“家で好きなビールをサーバーから注いで飲む”のは、ビール好きにとって夢のひとつという人も少なくないはず。そんな夢のようなサーバーがもうすぐ誕生することをご存知でしょうか?
株式会社DREAM BEERが来春に開始を予定しているのが、好きなビールをおうちで、しかも専用サーバーでたのしめる会員制ビールサービス「DREAM BEER」です。
2020年8月、「DREAM BEER」がビール好きの仲間たちと家飲みの楽しさを共有し深掘りしていくコミュニティ「DREAM BEER 家飲み部」(presented by 「ビール女子」)をスタート!記念すべき第一回イベントを開催いたしました。
「DREAM BEER」とは
全国各地のブルワリーとご自宅を専用の本格生ビールサーバーで繋ぎ、出来立てのビールのおいしさと新しい家飲み体験をお届けする会員制ビールサービスです。
■「DREAM BEER」公式HP:https://dreambeer.jp/lp101/
オラホビールで乾杯!
開催時間が近づくと、一人またひとりとオンラインに。今回司会・進行をしていただく“ビールおねえさん”こと古賀麻里沙さんが声かけをすると、緊張の面持ちだったみなさんにふっと笑みがこぼれます。
その後、バーチャル名刺を設定していただいたり、ビールを準備していただいたり。参加者のみなさんの準備が整ったところで、さっそく乾杯!
飲んでみた感想を聞いてみると、「おいしいです。思ったより飲みやすい!」「今の季節にぴったりでいいですね」「初めて飲む味でおいしい」「きりっとしていて苦みもおいしい」などの声をいただきました。
「DREAM BEER」で提供するのはオラホビールの『ゴールデンエール』『アンバーエール』の2種類ですが、今回は特別に『キャプテンクロウ』もお届け!それぞれに個性の違う味わいを飲み比べしながらお話を聞けちゃうなんて格別な体験です!
「DREAM BEER」ってどんなサービス?
まだサービスが開始されていないこともあり、知らないことばかりの「DREAM BEER」について、根岸さんに根掘り葉掘りお話を伺いました!
来春サービス開始予定の「DREAM BEER」は、全国各地のブルワリーとご自宅を家庭用の本格生ビールサーバーで繋ぎ、出来立てのビールのおいしさと新しい家飲み体験をお届けする、会員制ビールサービスです。目指すのは“全国のビールファンとブルワリーをつなぐ「プラットフォーマー企業」”。
具体的なサービス内容としては、
1. ビールサーバーを各家庭でレンタル
2. 全国各地のビールから好きなビールを注文
3. 「DREAM BEER」の物流センターからビールを自宅にお届け!
という流れです。
「DREAM BEER」の本格生ビールサーバーは、冷却機能に、電流を流すと熱を吸い上げ放出するペルチェ方式を採用することで、音も小さく静か。ビールの抽出方法は炭酸ガス加圧方式を採用。ビールを酸化させることなくいつでもおいしいビールを飲むことができます。サーバー内には1.5Lのペットボトル容器が斜めに2本入る設計です。
注文は今後発表されるECサイトや専用アプリから、自分の好きな銘柄のビールを自由に組み合わせて注文することができます。
試作機は、ファンの空気を出す場所も考慮し壁にぴったりとおさまるように設計したとのことで、置きやすい形だそうですよ!ちなみに、白いラベルの部分には、各ブルワリーのロゴをつけることもできるとのこと。ロゴもコレクションしたくなりそうですね!
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公式HPはこちら
気になるあれこれ聞いてみた
まだまだ聞いてみたいことが山積み!ということで、一問一答!Q:メンテナンスは簡単?
A:ペットボトル側にはいってくるストロー(抽出に使うホース)は使い捨てなのでメンテナンス不要。ペットボトルもリサイクルゴミとして廃棄できる。タップ部分にホースはなし。タップそのものは分解して水洗い洗浄可能。マメに洗浄すればタンパク質が付着することもありません。Q:常時冷蔵?
A:ビールが入っているときは常時冷蔵です。Q:提携先のブルワリーを決める上でテーマはあった?
A:一番は、その地域でしか手に入らないレアなビールを各家庭に届けたいという根底にある思いで決めています。Q:ブルワリーから家に届くまでの流れを改めて教えて!
A:各ブルワリーから「DREAM BEER」の物流センターを経由し、各家庭にお送りします。Q:導入メーカーなどの希望も、お客様の声を反映してほしい!
A:ぜひご意見、よろしくお願いいたします!サーバー自体の希望などもあればぜひ!味やビールそのものの品質を損なわないように配慮しお届けするという「DREAM BEER」の試みを聞いているだけでわくわくしてきます。提携ブルワリーとも協力し設計しているという“本格生ビールサーバー”、実際に使ってみたくなりました!
