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Interview あの“白熊シリーズ”はどうやって生まれた?人気ビール誕生の裏側に迫ってみた!

2022/07/21

sponsored by エチゴビール

ジャケ買いということばがありますが、こんなにゆったりのんびりした白熊が目に飛び込んできたら、つい手に取りたくなってしまう…癒される見た目はもちろん、苦みが苦手な方や女性にも飲みやすいものをと開発されたのが、エチゴビールが展開する“白熊”シリーズ

その白熊シリーズから、2019年に発売され好評だったSOMETIMES BREWS』のリニューアル版が、2022年7月22日(金)に数量限定で発売されます


今回は、白熊シリーズの開発に携わった醸造家の永山さんと社長の阿部さんにインタビュー!今やエチゴビールの人気シリーズになった白熊シリーズはどのようにして生まれたのか、たっぷりお聞きしました!


白熊シリーズってなに?


白熊シリーズとは、エチゴビールが限定醸造で展開している、缶に「白熊」をデザインした商品シリーズです。はじまりは2016年、龍の絵が目を引く『FLYING IPA』の発売まで遡ります。

FLYING IPA」は“クラフトビール好きの20代の男性”を意識して開発。際立つ苦みが特徴で、今やエチゴビールを代表する商品にまで成長したビールです。

その後“女性”を意識した新しいビール造りに着手。優しい味わいでデザインも愛らしい雰囲気のビール造りを目指した結果、2018年に白熊シリーズの第一号、『ALWAYS A WHITE』が誕生します。

これまでに発売した白熊シリーズは5種類。そのなかの『のんびりふんわり白ビール』は、いつでも買える定番ビールとして販売されています。そして、2022年7月22日(金)にまたひとつのビール「SOMETIMES BREWS」が白熊シリーズに加わります。

  • 写真左から…
    2018年「ALWAYS A WHITE
    白熊シリーズ第一号。癒しの中にジンジャーのピリッと感を感じるベルジャンホワイト
    2019年4月「ALWAYS A WIT
    「ALWAYS A WHITE」の好評を受け、味わいそのままにコンセプトを洗練させネーミングを変更。
    2019年7月「SOMETIMES BREWS

    スタイルをアメリカンウィートに。口当たりはまろやかで夏をたのしむビール。
    2020年「
    のんびりふんわり白ビール

    リラックスしてのんびり飲んでほしいと開発されたヴァイツェン。酵母由来のフルーティで爽やかな香りややわらかい口あたりと喉越し。現在はエチゴビールの定番ビールに。
    2021年「
    にっこりほっこりブラウンエール

    「のんびりふんわり〜」の世界を広げますます定着させるべく開発。ローストした麦芽を使用したブラウンエール。
    2022年7月22日「SOMETIMES BREWS

    2019年の同名商品よりレシピとデザインをリニューアル。ホップはネルソンソーヴィンをメインとして、よりホップの香りがたのしめる味わいに。

さらに白熊シリーズとは別に、IPAスタイルを中心としたインド象シリーズも展開しています。

そして、10月には「紅茶香るインディアペールエール」がリニューアル発売されるという情報も入手!

今後の展開も気になるエチゴビールですが、定番も含め、これらすべてのビールが造られているビール工場に潜入してきました!

“全国第一号クラフトビール”の工場内部へ潜入!


一般向けに案内はしていないという、謎に満ちたエチゴビール工場内へ潜入します!


今回は、工場長の佐々木正幸さんに工場を案内していただきました。


工場に入る前に、ホコリなどを落とさないようキャップや白衣などで完全防備!タイマーを押してローラーで45秒間、体の上から下までコロコロコロとチリやホコリなどを取り除きます。手洗いは35秒間という徹底ぶり!


まずはビール造りの最初の釜、糖化釜へ!ズドーンと大きな釜が並びます。

エチゴビールの糖化釜は8キロリットル。発酵タンク一本が24キロリットルなので、1日3回仕込みを行います。


麦芽を糖化させる糖化釜の中をのぞくと、粉砕された麦芽がお湯につかってドロドロっとしたおかゆのような状態に!糖化工程は、ビールのキャラクターを造る上でもとても大切な工程です。


糖化釜の次工程、濾過槽の底には小さな穴の開いたステンレス製の板がありますが、麦汁はその穴を通ってろ過されるのではなく、その上に積もった麦芽の層を通り透き通った麦汁になっていきます。

