News 【12月第1週】新商品＆ビールイベントまとめ｜編集部が気になった最新ビールニュース10選

今週の最新ビールニュースをお届けします。

コリアンダー使用の限定ヱビスや山手線100周年記念ラガーが発売されるほか、食品ロスを活用したパスタビールなど、今週注目の新商品＆イベント情報をお届け。買い物リストや週末のお出かけ先の参考にどうぞ！

コリアンダーを使用したヱビスが全国のセブン‐イレブンなどに登場

サッポロビール株式会社より『ヱビス クリエイティブブリュー ホワイトサン』が、全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨーク、ヨークベニマルなどで、12月9日（火）から順次、数量限定発売されます。（一部店舗では取り扱いがない場合あり）

『ヱビス クリエイティブブリュー ホワイトサン』は、小麦麦芽を一部用いることで実現した、これまでにない爽やかなコクとなめらかな口当たりが特徴です。また、スパイスとしてコリアンダーシードが使われており、涼やかな後味に仕上がっています。

■公式HP：https://www.sapporobeer.jp/

パーフェクトサントリーシリーズに限定アンバーエールが登場

サントリー株式会社より、『パーフェクトサントリービール〈アンバーエール〉』が、1月27日（火）から全国で数量限定新発売されます。

糖質ゼロでありながら本格的なビールの力強い飲みごたえと、爽快な後味を両立している点がファンから評価されている「パーフェクトサントリービール（PSB）」。今回発売される商品は、ダイヤモンド麦芽を一部に用い、複数の濃色麦芽による香ばしさと上面発酵酵母による醸造香を組み合わせることで、しっかりとしたコクとすっきりした後味に仕上がっています。

■公式HP：https://www.suntory.co.jp/beer/perfectsuntorybeer/

キリン×日清製粉ウェルナが、パスタを活用したアップサイクルビール開発

キリンビール株式会社は、株式会社日清製粉ウェルナと共同で、食品ロスとなるパスタを一部原料に使用したアップサイクルビール『イタリアンレッド ～トマト＆パスタ～』を開発しました。

本商品は、輸送中に包装が破れたなど、品質自体に問題はないものの店頭には並べられないパスタを原料として活用。ビールの原料である大麦の一部に使用してつくられています。スプリングバレーブルワリー東京にて、12月17日（水）より数量限定で提供が開始される予定です。

■公式HP：https://www.springvalleybrewery.jp/

ISEKADO×JR東日本　記念コラボ第3弾『YAMANOTE LAGER』数量限定販売

ISEKADOより、山手線環状運転100周年を記念した株式会社JR東日本クロスステーションリテールカンパニーとのコラボレーションビール企画として、『YAMANOTE LAGER』が12月9日（火）、NewDays（首都圏・静岡）限定で発売されます。

両社による鉄道記念ビールの共同開発は、今回で3度目。本商品は、クラフトビールの黎明期を支えたカスケードホップと、マウントフッドホップを組み合わせることで、路線の長い歴史と現代的な感覚の融合をコンセプトとしています。味わいは、グレープフルーツやライムのような柑橘系の香りが特徴で、ラガー特有のキレと心地よい苦味が楽しめます。

■公式HP：https://www.isekado.co.jp/

「Bierernst」多摩市素材を活用したブルーベリーサワーエールを発売

多摩市のクラフトビール醸造所「Bierernst（ビアエアンスト）」は、多摩市産ブルーベリーを原料に用いた『Nümasuguri Blueberry Sour Ale』を12月6日（土）に発売します。

ビールが苦手な人でも飲みやすいように、ブルーベリー果汁の爽やかさと、乳酸菌由来のヨーグルトのような優しい酸味が特徴です。アルコール度数は6.5％で、ジューシーな口当たりを実現しています。商品名にはブルーベリーの和名である「ヌマスグリ」を採用。Bierernstの店頭、オンラインストア、および多摩市の老舗酒屋「小山商店」にて販売されます。

