Release 北海道銘菓『白い恋人』がビールになった！ホワイトチョコを使ったクラフトビールはどんな味？

都道府県魅力度ランキングで13年連続1位に輝く北海道。旅行先としても人気の土地ですが、北海道土産の定番と言えば、石屋製菓の「白い恋人」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

「しあわせをつくるお菓子」をモットーにつくられている「白い恋人」がなんと今年、ビールになって登場しました。

「白い恋人」のホワイトチョコレートを原材料に使用しつくられた『ルピシア羊蹄山麓ビール白い恋人』。

とっても気になる白い恋人ビール。さっそく飲んでみたのでご紹介します。

羊蹄山麓ビール初のコラボレーション

有名茶類販売店ルピシアが北海道・ニセコ町で醸造所を立ち上げたのは2020年のこと。

羊蹄山（ようていざん）から流れ出す伏流水を使用し、“グルメのためのクラフトビールづくり”をテーマに「羊蹄山麓ビール」の醸造を開始しました。

香りや味わいを設計する同社が初めてコラボレーションしたのが、北海道を代表する銘菓「白い恋人」です。

ミルク感のある甘みが魅力の「白い恋人」ですが、この特徴を生かすために、モルトの種類や配合にこだわったビールを共同開発。さらに、白い恋人のラング・ド・シャの味わいをイメージして、香ばしく甘い風味を醸し出すビスケットモルトも加え、アクセントにほんのりバニラの香りもプラスしました。


ビールと銘菓ホワイトチョコレートという意外性のある組み合わせ。話題性と味わいのストーリーが、場を盛り上げるコミュニケーションツールとしてもぴったりのビールです。

白い恋人がビールに変身すると

ロゴがあしらわれた王冠を抜き、グラスにビールを注ぐと、熟れたバナナや桃を思わせる甘味を含んだ香りがやさしく鼻をくすぐります。

ふわふわの白い泡に、にごりのかかったイエローのビール。口を近づけると、泡の柔らかな感触のあとにすっきりとした味わいのビールが続きます。


アルコール度数は大手の一般的なビールと同様の5.0％。気になるホワイトチョコレートの風味は、極度に前面に押し出されることありませんが、舌先から喉を通る最後までほのかなアクセントになり、全体のバランスの中で調和を保ちながら息づいています。

冷やし過ぎず飲むと、複雑な味の交錯が紐解かれるように鮮明に楽しめます。ホップの苦みは控えめで、ミルキーな甘みをあと味に感じました。

一緒に食べたいおつまみは？

グラタン・ドフィノワ

食事にも食後のデザートにも合わせやすい守備範囲の広いビールで、どんな料理と合わせようか迷ってしまいますが、ビールと同じ北海道産の食材か、冬の食卓に白色のトーンを加えてみたくて選んだのがこちら。

玉ねぎやベーコン、チーズをたっぷり入れて作るグラタンは、寒い夜に身体を内側からあたためてくれます。『ルピシア羊蹄山麓ビール白い恋人』の、ほのかに感じるミルキーな甘さと、グラタンの牛乳・生クリームが良く合います。

木製のテーブルや彩りのあるクロスに料理をのせると、さらにいい雰囲気に。ろうそくの灯りで食事を愉しんでみるのも、特別な日にはいいですね。

レシピを見る！

一緒に聴きたい音楽は？

松任谷由実 “恋人がサンタクロース”

クリスマスシーズンになるとラジオや街で流れるこの曲。誰もが一度は耳にしたことがあるのでは？

日々新しい楽曲がにぎわう音楽ヒットチャートとは違い、毎年変わらない定番のクリスマスソングには、季節や暮らしの記憶と結びついた変わらない安心感がありませんか？

弾むようなリズムに合わせて、このビールをグラスに注ぐと、パーティ―が始まるようなワクワクとした心持ちになります。

ルピシア×白い恋人＝味の想像が膨らむ新たなビール

有名なお菓子とのコラボレーションビールは、「白い恋人の名を冠したビールってどんな味なの？」と、否が応でも味の想像を掻き立てられてしまいます。

飲んでみないことには、その答えは出ないので、ぜひ手にとってみて頂きたいのです。個性的でありながらも、“クラフトビール”と“白い恋人”、どちらの側面からも絶妙なアプローチがされ、満足度が高められた仕上がりになっていて、幅広い層の方が楽しめるビールだと思います。

北海道からのお土産にこのビールを購入して、ビール好きな友達に贈ると喜ばれそうですよね。