このギザギザの棒は解槽機(かいそうき)といい、ろ過中に固まってろ過しづらくなった麦芽層をほぐします。


糖化釜の3倍にもなる発酵タンク!ここには10本ものタンクが並びます。酵母を入れた麦汁が、ぷくぷくと泡を発生させ、発酵している様子が見られました。


大きなタンクの間を通り抜けると、発酵タンクの下側に到着。酵母は何度も使用するため、発酵が終わるとタンクの底から酵母を抜き、次の仕込に備えて保存タンクに移します。


主発酵が終わったビールは、熟成段階へ。熟成タンク室はとってもひんやり。じつは先ほどまで暑いゾーンばかりだったので、癒されたのはいうまでもありません。

24キロリットルのタンクが横に並んだ部屋は、部屋をまるごと冷やす昔ながらのタイプ。液種によって期間は異なりますが、1〜3週間ほどかけて熟成させていきます。


今度は最終ろ過工程へ。ろ過する前のビールはこんな感じ。少し濁っていますね。


こちらがろ過機。珪藻土でろ過していきます。オレンジ色のまあるい部分が、ビールが通っている場所。黒い影とともに「ポコッ、ポコッ」と一定のリズムが刻まれていきます。これは、ろ過前のビールに珪藻土が吹き込まれているのです。


そして、ろ過したビールがこちら!う、美しい…!!


容器に詰める前に、エチゴビールの定番ビールは必ず加熱殺菌をしていきます。つまり、生ビールではありません。ですが「実際に加熱殺菌前と加熱直後のビールを同じ温度に冷やして飲んだ場合、味わいの違いはまずわからない」と佐々木さんはいいます。


“生ビールだからおいしい”というのはイメージの世界で、ビールのおいしさと、生ビールか生ビールじゃないかということは関係ない」と話す佐々木さんのことばには、この方が造るビールを飲みたいと思わせてくれるような説得力がありました。


最後はビールを容器に詰めていきます。缶が積み上げられた様子は圧巻!!

最年少ブルワーのビール造りのきっかけは…大根?


エチゴビールの源ともいえる工場をたっぷり見学させていただいたところで、白熊&インド象シリーズの開発に携わった製品管理部 商品開発課・分析室の永山温子さん、代表取締役社長の阿部誠さんにお話を伺いました!


ー今日はよろしくお願いします!

永山さん(以下、敬称略):よろしくお願いします!


今回、「SOMETIMES BREWS」がリニューアル発売ということで、開発担当の永山さんに開発秘話を伺いたいんですが。エチゴビールに入るきっかけからお伺いしても良いですか?

永山:はい。ビール造りのきっかけは大学で醸造を勉強していて、たまたま卒業論文のテーマが地ビールだったんです。そのとき、大学のキャラクターとしても採用されていた大根」を使ったビールを造ったのがビール造りとの出会いですね。

ー大根!すごく気になります。

永山:おいしくなかったんですけど(笑)でも勉強していくうちに、仕事としてビール造りをやってみたいなと思って。そのときあまり求人は出ていなかったんですが、目についたところにかたっぱしから電話をかけて、一番最初に面接をしてくれたのが私の地元でもある新潟のエチゴビールだったんです。

ー大学を卒業されてからすぐに?もしかして、会社で一番お若いですか?

永山:そうですね。新卒で入って、今5年目です。

ーというと、入社は「ALWAYS A WHITE」が発売された年ですか?

永山:はい。最初は仕込み担当だったんですが、その後部署も変わって今は開発を担当することになって。今は白熊やインド象シリーズも担当するようになりました。

白熊シリーズのはじまりは酒税法改正がキーになっていた


ー発売して以降好評なシリーズを手がけるってプレッシャーはありませんでしたか?

永山:プレッシャーはすごかったです。エチゴビールって日本第1号地ビールという歴史もあるので、元々エチゴを好きでいてくださった方に「最近味変わったよね」って思われないようにとは意識しながら開発してますね。

ーその部分で阿部社長にもお伺いしたいんですが、2018年「FLYING IPA」からはじまった、定番とは違う新シリーズへの意気込みっていかがでしたか。


阿部さん(以下、敬称略):今年で会社設立から27年目。定番商品は非常にオーソドックスで、皆が知ってるようなビールでしたけども、「FLYING IPA」を発売したあたりからクラフトビールっていうジャンル、新しいいろいろなビールスタイルの展開にチャレンジしていこうかっていう時期でした。

ーその次に発売された白熊シリーズでいうと、2018年「ALWAYS A WHITE」が発売されたのは、酒税法※の改正の時期とも重なりますよね。
「ビール」と「発泡酒」って何が違うの?今さら聞けない、ビールのはなし。

阿部:はい。副原料等含めてかなり幅が広がって、それまで発泡酒扱いになっていたものがビールとして発売できることになりました。それならと、“ビール”として最初にまずベルジャンホワイトというスタイルを選び、「ALWAYS A WHITE」を造りました。まだ世に広まっていないながらも飲みやすいスタイルで、パッケージも特徴づけました。

ーパッケージのかわいさにしても、味わいの飲みやすさって意味でも、ビールをあまり知らない方でも手に取りやすい商品ですよね。


2022年の「SOMETIMES BREWS」は今年の夏に合わせて醸造


ー永山さんが最初に開発したのが2019年に発売した一度目の「SOMETIMES BREWS」ということですが、造るうえで苦労した点ってありましたか?

