ビール女子のみなさま、こんにちは! ポートランド在住の東リカです。
3月2日、イーストサイドにあるコーヒーロースタリー、Buckman Coffee Factoryを会場に、第5回「SheBrew」が開催されました。「SheBrew」は、女性、またLGBTQコミュニティをサポートする女性ブルワーやアーティストが集結するイベントです。今年は、35店もの女子ブルワーが手がけたビール及びサイダーが勢ぞろいしました!
たくさんユニークなビールがありましたが、今回は、「ポートランド女子ブルワーインタビュー」に参加してくれたブルワーたちが手がけたビールを順にご紹介します!
Lee Hedgmonのグルテンフリービール
まず1つ目は、グルテンフリービールのブルワリー「グラウンド・ブレーカー(Ground Breaker Brewing)」のリー(Lee Hedgmon)さん(写真左)の手がけた『GingerLee Peached』。
フリスビーで遊んだり、友達とリラックスする夏のピクニックに思いを馳せながら造ったというペールエールは、生姜がさっぱりと効いて、爽やかな桃の香りも感じる暑い日にぴったりのスカッとするビールでした。
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Jenn McPolandとNatalie Baldwinの共作デザートビール
続いては、イベント会場でもトランシーバー片手に大忙しだったホームブルワー、ジェン(Jenn McPoland)さん(写真)と、「ブレークサイド・ブルワリー(Breakside Brewery)」 NE Dekum店のナタリー(Natalie Baldwin)さんの共同作品です。
互いに認め合う二人が手がけたのは、2017年にブレークサイド・ブルワリーで造った『Mango Sticky Rice Beer』の変形バージョンで、マンゴーの代わりにキーライムを使ったエクスペリメンタルエール『Limelight』。キーライムパイやココナッツ餅と聞いて、「分かる!」と膝を打ちたくなる甘〜いデザートビールでした。
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■ナタリーさんのインタビュー記事:多様性を体現する生き方!「ガール・ギャング」を結成するポートランドの女子ブルワーはこちら
Madeleine McCarthyの桜ビール
続いては、ナタリーさん(写真左)とガールギャングを結成する「サスクアッチ(Sasquatch Brewing)」のマディ(Madeleine McCarthy)さん(写真右)が手がけたゴーゼビール『Yoshimi』。
桜の花の塩漬けを使った乳白色のお米のゴーゼ。「錬金術師」を語るだけあって、意欲的な取り組みです!
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Sonia Marie Leikamの紅茶ペールエール
お次は、自宅の裏庭でブルワリー「Leikam Brewing」を経営するソニア・マリー(Sonia Marie Leikam)さん(写真左)の手による『The Countess Pale Ale』。
ポートランドの有名紅茶ブランド「Smith Teamaker」の紅茶、Lord Bergamotを使ったというペールエール。アールグレイの華やかな香りが立つ、ちょっと苦目の大人なビールでした。
■ソニア・マリーさんのインタビュー記事:自宅の裏庭でブルワリーを経営!家族で盛り上げるママブルワーはこちら
Shannonのホップを使ったサイダーとLizのピンク色のサイダー
続いては、残念ながら会場では会えなかったのですが、シャノンさんとリズさんのサイダーをそれぞれご紹介します。まずは、「ハイファイブ・サイダー(^5 Cider)」のシャノン(Shannon Kaylee Wolcott Mosley)さんが手がけたサワー・ホップド・サイダー『Oops, I Did It Again』です。
インタビュー時に、この名前は、ブリトニー・スピアーズの曲名から付けたと笑っていたもの。お得意のホップサイダーのサワーバージョンはすっきりドライで美味しく、サワービールだと言われたらきっと信じると思います。
もう1つは、「マクメナミンズ・エッジフィールド(McMenamins Edgefield)」でワインとサイダーを造るリズ(Liz Kelly-Campanale)さんの『Hibiscus Spice Cider』。
ハイビスカスとローズヒップにシナモンとオレンジピールを使い、シナモンが香る、甘くてキレイな色のサイダーでした。
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■リズさんのインタビュー記事:自分の手で造る喜び!クラフトサイダーとワインを造る女子ブルワーはこちら
なお、会場ではホームブリュワーのビールの無料試飲・投票も行われました。こちらのレベルも高く、驚きました。
ビール女子には特にオススメしたい、とても雰囲気の良いビールイベントです。来年度2020年の開催予定日は、3月7日。ぜひ遊びに来てくださいね!