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Bar 【潜入レポ】高尾山の麓に“サウナ×ビール”のニュースポットがオープン!「CRAFTROCK TAPROOM」「TAKAO 36 SAUNA」に行ってきた

2025/07/11


東京都八王子市に位置する、標高599mの山「高尾山」。

比較的気軽に登山できる人気スポットとして、年間約300万人の登山者数を誇ります。その数はなんと、世界一を記録しているほど!新宿からおよそ1時間と、アクセスの良さも魅力の1つです。


そんな高尾山の麓に、「サウナ」と「クラフトビール」の要素が融合した新しい施設がオープンしました。

2025年7月2日(水)〜11日(金)までプレオープンを開催、そしてグランドオープンは2025年7月12日(土)です。


1階には、日本橋にあるCRAFTROCK BREWINGの第二工場「CRAFTROCK BREWING TAKAO」と、タップルーム「CRAFTROCK TAPROOM」。そして2階にはサウナと、“サ飯”とクラフトビールのスペース「TAKAO 36 SAUNA」「36 KITCHEN」が入っています。

サウナ・タップルームどちらかの利用だけももちろんOK。

今回編集部がグランドオープン前のピカピカな施設に潜入してきたので、その全貌を大公開します。参考にどうぞ!

※運動やサウナでの発汗後の飲酒は、状態によっては心拍数をあげるリスクがあります。飲酒前に水分補給をしっかり行うなど、十分注意した上でお楽しみください。


駅からお店まで、徒歩2分


施設の場所は、京王電鉄高尾線「高尾山口駅」から徒歩2分。駅に電車が到着した時の車窓から見えるほど近いです(窓ガラス右側の白い建物)。

高尾山入口の最寄駅も「高尾山口駅」なので、登山やトレイルランを楽しんだあと、帰る前にお風呂とサウナで汗を流し、最後にビールで〆!と一連の楽しみ方ができます。


高尾山口駅の改札を出て右に曲がり、川を跨ぐ橋を渡ってすぐ。


到着!外観はこんな感じ。以前は、冠婚葬祭で使われるような割烹料理屋さんだったそう。


外からは、ピッカピカの醸造施設が見えます。

それでは、1階から2階にかけて順番に、施設内を全てご案内します!

【1階】タップルーム「CRAFTROCK TAPROOM」


1階にある「CRAFTROCK TAPROOM」。

ここは、CRAFTROCK BREWINGのビールが飲める直営店です。日本橋にあるブルーパブ「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」の系列店でもあります。

『CRAFTROCK BREWING』とは



壁には、CRAFTROCK BREWINGのキャラクターたちが、タイルを用いたドット絵で描かれています。タイルから醸し出される銭湯感が良い。


席は窓際のベンチと、カウンターのスタンディング。夕方になると、窓から西日が射します。


ベンチに敷かれているラグもバスマットみたいな質感で、「サウナのあるタップルーム」な雰囲気が出ています。ちなみに、収容人数は30人ほど。


店内では可愛らしいグッズも販売しています。「CRAFTROCK TAPROOM」のロゴが描かれたポップな配色のグラウラーは、山登りの際に冷えたドリンクを運ぶのにぴったり。

ロゴが描かれたグラスも可愛い。


アパレルグッズも、オリジナルTシャツやキャップ、バンダナなど、普段着にも運動着にも最適なものが揃います。お土産にもおすすめ!

また、2025年の秋頃より工場で缶ビールの製造がスタートし、お土産ビールとして購入できるようになります!写真後ろに映るのは現段階では空っぽの冷蔵庫ですが、秋以降はみっちりと缶が並ぶとのこと。楽しみ〜〜〜!!!