永山:最初は「ビール開発ってどうやるの?」みたいなことも勉強しながらだったのでもう本当に必死でした。今思えば味わいも荒々しいなって思うんですけど。それを踏まえて今度再発売する「SOMETIMES BREWS」は、その時やり残した部分をブラッシュアップして、一からレシピから作り直しました

ー具体的にはどう変わったんですか?


永山:ホップの品種を見直しました。メインは「ネルソンソーヴィン」というホップで、他のホップとの組み合わせも見直し、全体の使用量を1.5倍に増やしました。あと、今年の夏はすごい暑そうだとずっと思っていたのでかなりドライに造ってみました

ーその先見の明はすごい!(笑)本当に暑くなりましたよね。

永山:スタイルはアメリカンウィート。小麦をたくさん使っていて、白ブドウや柑橘系の香りが感じられ、小麦のフルーティーさをたのしんでもらえるようなゴクゴク飲めるビールです。

ーあと、デザインの白熊がますます調子にのっているという噂を聞いたんですが。


永山:前回は素朴な雰囲気の2人だったのが、今回はだいぶ垢抜けて。バックの色も夏っぽい鮮やかな青色になりました。

ー表情も違いますね。永山さんはデザインにも携わっているんですか?

永山:いえ。デザインはマーケティング室の別所が担当しています。パッケージのイラストから味わいを想像をするのが私的にはビールが造りやすくて、今回もデザインからイメージして味わいを造りました。例えば今回だと綺麗な青色なので、クリアな味わいにしたいなとか。

ーなるほど!どんなふうにたのしんでほしいですか?

永山:よく冷やしたものを、楽しい音楽を聞きながらとか。今日みたいに晴れた日には最高だと思います。
取材日は本当に気持ちよく晴れた日でした
ー試飲させていただいたんですがすっごい飲みやすい。柑橘感も感じますしごくごく飲めて、晴れの日に飲みたいビールですね!


新しい材料や製法に四苦八苦

ー白熊シリーズもインド象シリーズも、これまでの定番商品とは違う新しいスタイルに挑戦されていますが、苦労したエピソードってありますか?


永山:「紅茶香る インディアペールエール」は開発に時間がかかりました。紅茶の知識自体なかったので茶葉は何を使えばいいのかからはじまり。いろんな紅茶を買って紅茶の淹れ方を調べたり、ビールに混ぜてみたり。香りの表現の仕方も難しかったです。

ー大変…!

阿部:「潤いホップの惚れ惚れエール」も大変でした。原料に使ったオーツ麦がお好み焼きみたいに固まっちゃったり、液が流れなくなったりしました。


永山:原料にタンパクが多いので、麦汁ろ過の段階ですごく詰まりやすくて…怒られましたね。それに、原料に使ったオーツ麦はおそらくエチゴでは初めて使う原料で。そもそもオーツ麦は何度で糖化させるのが良いのかもわからず、ずっと試行錯誤をし続けていました。

阿部:でも、2022年に再販したときは、みんな学習してくれたのかだいぶ詰まらなくなってたよね。

永山:仕込みの人のコツやテクニックも向上していて、うまくいったんです。

ー仕込みの方たちすごい!

永山:本当に毎回周りの人には助けてもらっています。


ー大変そうってことだと「にっこりほっこりブラウンエール」は、白熊シリーズで採用していたこれまでのスタイルではなく、ブラウンエールですよね。こちらは上司の隅谷さんが開発を担当した「のんびりふんわり白ビール」を基準にして造ったと聞きました。

永山:「のんびりふんわり」はヴァイツェンで酵母とホップの香りのバランスが特徴で、今ではエチゴとしても欠かせない定番商品であり、シリーズにおいても基準にもなったビールです。

それを基準にした「にっこりほっこりブラウンエール」では、モルトと酵母のバランスを重視して造ってみようと。モルト5種類を組み合わせて、苦みのあるビールが苦手な人も飲みやすいものをと思って造りました。

ー実際、飲んだ人の感想って聞きましたか?


永山:結構好評をいただいていたかなと思うんですけど、思っていた層と違う層に受け入れられた印象でした。

ーというと?

永山: モルトの甘い香りを特徴的に造ったので女性が好きかなと思ったんですけど、男性の、中でも年配の方にも好評だったみたいで。

ーそういう反応はどこで知るんですか?

