Release 【今年はミント】毎年の楽しみ！サンクトガーレンのチョコビールを飲んでみた

毎年、バレンタインシーズンに新しい “チョコビール”を提案する神奈川県厚木市のクラフトビールブルワリー「サンクトガーレン」。この時期にチョコビールを飲むのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。


今年のラインナップは『インペリアルチョコレートスタウト』『ダブルミントチョコレートスタウト』『オレンジチョコレートスタウト』『スイートバニラスタウト』の4種類。特に注目なのが、2020年限定販売の「ダブルミントチョコレートスタウト」です。個性豊かな4種類のチョコビールを飲んでみました！

薫り高く力強い「インペリアルチョコレートスタウト」

2006年より毎年バレンタインシーズン限定で販売している“チョコビール”の代名詞的存在。通常の黒ビールの約3倍の原料を使用しているため、飲みごたえ抜群。最も濃厚、最も強い個性をもつ“黒ビールの王様”です。


グラスの向こう側が見えないほど真っ黒で、泡までこげ茶色。濃厚なビターチョコのような香り。味わいは濃厚で、しっかりとした苦み、薫り高いビターチョコレートの味わいが広がります。アルコール度数9％で飲みごたえあり。「インペリアルチョコレートスタウト」は2年間の熟成が可能なんだそう。熟成したものも飲んでみたいですね。

圧倒的な清涼感「ダブルミントチョコレートスタウト」

2020年限定のフレーバーは、ハーブティーや料理のアクセントに欠かせないスペアミントと、強い清涼感をもつペパーミントを使用したチョコビール。1回の醸造に使用したミントの総量はなんと30kg！飲み進めていくたびにミントの清涼感がアップしていき、飲み終わる頃には口中がミントの爽やかな余韻でいっぱいになります。


グラスに注いでいると、爽やかなミントが鼻をくすぐります。そこにビターチョコのような香りが加わり、脳内でチョコミントが完成。飲んでみると、ビターチョコの風味に爽快なミント。その奥にしっかりした苦みがあります。飲み進めていくうちに爽快な気分になる一杯。グラス一杯を飲み終わって感じるのは圧倒的な清涼感！

オレンジ香る大人のお菓子「オレンジチョコレートスタウト」

オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子“オランジェ”をイメージしたビール。神奈川産の「橙（だいだい）オレンジ」を皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮。それを麦汁に合わせて発酵させました。オレンジの皮も実も丸ごと使用しているため、マーマレードのような柑橘の皮の苦みが後味に残ります。


王冠を開けた瞬間から香る華やかなオレンジ。柑橘系の香りは元気を与えてくれて、明るい気持ちになります。飲んでみると少し甘いチョコレートのよう。ほのかに酸味を感じるオレンジの風味で軽やかな味わいに。柑橘の爽やかさの中にも苦みがあり、大人のお菓子のような一杯です。

ほっとする甘さ「スイートバニラスタウト　バレンタインVer.」

4種類のチョコビールの中でもっとも甘いビール。パプアニューギニア産のバニラビーンズで甘く優しい香りを溶け込ませた黒ビール。後口はバニラチョコのような風味が残ります。飲み口は甘くまったりで、デザート感覚でゆったり味わってほしい「スイーツビール™」。


グラスに鼻を近づけると芳醇なバニラの香り。口に含むと、ホッとするような優しい甘さを感じ、飲み込む瞬間にバニラの風味が口の中に広がります。甘さと苦みのバランスがよく、ゆっくりと味わいたい一杯。



ビールのボトルの首に貼られた細長いラベルには、ビールの説明が書かれています。大きなラベルの方には、IBUや使用したホップの名前などが書いてあります。どんなビールなのか分かりやすいので、ぜひラベルにも注目してください。


今回、サンクトガーレンのチョコビール4種類を全て飲んでみました。濃厚で力強い味わいの「インペリアルチョコレートスタウト」、華やかなオレンジが香る大人のお菓子のような味わいの「オレンジチョコレートスタウト」、ほっとする甘さに包まれる「スイートバニラスタウト」など、それぞれ異なる味わいを持つビールでした。中でも、驚いたのは抜群の清涼感がある「ダブルミントチョコレートスタウト」。

甘いものから苦いものまで揃うチョコビール。この時期にしか味わうことができないビールです。ぜひ４種類を飲み比べてみてください。