽しむ上でぜひ知っておいて欲しいという思いから、番外編としてご紹介。


Deschutes Breweryとは、ポートランドから車で3時間ほど離れた場所にある、オレゴン州の街「Bend(ベンド)」に本拠地を置くブルワリー。オレゴン州では最も大きく、そしてアメリカ内でも8番目に大きなクラフトビールブルワリーとして活躍しています。

1988年に設立されて以降、アメリカに限らず、世界中にビールを輸出する大きなブルワリーとして知られています。


そして2008年にベンドを越え、ポートランドにて「Deschutes Brewery Portland Public House」をオープン。ここにも小規模な醸造設備があり、オリジナルビールを醸造しています。

さらに、ポートランド空港(PDX)にもDeschutes Breweryの直営店が。ポートランドの醸造所と一緒になって、この街のビールを活気づける役割を担っています。


店内は、他のブリューパブに比べても相当広く、まるで日本のビアホールのように賑わっています。

食事は、「ハンバーガー」や「チキンウィング」などのアメリカンフードが勢揃い。一方、ベジタリアンやヴィーガン、そしてグルテンフリーに対しても親切で、メニューを見てみると、対象の方も食べられる料理に「V」「VA」「GFA」のマークがついています。

©️Visit Bend | Nate Wyeth
ちなみに、Deschutes Breweryのあるベンドは、ポートランドと同様にクラフトビールの聖地と言われています。ブルワリーの数はポートランドの方が多いそうですが、ビールづくりにかかわる民間企業の数が、ポートランドが全体の0.2%に対して、ベンドは全体の2.5%と約10倍なのだとか。

車で3時間なので、長期滞在する方はベンドへ足を伸ばしてみることもおすすめします!


スーパーや日本食レストランを活用!旅を100%楽しむアドバイス

オレゴン州やポートランドの旅行を100%楽しむために、編集部から2つのアドバイスを! 日本食が恋しくなったり胃が疲れてきたときには、ぜひ試してみてくださいね。


【アドバイス1】スーパーマーケットで買い物をする

スーパーマーケットには、野菜がたくさん!生野菜を使って調理するのも手ですが、ホテルには自分で調理するスペースがないところがほとんど。そんな時はスーパーマーケットのお惣菜がおすすめ!

優しい味付けの野菜料理から、こってりした揚げ物まで揃うので、自分の好きなものを、食べたい分だけチョイスすることができます。

チップもかからず安く済むので、スーパーのお惣菜を食べる日を設けてみると、お金もカロリーも節約できて一石二鳥です!



【アドバイス2】日本食レストランで胃を癒す

旅行4日目には、とうとう日本食が恋しくてたまらなくなった私たち、ポートランドのダウンタウン近く、セントラルイーストサイド地区にある日本食レストラン「おぼん食堂」へ!

Obon Shokudoのメニューは、出汁を含めてすべてビーガンです。


おにぎりやおかゆなど、文字を見るだけで落ち着くメニューの中から「天ぷらうどん」をチョイス。出汁の効いたスープに心から温まり、ほっと一息着くことができました。


ちなみにこちらは「玄米おにぎり定食」で、「玄米おにぎり2つ」「かき揚げ」「コロッケ2種」「ポテトサラダ」が乗ったプレート。なんとおにぎりの中に、チーズのような味わいの「豆腐の味噌漬け」がゴロゴロと入っていました…!!!現地の方々の舌に合わせた味付けに驚きました(胃もたれしているときには注意を!)。


オレゴン州やポートランドの食文化を楽しみつつも、日本食が恋しくなったり胃が疲れてきたときには、ぜひ少しの工夫を加えながら、旅を100%楽しんでくださいね!


この夏、ポートランドへ旅に出よう!ビールフェス参加ツアー


クラフトビール好きの皆さんに朗報!

オレゴン州ポートランドで2024年7月に開催されるクラフトビールのフェスティバル「Fuji to Hood」に合わせ、とっておきのツアーが用意されました。イベントの参加はもちろん、イベント以外にもポートランドのビールを楽しめるオプショナルツアーも!

\ ツアーの見どころ /
・クラフトビールフェス「Fuji to Hood」入場チケット込み
・「Fuji to Hood」でしか飲めないコラボビールを存分に楽しめる!
・イベント以外にもポートランドのビールを堪能できるオプショナルツアーをご用意!
・ベストシーズン!夏のポートランドを訪問!
・フリータイムで魅力的なポートランドの町を自由散策!


詳細はこちら!

“クラフトビールの聖地”であるポートランドをとことん感じられるビール旅に、あなたも参加しませんか?


■協賛:デルタ航空
■協力:Red Gillen さん
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sakko 編集長

「ビール女子」編集長。記事の企画・編集やイベントの運営を担当。小さい頃から、両親が毎日ひたすらビールを楽しそうに飲む姿を見てきたため、「私もきっとビール好きなのだろう」という根拠のない自信と、「大人になったらおいしく楽しくビールを飲みたい」という夢を抱いて育つ。そして、20歳の誕生日を迎えてすぐベルギービールの店で働きはじめたところ、案の定魅了されてビールの世界にどっぷり浸かり、今に至る。

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