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Event 次世代のビールが勢揃い!ビール好きが集った「MBCT2019」は、最高のビールフェスでした

2019/10/10

こんにちは。ビール女子編集部のとみーです。
今回私は、9月14(土)・15日(日)に開催されたMikkeller Tokyoが主催するビールフェス「MBCT(Mikkeller Beer Celebration Tokyo)2019」(以下、MBCT)へ行って参りました!


世界のトップブルワーが集まるイベントとのことだけあって、会場は大盛り上がり。それでは、熱気あるビールフェスの様子と、これから目が離せない注目のブルワリーをご紹介します!

普段は飲む機会がない多種多様なビールが勢揃い

今回のMBCTは、前回とはうって変わって室内での開催。会場は、渋谷ストリームホールでした。


イベント形式としては、11:00〜14:30、16:30〜20:00の2セッション、2日間で計4セッションに分かれています。そして、セッションごとにブルワリーが提供してくれるビールが異なります。

そのため、「全種類のビールを飲みたい!」と、¥56,000(税別)のGOLDチケットを買う方もたくさんいらっしゃいました。

ちなみに、通常のチケットと違い、GOLDチケットでは全種類のセッションに参加可能なことにくわえ、開始時間20分前から入場することができます。そのため、人気のブルワリーのビールを逃すことなく飲むことができるそう。

さらに、会場内で使うグラスも大きいサイズ。「たくさんビールを味わいたい!」、そんな方には夢のようなチケットとなっていました。


会場前では、イベントの開始とともにくす玉がオープン!

みなさん、普段はなかなか出会えないブルワリーかつ、今話題の注目ビールが飲めるとあって、30分以上前から並ばれる方もたくさんいましたよ。当日の会場は、本当にビール好きな人たちの熱気が感じられました!

ちなみに、今回登場するブルワリーは下記の通り。

【MBCT2019 ブルワリー 一覧】

18th Street Brewery(アメリカ)
3 Sons Brewing(アメリカ)
Æblerov(デンマーク)
Alvarado Street Brewery(アメリカ)
Amager Bryghus(デンマーク)
Anglo Japanese Brewing Company(日本)
Arizona Wilderness Brewing Co.(アメリカ)
Beavertown Brewery(イギリス)
Bottle Logic Brewing(アメリカ)
Brewski(スウェーデン)
Burnt Mill(イギリス)
Claimstake Brewing Company(アメリカ)
de Garde Brewing(アメリカ)
DevilCraft Brewery(日本)
Garage Project(ニュージーランド)
Gigantic Brewing Company(アメリカ)
Great Notion Brewing(アメリカ)
Gweilo Beer(香港)
Jester King Brewery(アメリカ)
Kyoto Brewing Company(日本)
Lervig(ノルウェー)
LIC Beer Project(アメリカ)
Mahrs Bräu(ドイツ)
Mikkeller(デンマーク)
Mikkeller Baghaven(デンマーク)
Mikkeller Brewing NYC(アメリカ)
Mikkeller Brewing San Diego(アメリカ)
Minoh Beer(日本)
Omnipollo(スウェーデン)
Oxbow Brewing Company(アメリカ)
Pasteur Street Brewing(ベトナム)
Sailor's Grave Brewing(オーストラリア)
Shiga Kogen Beer(日本)
Superstition Meadery(アメリカ)
Taihu Brewing(台湾)
The Veil Brewing Co.(アメリカ)
To Øl(デンマーク)
Voodoo Brewery(アメリカ)
Warpigs(デンマーク)
Yorocco Beer(日本)
Young Master Brewery(香港)
アメリカやデンマーク、台湾など、世界各国からブルワリーが個性あふれるビールを振舞っていました。

会場では、キャッシュレス決済「Square」を導入。


当日の会場では、大注目のビールが味わえるだけでなく、ビールに合わせるフードやグッズ、お土産ビールなどの販売もありました。

前回に引き続き、会場内の決済はキャッシュレス!決済時には、クレジットカードなどを読み取るだけ。現金のやりとりをすることなく、手軽に購入できる仕組みになっていました。


