全国第一号の地ビールとして知られる新潟県のエチゴビール株式会社(以下、エチゴビール)の新商品『ダブルドラゴンIPA』が、2025年10月17日(金)に数量限定で発売されました!
なんと、エチゴビールの人気定番商品『FLYING IPA(写真左)』をベースに2種のホップ(サブロー・モザイク)をドライホッピングした1杯。
どんな味わいなのか、どんな違いがあるのか。「FLYING IPA」と飲み比べてみました!
2柱の龍が飛び交うWest Coast IPA

「ダブルドラゴンIPA」のビアスタイルはWest Coast IPA。エチゴビールの人気定番商品「FLYING IPA」をベースに、2種のホップ(サブロー・モザイク)をドライホッピングし完成したビールです。

ドライホッピングとは、発酵中、または発酵終了後の過程でビールにホップを添加して、ホップの香りを強調する製法。通常の「煮沸時にホップを加えて苦みを出す」方法と違い熱を加えないため、香り成分がビールに残るのが特徴。
それによって「ダブルドラゴンIPA」は、二柱の龍が舞い上がるかのような、鮮烈なホップの香りとインパクトある苦みが特徴のビールに仕上がったのだとか。

ちなみに、ベースとなる「FLYING IPA」の缶に描かれた印象的な龍は、地元新潟の英雄である上杉謙信公の“越後の龍”から着想したイラストなのだそう。龍は水を司る神として崇拝されていることや、龍が追いかける玉の発祥がインドであることなどをモチーフとして、突き抜けるような際立った苦みを表したものです。
そんな龍が2柱も描かれている「ダブルドラゴンIPA」。
「FLYING IPA」の倍の苦みを表現しているように感じますが、前にいるドラゴンよりも淡く単色で描かれている様子は、前にいる龍の分身なのか、守護霊なのか………パッケージを考察しながら飲むのも楽しい時間です。
実際どんな味わいなのか、ベースの「FLYING IPA」と一緒に飲み比べてみました!
「FLYING IPA」と飲み比べてみた!
「FLYING IPA」
まずは、既存商品の「FLYING IPA」から。
しっかりとした苦みを感じられますが、喉を通ると緩やかに苦みが消えていく。そんな飲みやすさのあるIPAです。シトラスのような清涼感があります。安定の味わい!
「ダブルドラゴンIPA」

続いて、今回発売された「ダブルドラゴンIPA」。
ビールの色は、「FLYING IPA」に比べて濃いめ。グラスに注いでみると、柑橘香が鼻をくすぐります。香りからすでに濃厚さが伝わる。

そして一口飲んでみると…うまい!苦い!!
「FLYING IPA」よりグッとくるどっしりとした苦み、そして深みを感じます。ホップのフルーティさも増し増し。なのに、喉越しの柔らかさや清涼感、そしてアルコール度数(5.5%)は「FLYING IPA」と同じ。サブローとモザイクの柑橘感もしっかりと味わいに現れています。
重厚感な味わい、軽やかな飲み口と、真逆の特徴が両立していて魅力的な1杯でした。
一緒に食べたいおつまみは?
さきいかのフリット2種〜チーズ&ペッパー、ハーブ〜
"かわきもの"のおつまみの定番「さきいか」。食べきれなくてシナシナになった時は、好みのフレーバーでアクセントをつけてカラッと揚げれば、IPAにぴったりなおつまみに大変身します。
一緒に聴きたい音楽は?
魂を揺さぶるリリックとビートで、前向きなエネルギーを感じさせてくれる「韻波句徒」。その存在感は、「ダブルドラゴンIPA」の持つ、心地よい柑橘感や強い苦味とも重なります。
どちらもパンチがありながら、最終的には前向きな気分にしてくれる、唯一無二の存在感。同じバイブスを持つ一曲と一杯で、インパクトのある時間を。
“ドラゴン”の世界を味わい尽くせ!

苦みの奥にある爽やかな余韻と、龍が舞うような苦味の広がりを感じられる「ダブルドラゴンIPA」。温度が少し上がるにつれて香りがふくらみ、時間とともに違った表情を見せてくれます。
「FLYING IPA」と飲み比べたり、じっくり食事と楽しんだり。ぜひあなたの楽しみ方で「ダブルドラゴンIPA」の世界をとことん味わってみてください!
『ダブルドラゴンIPA』
- 〇発売日:販売開始日:10月17日(金)
- 〇ビアスタイル:IPA
- 〇アルコール度数:5.5%
- 〇原材料: 大麦麦芽(フランス製造)・ホップ
- 〇URL: https://echigobeer.com/products.php
- 〇醸造所: エチゴビール

お酒は二十歳になってから。
