Release 日本と台湾、国境を越えたコラボビール誕生！希少スパイスと白麹を使った“恵みの雨”のようなビール

日本と台湾、国境を越えたコラボレーションビールが誕生しました！希少スパイスと白麹が原材料に使われ、乾いたのどと心を潤す恵みの雨のようなビールです。柑橘の香りと爽やかな酸味できっとあなたに元気を与えてくれるはず。

埼玉県川越市にある株式会社協同商事COEDO BREWERY（以下、コエドブルワリー）は、台湾のクラフトブルワリーSUNMAI（サンマイ）とコラボレーションし、ハーブアンドスパイスエール『囍雨-Kiu-』の特別醸造をしました。日本と台湾それぞれの固有の文化に由来した原材料を使用した注目のビールで、2021年8月25日（水）より数量限定で出荷を開始しました。

待望の第2弾コラボレーション

埼玉県川越市で生まれたコエドブルワリーは、「Beer Beautiful」をコンセプトとするクラフトブルワリー。1996年に埼玉県川越市に創設以降、ビール本来の豊かな味わいと「ビールを自由に選ぶ」楽しみ方を提案しています。

定番ビールとして、さつま芋から造る『紅赤 -Beniaka-』をはじめ、日本の色を冠した『瑠璃 -Ruri-』『白 -Shiro-』『伽羅 -Kyara-』『漆黒 -Shikkoku-』、香り高いホップの魅力を引き出した『毬花 -Marihana-』を提供しています。

そして、そんなコエドブルワリーが今回コラボするのは、台湾で初のクラフトビールブランドとして誕生したSUNMAI。クラフトビールの「少数派が飲むビール」という概念を変えるような存在であることをビジョンとするブルワリーです。ドイツ式醸造方法をベースとし、台湾のフルーツをはじめとする様々な材料を使ったビールが多く造られています。


この2つのブルワリー、コラボレーションするのは実は今回で2回目。お互いのビールづくりに対する志に共感しあった両ブルワリーは、双方の技術的な発展を目指し、2020年2月に第1回のコラボレーションビール『サンショウカムクワットエール“金運福臨”』を発売しています。日本でも一部輸入販売され、ビール好きの間で話題を呼びました。

コロナ禍での制限を乗り越え誕生

1回目のビールづくりが始まった当時は2019年11月。まだ新型コロナが世界中で猛威をふるう前だったので、コエドブルワリーのスタッフが台湾を訪れ、SUNMAIのスタッフと一緒に作業をしたのだそう。

そして2020年4月、答礼醸造として今度はSUNMAIのスタッフが来日し、一緒にビールを作ろう！そう約束をしていたところ、新型コロナウイルスが流行し、第2弾は延期となってしまいました。


しかしそんな中でも彼らは諦めず、オンラインツールを駆使してリモート会議で打ち合わせを重ねたそう。その結果、お互いの知見やアイデアを生かし、日本と台湾の友好の証となるような今回のレシピが完成しました。

たとえ行動が制限された中でも、国を超えて新しいビールを生み出せたのは、2つのブルワリーの熱い想いがあったからこそ。ビールのコンセプトも、そんな想いが詰まったものでした。

恵みの雨のようなビール「囍雨-Kiu-」

第2弾コラボレーションビールの名前は、「囍雨-Kiu-」。もともと「喜雨（きう）」とは、日照りが長く続き、干ばつ状態にようやく降る恵みの雨という意味を持つ季語。その言葉に、「旅ができない今だからこそ、乾いたのどと心を潤す恵みの雨のようなビールをみんなに飲んで欲しい」という彼らの熱い想いが重なり、「囍雨-Kiu-」と名付けられました。

味わいも、暑い夏の乾いた喉にぴったりな仕上がりに。台湾の山岳民族タイヤル族が古来より愛用している希少スパイス「馬告（マーガオ）」と、日本の焼酎作りに用いられることの多い白麹が原材料に使われているため、マーガオの柑橘やレモングラス様のアロマと、白麹に含まれるクエン酸による爽やかな酸味がここちよく感じられます。

一緒に食べたいおつまみは？

台湾風牡蠣オムレツ
台湾のスパイスが特徴的な「囍雨-Kiu-」には、台湾のお料理を。そのままでも美味しい牡蠣オムレツに、馬告の効いているビールを合わせたら、個性が調和して最高の台湾ペアリングが完成しそうな予感◎。

レシピはこちら

コロナ禍でも、ビールをフックとした国境を超える熱い想いから生まれた「囍雨-Kiu-」。こうした取り組みの輪が広がっていくときっと素敵な世界になるはず。皆さんも「囍雨-Kiu-」で乾いたのどと心を潤してみてください。