実際に筆者も、ビールのお供にタコスを購入。使ってみると、本当に簡単で財布をいちいち取り出す必要もなく楽ちん。

お店の方にも話を聞いてみると、現金がないことで管理がしやすいだけでなく、売れた商品の数などが即座に管理画面にて確認できるのだそう。そのため、「今何が売れているのかなどを一瞬で把握しやすく、大変便利」とのことでした。

会場内にはビール女子の姿もたくさん。


ビールフェスらしく、ビール好きの女子たちが思い思いのビールを楽しんでいましたよ。


中には、前回に引き続き来ていると言う方。


さらに、GOLDチケットを購入されている方もいらっしゃいました。


また、とあるビール女子の方に会場内のキャッシュレス決済について感想を聞いてみると、「現金じゃないからこそ、お金を崩さなきゃ!などの心配がなく助かる」とのこと。

キャッシュレス決済の導入でお店側もお客さん側も大変便利になり、気軽に来れるイベントになったようですよ!

会場にはDJもスタンバイ。テンポのいい音楽がイベントを盛り上げます。


DJの中には、面白いパフォーマンスをされている方もおり、DJブースの前はまるでステージのよう。人だかりができていましたよ。


これがビール!?驚きの個性派ビールの数々

それでは、早速筆者が実際に飲んで驚いた個性派ビールを5つご紹介します!


1.『Smortal Kombat-「3 Sons Brewing」(アメリカ)

2018年のRatebeer(アメリカの影響力のあるビアレイティングサイト)で新人王に輝いた、2019年、世界が大注目するNEWブルワリー。


中でも、チョコレートスタウトの『Smortal Kombat』は絶品。スタイルとしては、バレルエイジド インペリアル スタウト。バレルというのは“樽”を意味しており、樽で熟成させ度数を高めたスタウトと言う意味です。

いざ飲んでみると、「これがビール!?」と驚くほど、チョコレートの味わいが口一杯に広がります。

実は、今回の会場内ではたくさんのチョコレートスタウトが登場しており、筆者もたくさん飲み比べましたが、ここのチョコレートスタウトが一番濃厚なチョコレートの風味が感じられました。

甘いものが好きと言う方には、ぜひ味わっていただきたいビールの1つです。


2.『Beer Geek Observation-「Bottle Logic Brewing」(アメリカ)


インペリアルスタウトと濃厚なフレーバーのビールを得意とするブルワリー。2018年度のアメリカ最大級のビアフェスの1つ、「Great American Beer Festival」では、開場してからたったの6分で、40人以上並んだという伝説を持ちます。

今回いただいたのは、コーヒースタウトの『Beer Geek Observation』。こちらは、バーボン バレルエイジド バニラ コーヒースタウト。バーボンの樽で仕込んだビールです。

本格的なコーヒーの風味もするけれど、バニラ風味もあり、ほんのり甘い味わいのスタウトでした

もう一つ紹介したいのが、『Roswell's Sure Swell』。こちらは藻入りのサワービール。見た目は緑色と少しグロテスクですが、飲むととてもスッキリとしたサワービール。ちなみに、サワービールとは酸味の強いビールのこと。

今回の会場には、チョコレートスタウトだけでなく、サワービールもたくさん登場していました。もしかしたら次に流行るのは、スタウトやサワービルかもしれないなと、そんな予感を感じさせられました。


3.『Lemon Gelati-「Great Notion Brewing」(アメリカ)
引き続き、アメリカのブルワリーをご紹介。アメリカ西海岸にHazy IPA旋風をもたらした2016年創業の新進気鋭ブルワリーです。

Hazy IPAといえば、日本の宇宙ブリューイングが有名ですよね。今、もっとも流行っているビールと言っても過言ではないでしょう。

ちなみに、筆者もとてもハマっているスタイルの1つです。

そんなブルワリーでいただくのは、もちろんHazy IPAの『Lemon Gelati』。ミルクシェイクIPAです。

特徴的なのは、その濁り度合い。口にすると、そのジューシーさ、フルーティーさに驚くことでしょう。本当に、まるでジュースのようなビールです。

苦いのが苦手という方にも、飲んでいただきたいビールの1つです。


4.『OMNIPOLLO × THE LIFERS MIAMI VICE STRAWBERRY PINEAPPLE COCONUT DAIQUIRI-「Omnipollo」(スウェーデン)
「これがビールなの!?」というビールが提供されることで日本でも話題になっている、スウェーデンのブルワリーです。実際に会場でも異彩を放っており、訪れるビール好きの人も思わず足を止めてしまうほど。

