本格的な夏が始まる7月。照りつける日差しや蒸し暑さに、少し疲れを感じる日も増えてきます。そんな季節だからこそ、頑張る日だけでなく、思い切って肩の力を抜く日も大切にしたいもの。冷たいビールと、お気に入りの食べものを囲むひとときが、慌ただしい毎日に小さな余白をつくってくれます。
2026年7月も、イラストレーター・natsuruによる、ビールとの日常を描いたビールカレンダーをお届けします。月はじめの気持ちの切り替えとともに、スマートフォンの画面をビールで染めてみませんか。
連載「いつもの日常に、わたしとビールと。」
おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。

(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。

(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
麦につつまれて

最近仕事でばたばたとしていたので、ゆっくりしたいと思って今日は久しぶりに有給をとった。朝から気になっていたパン屋さんへ。店の前まで来ると、焼きたてのパンの香ばしい香りが風に乗って流れてくる。どれにしようか迷いながらトレーにパンを並べる時間もまたたのしい。
家に帰り、買ってきたパンを並べながらグラスに注いだのは、パンの耳をアップサイクルしてつくられたNOMENDOの『穀環(こくたま)』。ひと口飲むと、小麦のやさしい甘みと焼きたてのパンを思わせる香ばしさがふんわりと広がる。セゾンらしい軽やかな飲み口が心地よく、次のひと口へと自然に手が伸びてしまう。
「おいしい」の裏側には、たくさんの人の手や、まだ活かせるものを大切にする想いがある。パンもビールも、その一杯も。
何気ない休日の昼下がり。焼きたてのパンとビールを囲みながら過ごす時間は、慌ただしかった毎日に、小さな余白を取り戻してくれた。
Illustration:natsuru(@NaTsuRuuuu)
Text:山吹彩野
\待ち受けにしてみて/