オラホビールのオンライン醸造見学
続いては、オラホビールをゲストに招いたオンライン醸造所見学を開催しました!見学の前にまずは、オラホビールについて高玉さんに教えていただきました。
オラホビールは、株式会社信州東卸市振興公社が当初は町おこしを目指して誕生したブルワリーで、「オラホビール」は屋号(ブランド)。醸造は1996年から行っていて、「南信州ビール」に次いで県内2番目の醸造歴があります。
生産量はもともと年間約80KLでしたが、今年4月に増設し約5倍の400KLの醸造が可能に。そういえば「オラホ」って不思議なことばだと思っていたのですが、オラホとは方言で「私たちのほう」「わたしたちの」という意味なのだそう。“私たちのビール”!!
DREAM BEERで飲むことができるオラホのビールは定番の「ゴールデンエール」と「アンバーエール」。ですが、醸造所設備増設に伴い、中身もパッケージも完全リニューアルした新しい定番商品となって登場していたのです!
裏面には、新しいオラホのビールキャラクター「BEERHEADS」が登場!じっと見つめるひとつめがなんともかわいらしい!ということで、新しくなった味わいもご紹介します。
「オラホビール ゴールデンエール」
ライトボディなゴールデンエールは鮮やかな柑橘系ホップのはじける香りと爽やかな苦みで、キリリとシャープな飲み心地。飲み頃温度は5°。ペアリングのおすすめは、チータラやチーズアーモンド。比較的すっきりした味わいなので、バランスよく冷やした白ワインのような感覚でペアリングも楽しんでいただけます。
「オラホビール アンバーエール」
ミディアムライトなボディのアンバーエールは、重すぎず、かといって薄すぎない飲み心地。ほんのり白葡萄を思わせる香り。ロースト麦芽を使用することでふくよかなコクでリッチな仕上がりに。冷やしてもおいしいが少し温度を戻した10°くらいがおすすめです。
どちらも飲んだあとの余韻をしっかり残したいと考えて設計したとのこと。ホップをふんだんに使用し、香り豊かなビールに仕上がっています。
いざ!醸造所内へ
それではさっそく、戸塚さんの案内で醸造所見学スタート!工場の入り口にはオラホの新キャラクター「BEERHEADS」がどーんと描かれています!なんだか海外のブルワリーにいるみたい!
入り口を進むとまず目に飛び込んでくるのがモルト粉砕機!モルトを糖化しやすくするため粉砕しすりつぶす機械です。ずんずんずんと進む臨場感ある映像は、本当に醸造所にいるみたい。
目の前に広がる広大な景色!じつはレストランだった場所を改装して作られたそう。それなら景色がいいのも頷けますね。
階段を昇ると3つの大きな釜がお出迎え。モルトをマッシュし糖化させる釜、麦汁ろ過釜、そしてホップのかすなどを取り除くワールプール釜の3つが並んでいます。すべてパネルで管理しています!
仕込み釜のなかはこんな感じ!
奥の部屋にいくと、大きな発酵タンクが!発酵タンクは6,000Lも入るタンクは約180cmの戸塚さんの倍にもなる大きさ!これでもまだ小さいサイズなのだそうですよ!このタンクで発酵と熟成を行っていきます。
その後、品質保持には欠かせない火入れ作業を行い、缶の中を水で洗うリンス工程から充填工程、賞味期限やロット番号の印字を行い箱詰め工程まで。当たり前ですが、一つひとつの工程を目にすると、膨大な手間と時間をかけてビールは私たちのところへ届くんだと実感しました。
オンライン醸造所見学を体験したみなさんからは、「オンライン醸造見学初めて体験したけどすっごく楽しかった!」「オンラインもいいけど実際に行ってみたい!」「バスツアーで行きたい!」など、大満足だったようです!
実際に現地に行くことができたら、こんな風にタンクから直接できたてのビールを注ぐ体験もできるかも…!缶に詰める関係で、タンク内の温度は少し低く設定されていて味わいも違うのだとか。何より、その体験こそがビールをよりおいしく感じさせてくれそうです。
今後の活動をお楽しみに!
あっという間にお開きの時間になりました。新サービス「DREAM BEER」のお話から醸造所見学まで内容が盛り盛りだった1時間半。チャットも大変な盛り上がりをみせ、関心の高さを伺うことができました。
「DREAM BEER 家飲み部」は引き続き、月1回のペースでオンラインイベントを開催予定。家飲み部のみなさんがイベントで楽しんだ様子はTwitterやInstagramで「#DREAMBEER家飲み部」「#DREAMBEER」をチェックしてみてくださいね。
■DREAM BEER 公式HP:https://dreambeer.jp/lp101/