■公式HP：https://tumujiwerks.com/beauty/

物流×副原料シリーズ第1弾　麹を採用した「PACKING KŌJI」登場

株式会社CAPESより、物流業界への労いを込めて製作するオリジナルクラフトビール「LOGI BEER」の新たな試みとして『PACKING KŌJI -Hazy Sour IPA-』が、12月6日（土）より発売されます。

本商品は、物流業務の一つである「パッキング（梱包）」と、副原料の「麹」をテーマにした新シリーズの第一弾です。醸造は鹿児島の「SANKAKU BEER WORKS」が担当し、ホップと酵母由来のパッションフルーツのような香りに、麹由来の穏やかな酸味を組み合わせたHazy Sour IPAです。

■専用サイト：https://logibeer.capes.jp/

「よなよなビアワークス」で年末年始限定『バクの初夢2026』登場

東京都内に6店舗を展開するよなよなエール公式ビアレストラン「よなよなビアワークス」にて、年末年始限定ビール『バクの初夢2026』が、数量限定で販売されます。

毎年異なる味わいで醸造されますが、2026年版は、みかんを使用したFruit Pale Ale。ホップの香りにやわらかな柑橘のニュアンスが重なった一杯で、さまざまな料理と合わせやすい点も魅力です。

■公式HP：https://yonayonabeerworks.com/

JR東海グループ初のクラフトビール店「Rock Song Oh! Brewery」京都駅に誕生

ジェイアール東海関西開発株式会社は、JR東海グループとして初となるクラフトビール専門店「Rock Song Oh! Brewery」を、1月15日（木）に京都駅八条口の「ASTY京都」内に開業します。

店内では、社員が共同醸造先と開発したエールスタイルのビールをはじめ、約10種類のクラフトビールをイートイン形式で楽しむことができ、テイクアウトも可能です。IPAやヴァイツェンなどの定番に加え、京都をイメージした限定品（京エールやほうじ茶スタウトなど）も提供されます。同名の醸造所も来春以降にオープン予定です。

■公式HP：https://www.asty-kyoto.co.jp/

2026年3月開業予定、横浜のライブビューイングアリーナで限定ビール展開予定

横浜DeNAベイスターズは、JR関内駅前に2026年3月19日開業予定のライブビューイングアリーナ「THE LIVE Supported by 大和地所」1階に、球団直営のドリンクカウンター「CENTRAL BAR」をオープンします。

フロア中央に配置された同バーでは、国際的なビール審査会で金賞を受賞した『BAYSTARS LAGER』をはじめ、球団オリジナル醸造ビールや「THE LIVE」限定のビールを順次提供する予定です。カウンターでの提供に加え、横浜スタジアムと同様の立売販売も実施し、ライブビューイングを楽しみながら気軽にビールを楽しめます。

■公式HP：https://www.baystars.co.jp/

「三陸ビール」ブルワリー開業へ向けたクラウドファンディングが残り約1カ月！

岩手県大船渡市を拠点に、これまで委託醸造方式（ファントムブルワリー）で地域に根ざしたビールを製造してきた「三陸ビール」の自社ブルワリーおよびタップルーム開業に向けたクラウドファンディングの募集期間が、残り1ヵ月を切りました。

これまで同社は委託醸造方式でビールを製造してきましたが、大船渡市の中心施設「キャッセン大船渡」内に2025年12月の開業を予定し、本格的な醸造設備と10タップを備えたタップルームの整備を進めています。今回のクラウドファンディングでは、醸造設備導入費として500万円を目標に支援を募り、支援者にはビールチケットや限定グッズなどのリターンを用意。三陸ビールは、この新拠点を通じて、地域に根差したビール造りを強化し、三陸地域の魅力発信と活性化に貢献していく方針です。


クラウドファンディングのページでは、三陸地域への想い、これまでの歩み、そしてこの地でブルワリーを開く決意に至った背景が丁寧に語られているので、ぜひ覗いてみてください。

■プロジェクト詳細：https://camp-fire.jp/projects/884868/view
■関連記事：https://beergirl.net/sanrikubeer_n/