春になると眠たくなる。そんな毎年おとずれるあたりまえの体の変化なんて気にもとめていなかったけれど、寒くて縮こまっていた血管が広がり血液が細部にまでいきわたっているからだと知って、「なんだ、しょうがない。自然の摂理に従うか」と思ったのは言うまでもない。
ということで、ぽかぽか陽気で体の隅々にまで息吹が行き渡っているかのような、ビールと一緒に聴きたい音楽をあつめてみました。春のはじまりをビールと一緒に楽しむ人に、この10曲を贈ります。
王舟 “Thailand”
タイには輪廻転生という思想が浸透しているらしい。現世でおいしいビールをたくさん飲むから、できることなら、生まれ変わってもたくさんのビールに出会いたい。
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シャムキャッツ “AFTER HOURS”
終わりと始まりの節目の季節には、いろいろと昔のことを思い返す。とても大切だった人や、仲の良かった人との記憶も、思い出したり、忘れてしまったり。
ハンバートハンバート “おなじ話(シングルバージョン)”
暖かくなってきたけどそちらはどうですか。聞きたいことばかりでいつも同じような話をしてしまうけれど、昨日も今日も、きっと明日もビールはおいしいです。今夜は一緒にビールを飲もうよ。
Aimer “カタオモイ”
いつも一方通行な恋心。香りに癒され味わいに癒され、いつも救われているよ。
くるり “言葉はさんかく こころは四角”
本当の想いとは裏腹なことばが出てしまいそうになるとき、ひとつ呼吸を整える。本当に伝えたいことなのか、それとも。一度心も体もリセットしたいとき、ビールに頼ってみるのもひとつの手なのかも。
YONA YONA WEEKENDERS “いい夢”
あたたかくなると、自然と体が動き出す。歩く歩幅も大きくなっている気がするし、空もあおいでみたりして。
松たか子 “明日、春が来たら”
行動を起こすきっかけはどんなに小さくてもよくて。「明日、春が来たら」ーー何をしたい?ぽかぽか陽気のなかさんぽをして、気になっていたビアバーに寄って。はじまりのきっかけなんて、そんな感じ。
スピッツ “春の歌”
春がおとずれた喜び。目にうつる景色もカラフルで、心が踊る。
藤井風 “きらり”
辛いことも、大変なことも、きみがいるだけで人生が輝くよ。
YUI “CHE.R.RY”
別れと出会いの季節。たくさんの想いが交差する。ひとつだけ言いたいことは、伝える後悔より伝えない後悔の方が大きい気がするよ。
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