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“クラフトビールの聖地” ポートランドを知っていますか？
ビールはもちろん、広大な自然、コーヒー、自転車、そしてユニークな人々……オレゴン州ポートランドの魅力は一言では語り尽くせない！「ポートランドってどこ？」って人も、一度足を運べばその虜になるはず。いつ行こう？ きっと今がそのときです。
オレゴン州ポートランドの魅力を伝える特別連載『今こそポートランド』。今回は、賑やかな都会の一角にある「Von Ebert Brewing（ボンエバート ブリューイング）」をご紹介します！
オレゴン州ポートランド ビールフェス参加ツアーの参加者募集中！ポートランドで2024年7月に開催されるクラフトビールのフェスティバル「Fuji to Hood」に合わせ、とっておきのツアーが用意されました。イベントの参加はもちろん、ポートランドのビールを楽しめるオプショナルツアーも！
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体育館のような広さ！都会の一角にあるブルワリー
次に足を運んだのは、ポートランドのパール地区にある「Von Ebert Brewing（ボンエバート ブリューイング）」。賑やかな都会の一角の、ホテルが多く集まるエリアにあり、とても立ち寄りやすいロケーションにあります。
最大の特徴はその広さ。まるで体育館のような開放的な空間は、今回訪れたブルワリーの中でもトップクラスの広さを誇ります。扉を開くと、店員さんたちが笑顔で出迎えてくれました。
店内は、平日の昼間にも関わらず、数名のお客さんが既にいらっしゃいました。一人でゆっくりとビールを楽しむ人、友人や同僚と賑やかに飲むグループなど、さまざまな人々がビール片手に過ごす風景を見て幸せな気持ちに。
店内に飾られた写真に映るのは、地元ポートランドが誇るマウント・フッド。雪をかぶった美しい姿から「オレゴン富士」 という愛称でも親しまれています。Von Ebert Brewingのパッケージデザインにもなっています。
缶ビールも豊富で、ホテルに持ち帰ったり、お土産にもぴったり。
店内で一際目を引くのは、壁に飾られた賞の数々。特にIPAやピルスナーを得意としており、ビールのコンテストで多くの賞を取る実力あるブルワリーです。
カラフルなタップリストに心が弾んだところで、ここでもまずはビールの乾杯から。
“きれいなビール” を生み出す理由
まずは、『Volatile Substance』（アルコール度数：6.9%）で乾杯！きれいなゴールド色をしたノースウエストIPAで、そのバランスの良さに驚かされます。ホップの華やかな苦みをダイレクトに感じながらも、しつこさのないクリアな後味がおかわりを誘います。コンテストの受賞数が多いのも頷ける一杯。
ちなみに、アメリカを訪れて嬉しいと感じるのが、グラスに注がれるビールの量。ビールを頼むとパイントサイズで提供されるのが当たり前（！）。ラガーでもエールでも、グラス並々に注がれます。
続いておすすめとして出してもらったのが、ライムを挿したダークラガー『Noctifer』（アルコール度数：5.3%）。見た目に反して、とにかく軽やか！ナッツのような香ばしさがあり、爽やかな一杯。冬でも人気のあるビールだそうです。
最後は昼ごはんとともに『Clubhaus Lager』（アルコール度数：4%）を。ハラタウ産ホップを使用したラガーで、雑味一切なし！軽やかな口当たりで何杯でも飲みたくなります。
Von Ebert Brewing のビールを飲んで感じたのは、すっきり澄んだ味わいのビールが多いこと。ホップの華やかな香りを感じながらも、すっきりときれいな後味のビールが多く、どれもするするとおいしく楽しむことができます。
2年前から Von Ebert Brewing で働くブルワー、ベッカさんにその秘密を聞くと、このブルワリーではとにかくバランスを最重視しているとのこと。Von Ebert Brewing でのビールづくりはコンセプトファーストで、それをレシピに落とし込み、アロマや味わい、外見が市場ニーズに合っているかを考えるそう。
ウエストコーストIPAやヘイジーIPA、ホップを利かせたピルスナーが人気とのことで、「オレゴンは車で数時間のところにホップ畑がある。だからいろんな種類のホップをすぐに手に入れられて、すぐにタンクに投入することができるの。だからフレッシュでホッピーなビールをつくることができる」と話してくれました。
ポートランドを楽しむためには「中心街の外へ！」
そんな彼女にポートランドを楽しむためのアドバイスを求めると、「とにかくダウンダウンから出て！」と、意外な返事が。「ポートランドのダウンタウンは賑やかなイメージがあって素晴らしいけれど、でも実際のポートランドは住宅街が面白いのよ」と語るベッカさん。
地元の人々が住む住宅街に行って（なんなら泊まって）、そこにある商店街エリアで遊ぶのが、地元の魅力に触れることができて楽しいんだとか。まさに“住むように旅”して楽しめるのがポートランドの魅力なんだと話してくださいました。
次々と規模を大きくし成長する Von Ebert Brewing は現在、4店舗目の醸造所を考えているとのことで、これからの展開にも注目です。
Von Ebert Brewing + Kitchen
〇住所：131 NW 13th Ave, Portland, OR 97209 アメリカ合衆国〇HP：https://www.vonebertbrewing.com/
〇Instagram：https://www.instagram.com/vebrewing/
この夏、ポートランドへ旅に出よう！ビールフェス参加ツアー
クラフトビール好きの皆さんに朗報！
オレゴン州ポートランドで2024年7月に開催されるクラフトビールのフェスティバル「Fuji to Hood」の開催に合わせ、とっておきのツアーが用意されました。イベントの参加はもちろん、イベント以外にもポートランドのビールを楽しめるオプショナルツアーも！
・「Fuji to Hood」でしか飲めないコラボビールを存分に楽しめる！
・イベント以外にもポートランドのビールを堪能できるオプショナルツアーをご用意！
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・フリータイムで魅力的なポートランドの町を自由散策！
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ちなみにこの「Fuji to Hood」には、今回取材した Von Ebert Brewing も参加予定！
「日本の職人意識についてもっと深く知りたい」と語るブルワーのベッカさんは「Fuji to Hood」の魅力について、「日本のものづくりのへパッションの強さは素晴らしい。次の日本で開催されるHood to Fujiは絶対私が参加する！同僚と喧嘩になると思う（笑）」と楽しそうに語ってくれました。
“クラフトビールの聖地”であるポートランドをとことん感じられるビール旅に、あなたも参加しませんか？
■協賛：デルタ航空
■協力：Red Gillen さん
TRAVEL OREGON：https://www.instagram.com/traveloregon.jp/
