Column 【プレイリスト】ビールと過ごすあなたに贈る12曲「月のとおりみち」

2019/10/10

秋になるともやっとした空気が澄んで、涼しい風とともにきれいな空も運んできてくれます。


今回、ビール女子が贈るSpotifyプレイリストのテーマは「月のとおりみち」。

十三夜と言われる、十五夜の次にきれいな月を観ることができるこの季節に、ビール片手に夜空を眺めてみてください。
いつもよりちょっと、星がきれいにみえるかも。


サカナクション “ユリイカ”



星が見えない東京という街。

でも、宇宙から東京を見ると、とてもきれいに輝いて見えるという。

人が絶えず行き交う東京でも、月は私たちを照らしてくれる。

さなり “Dropout”



夜になると、ふだんよりも感性がするどくなる気がする。

空に浮かぶ月だって、なんだかいつもより近いような気がしてさ。

グラスに入れたビールに月の舟を浮かべてみたりして。

スーパーオーガニズム “Night Time”



眠気は夜に支配される。

起きるまで、夢への逃避行。

助けてくれるのはビール。

Yogee New Waves “Climax Night”



星や月を見ながらビールをうまく飲む方法を考えているけれど、なかなかうまくいかない。

そんなちぐはぐなものを一緒に楽しもうなんて思う方がおかしいのかもしれないけれど、何も考えない衣食住を摂取して過ごすより、だんぜんドラマチックだと思うんだ。

小袋成彬 “Daydreaming in Guam”



自分が好きなものが、あなたにとって好きなものじゃないように。

私とあなたにとっての大切なものが、誰かにとってどうでもいいように。

そこにふたりがいること。話をすること。

土井玄臣 “ダークナイト”



予期せず心が死んでしまったときは、自分のいちばん好きなものをたくさん摂取しよう。

大好きなビールを飲みながら音楽を聴いたり、無機質に浮かぶ月を眺めたりして。

Aimer “六等星の夜 Magic Blue ver.”



肉眼で見える星は六等星までらしい。

北半球だと約4,300個。

でも、太陽系には約2,000億個も星があると言われていて…

太陽系以外の銀河は、また何千億個もあって…

宇宙が壮大すぎて、ちょっとのことがふふっと笑えてくる。

安藤裕子 “隣人に光が差すとき”



ないものねだりのように、あれがあればと思うことがあるけれど。

不確かで不完全な方がおもしろかったりする。

だから、魅力的に思うこともあるかもしれないけどね。

七尾旅人 “七夕の人”



七夕のお話をつくるベガ、アルタイル、デネブって、夏だけの星だと思っていませんか。

でもじつは星って、昼夜を超えて地球を一周してる。

1日で1年分の星が地球まわり、輝いている。

青葉市子 “月の丘”



下を向いていると見える景色もあるけれど、上を向くとさらにいろいろな景色が見える。

いつもの道もちょっと上を向いて歩くと、きらきらと日常が輝く。

優河 “灯火”



夜空に光る星をたよりに船を進める航海術があるらしい。

見上げると見つかる星々が、人が歩みを進める目印になっているなんて。

便利なものが溢れる時代に生きる私たち。

けれど、不便でも自然の摂理とともに生きてみたいと思う瞬間が、ときどきおとずれるんだ。

中納良恵 “オリオン座”



空で繰り広げられる星たちの物語。

ふと夜空に目をこらせば聴こえてくる。


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ライターの紹介

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山吹彩野 編集・ライター

星の準ソムリエの資格を持つ星空エディターで、星や宇宙を編集して伝えるWEB SPACE「星とくらす」を運営。最近では星を眺めながら、ビールと宇宙をつなげたいと日々考えている。好きなビアスタイルはIPA。音楽、カメラが好き。

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