いただいたのが、『OMNIPOLLO × THE LIFERS MIAMI VICE STRAWBERRY PINEAPPLE COCONUT DAIQUIRI』。スタイルは、フルーツビール。

実際に頼んでみると、まるでフロートのような機械で、ビールの上に泡を乗せてくれました。お味はと言うと、最初なんの味なのかよくわからなかったのですが、例えるならトマトジュースのような味わい。

名前に、ストロベリーやパイナップル、ココナッツとあるので甘いのだろうなと予想していましたが、そこまで甘くもありません。なんと言うか、不思議な味わいのビールという感じです。

いつものビールに飲み飽きて、変わり種のビールにチャンレンジしたいと言う方はぜひ、『Omnipollo』のビールを飲んでみてくださいね!


5.『Never Recover 3-「The Veil Brewing Co.」(アメリカ)
アメリカ全土で最も注目を集める醸造所の1つ「Hill Farmstead」にて修行したブルワーが手がけるブルワリー。

いただいた『Never Recover 3』は、いわいるゴーゼというスタイル。ゴーゼとは、原料に塩を加え、発酵に乳酸菌の力を借りるという少し変わった作り方のビール。

強い酸味が特徴的で、サワービールが好きな人ならきっと好きなビールの1つ。

実は筆者、酸味のあるビールがそこまで得意ではなく、あまり進んでは飲まないのですが、今回参加者の方から「『The Veil』のゴーゼは格別に美味しい!」と聞き、チャレンジしました。

実際に飲んでみると、酸味の苦手な筆者でも思わず「美味しい」と思う味わい。なんと言うか、癖のない酸味で口当たりは軽く、爽やかな味でした。

今までのゴーゼに対するイメージをいい意味で180度変えてくれた、そんなビールでした。




まるでチョコレートようなビールから、酸味のあるビール、風変わりの見た目のビールなど、ザ・個性派なビールが登場していた「MBCT2019」。

そこには、ビールを愛してやまない、ビール好きの方々がたくさんいらっしゃいました。これはもう、来年も開催を期待するしかありませんね!

また、今回紹介したブルワリーの中には、日本でも飲む機会のあるものもあります。これを機に、ぜひ色んなビールにチャンレンジしてみてくださいね。

MIKKELLER BEER CELEBRATION TOKYO 2019(開催終了)

【開催日時】
2019年9月14日 (土)
YELLOWセッション 11:00 - 14:30  BLUEセッション 16:30 - 20:00
2019年9月15日 (日)
REDセッション 11:00 - 14:30   GREENセッション 16:30 - 20:00

【開催場所】
渋谷ストリームホール
東京都渋谷区渋谷3-21-3  4F
http://stream-hall.jp/

【サイト/ ソーシャルメディア】
◯公式HP
https://www.mbctokyo.com

◯Facebook イベント
https://www.facebook.com/events/410253549765532/
◯Instagram
https://www.instagram.com/mbct.2019/


【通常チケット料金】
※早割チケットが売り切れ次第、通常チケット料金になります。

◯1セッションのみ
¥12,500 (税別):YELLOWチケット、BLUEチケット、REDチケット、GREENチケット

◯オールセッション + 20分優先入場可
¥56,000 (税別):GOLDチケット

※GOLDチケットをお持ちのお客様は通常の入場時間より20分早く入場できます。
GOLDチケット特別グラス(合計2脚)福袋やエクスクルーシブグッズ込み。

【チケット販売】
https://www.mbctokyo.com

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とみー ライター

ドイツやアメリカでビール留学をするほど、ビールが大好きなビール女子。週末はビアネイル・ビアコーデでビール巡りを満喫し、平日は仕事終わりのビールのために仕事を頑張るOL。好きなスタイルはW-IPA。ビールが繋ぐ人の繋がりをこよなく愛し、若者にビールを広めるべくビアスタグラムなどを通じてビールの魅力を発信中。

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