ここ数年、地産地消などその土地の良いものをさらに盛り上げる活動が盛んになっています。地産地消に限らず、その土地のものを知ることは深く知るきっかけにもなりますが、この度山梨県のブルワリーとホップ農家がパートナーシップを組み、「地元産ホップ100%」のビールが新しく誕生しました!
萌木の村株式会社より、「八ヶ岳ビール タッチダウン」ブランドから『HOKUTO Japanese pilsner』(以下、HOKUTO)が限定醸造で2019年6月9日(日)より全国で発売中です。今回ブルワリーとして初めて、地元・山梨県北杜市産ホップ “だけ”を100%使用して醸造されたビールに注目が高まります。
地元・山梨県北杜産ホップ “だけ”を使用した新たな挑戦
ここ数年、クラフトビールの世界ではビールの主な原料であるホップの栽培を自ら行うブルワリーが増えています。
しかし、高品質なホップの大量生産には高度なノウハウや大きな投資が必要となることもあり、仕込み量が1㎘を超える一定量以上のクラフトビール醸造において、ホップの全量を地元産でまかなえるケースは全国的にもいまだ少ない状態です。
八ヶ岳ブルワリーは北杜市内でホップ栽培・生産を行っている「ホップ農家小林」とパートナーシップを組み、地元産ホップ100%で2㎘のビールを醸造を実現しました。
かいこがね、カスケードなど20種のホップを生産している中から、今回「HOKUTO」では、ハラタウとスターリング、信州早生(しんしゅうわせ)の3種を使用しています。
自然の恵みを活用したビール
(左)八ヶ岳ブルワリー ヘッドブルワー 松岡風人さん (右)小林ホップ農園 小林吉倫さん
「HOKUTO」は、八ヶ岳ブルワリーが得意とするピルスナースタイルです。豊かなモルト感と雑味のないクリアな苦みはそのままに、信州早生など3種の地元のホップが加わることにより、爽やかなホップの香りを楽しみながら飲むことができるビールに仕上がりました。山梨県北杜市のブルワリーとホップ農家がともに手を組んで、地元の自然の恵みを最大限に生かした「HOKUTO Japanese pilsner」。
ネット販売はもちろんブルワリー併設レストラン「萌木の村 ROCK」で飲むことができます。もし、山梨県へ行く機会があれば地元の空気に触れながら、楽しんでみてください。
松村 七海
山梨産のホップを完全使用!ホップを感じる味わいになっているそうなので楽しみです!
『HOKUTO Japanese pilsner(ホクト ジャパニーズ ピルスナー)』
- 〇発売日:2019年6月9日(日)
- 〇品目:ビール
- 〇醸造方式:下面発酵(無ろ過・非加熱)
- 〇原材料:麦芽、ホップ(ハラタウ、スターリング、信州早生)
- 〇アルコール度数:5.5%
- 〇IBU:10
- 〇ネット販売:https://www.yatsugatake-beer.com/
- 〇店頭販売:ブルワリー併設レストラン「萌木の村 ROCK」(https://rock1971.jp/)
(住所)山梨県北杜市高根町清里 3545 萌木の村