永山:SNSです。結構チェックしちゃいます。

ー見るの緊張しそう…!でもダイレクトな反応が見られますよね。

永山:あとは、私の伯父もおいしいって言っていました。

ーおー!それはリアルな声ですね。


今造りたいのは懐かしのスモークビール

ーここまでのお話を聞いてると、大変なことはその都度あれど、永山さんと他の社員の方との距離感が近くて、結構密に会話できる関係性なんだなと感じたんですが。


永山:私の性格もあるかもしれないんですが、何でも挑戦させてくれる上司にも恵まれていると思いますし、信頼もしていますね。

ー単純に今造ってみたいビールってありますか?

永山:開発スケジュールとか他のしがらみなど考えないと考えたら…スモークビールですね。

阿部:そっちいくんだね(笑)

ースモークビールを造りたいと思ったきっかけってあったんですか?

永山:昔、エチゴの商品でスモークビールがあったらしくて。昔からエチゴビールを知っている人から何度か「すごいよかったよ」って言われたことがあって。

ーレシピは残っているんですか?

永山:残ってます。そのレシピの再販でもいいですし、新しいものでもいいですが、自分なりに造ってみたいなと思って。

ー造れたら、わくわくですね!

阿部:もちろん造ることを否定はしないけれど、今ある設備で造れるとか、数をしっかり売らなきゃなど現実的な問題があるので。そことのバランスを考えて、ですね。

ーそういう意味でいうと、今後エチゴビールが目指すビジョンって何でしょうか?


阿部:エチゴビールが一番大きく変わったのが2020年、25周年のときの全品リニューアルが一つのきっかけにはなったと思うんですね。要は今、エチゴビールブランドをみなさんに改めて知っていただき、流通を図ってできるだけ多くの人に飲んでいただけるよう、季節品も含めて広げていこうという段階です

クラフトビールブームで、いろいろなビールのスタイルがあるというのは、だいぶ多くの人に知っていただけるようにはなってきましたが、ビール全体で考えたらまだまだ。エチゴビールが出すビールって今まで日本ではあまり一般的ではないビールスタイルも多いなかで、エチゴビールを足掛かりに1人でもクラフトビールに興味を持ってもらえる方が増えればと思っています。

そんななかで、スモークビール含め、新しいチャレンジもしていきたいですね。

ー新しい視点を持った永山さんに期待していることってどんなところでしょうか?

阿部:正直、最初はどうなるんだろうってものもありましたが、実績も積んで、新しいことに挑戦したいと言うことも増えており、頼もしく思います。今ちょうど開発してる商品も、実は会社が最初造ろうとしていたものではなく「これがやりたいんです」と言われて商品化に向けて動いています。エチゴビールにとっても大きな戦力ですし、トレンドを捉えて新しく造り出す、ぐらいになってもらいたいと思っています。

永山:ちょっとプレッシャー…!

阿部:プレッシャーなの?(笑)

ーやっぱり関係性がすごく近くて良いですね。

阿部:永山さんからの相談は最優先で動いていきます(笑)

新しいビールが発売されるたび、エチゴの歴史のページが増えていく


お話を伺った部屋の片隅には、エチゴビールの空き缶や瓶が並べられたスペースがありました。「最近のビールのサンプル缶かな」と思い見てみると、これまでの歴史あるビール缶の数々。一番はじめにエチゴで造ったビールの空き瓶まで置かれていました。

1994年、酒税法改正により、大規模な醸造設備がなくともビール醸造ができるようになった日本。このとき、どこよりも早くブルーパブを開き、全国第一号クラフトビール(地ビール)の製造をはじめたエチゴビール。

その長い歴史の一番新しいページには、より多くの人にクラフトビールの魅力を伝えようと日々奮闘している人たちの姿が刻まれていました。


紆余曲折がありながらも日々変わる流行を捉え、今できることを。そしてエチゴの歴史も大切にしながらよりおいしいビールをと開発をする永山さん。ふんわりした雰囲気がありながらも力強いことばの数々には、自分よりも年上の先輩たちを巻き込んでいくんだろうなと思わせる魅力を感じました。

暑い夏はまだまだこれから。今年の夏仕様に造られた「SOMETIMES BREWS」は、新しいビールとの出会いの入口かもしれません。


エチゴビールHP

 『SOMETIMES BREWS(サムタイムズ ブルース)』

  • 〇発売日:2022年7月22日(金)
  • 〇ビアスタイル:アメリカンウィート
  • 〇アルコール度数:4.5%
  • 〇原材料:小麦麦芽(フランス製造)、大麦麦芽、ホップ
  • 〇容量:350ml缶
  • 〇HP:https://echigobeer.com/index.php

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山吹彩野 編集・ライター

星の準ソムリエの資格を持つ星空エディターで、星や宇宙を編集して伝えるWEB SPACE「星とくらす」を運営。最近では星を眺めながら、ビールと宇宙をつなげたいと日々考えている。好きなビアスタイルはIPA。音楽、カメラが好き。

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