【1階】工場「CRAFTROCK BREWING TAKAO」


タップルームの隣には、日本橋の工場に続く、CRAFTROCK BREWINGの第二工場「CRAFTROCK BREWING TAKAO」があります。実際の醸造がスタートするのは秋頃とのこと。

通常は開放していませんが、全面窓ガラスなので外からガッツリ覗くことができます。


CRAFTROCK BREWINGのコンセプトは、「音楽とビールに情熱を捧げ、心に残る一曲のように、飲む人の記憶に残る一杯を届けること」。伝統への敬意を忘れずに、モダンで革新的なビール造りに挑戦しています。

醸造するビールは基本的に第一工場と同じですが、第二工場の方が製造できる量も多い(1,500ℓ)ため、こちらでは缶ビールの製造を中心に行っていくのだそう。

また、いずれは高尾山のオリジナルビールブランド「TAKAO 36 BEER」も立ち上げ、醸造する予定です。どんなビールになるのか楽しみ!


【2階】サウナ・“サ飯”とクラフトビールのスペース「TAKAO 36 SAUNA」「36 KITCHEN」


建物に入って目の前にある階段を登り2階に行くと…


“サ飯”とクラフトビールのスペース36 KITCHEN」が出現!

ここでは、サウナ後のお楽しみになる「サ飯」が多数提供されています。タップルームに比べて主食も多く提供しているので、お腹がしっかり満たされます(食事とビールの詳細は、記事後半でご紹介します)。


そして、同じ空間にサウナ「TAKAO 36 SAUNA」の入り口があります。

サウナの見取り図はこちら。

」コーナーは男湯コーナーは女湯。登山客は圧倒的に男性が多いようで、「麓」の方が1部屋サウナ室が多くなっています。ただし、度々入れ替える予定とのこと。

また、30名程度を定員としていて、無制限にお客さんが入り室内がごった返すようなことはないため、入室したお客さんはゆったりと楽しめることが約束されています。


今回、サウナ事業部 スーパーバイザーの石川 雄大さんに施設の隅々までご案内いただきました!

まずは、「麓」の様子から見ていきましょう。


2階「麓」(fumoto)

シンプルで清潔な脱衣所。


男湯女湯ともに、最新のアイロン付きドライヤーが置かれています。


■3つのお風呂「温」「涼」「冷」

お風呂は、42℃の温風呂「、快適にクールダウンできる15℃の水風呂「、そして俗に言う“シングル”水風呂(10℃未満の水風呂)「の3つ。水深は、「温」「涼」が50センチ以上、「冷」は90センチ以上です。

使われている水は全て地下から掘って汲んだ軟水で、施設内で循環濾過しています。そして、軟水なので肌触りも柔らかいのだとか。

「温」で身体をじんわりほぐし、「涼」「冷」で交感神経から副交感神経へと一気にスイッチを切り替える“ととのい”を楽しんでください。


ちなみに、各お風呂に置かれている桶にもこだわりが。桶といえば木桶が主流ですが、ここでは燕三条の銅を採用。銅は、熱の周りが早いため、身体にお湯(水)をかける前から、桶を経由して指先で温度を感じることができるんです。

実際、温度感がわからないまま勢いよく身体にジャバッと水をかけてしまい、想像と違う体感温度に「ヒャッ!」と驚いてしまうことが多々ありますよね。そういったことを防ぎ、温度をしっかり把握しながらゆっくりと体にかけられる配慮がされています。


■サウナ「musasabi」90℃/オートロウリュ

「TAKAO 36 SAUNA」の中で最も大きいサウナ室。フィンランドのサウナ&スパブランド「Harvia」で最強の熱量を誇るサウナヒーター「CILINDRO PRO」が2台も備わったイチオシのメインサウナルーム。90℃に保たれた室温と、湿度を自動調整するオートロウリュで、初めての方もサウナ好きの方も、心地よい発汗効率を味わえます。

ヒノキ材を採用しているので、木材の香り高さにも癒されます。ちなみに、高尾山にいる動物・ムササビが滑空した時のように広々とした室内と、明るい室内の色をイメージして、部屋の名前は「ムササビ」と名付けられたのだそう。


■サウナ「anaguma」85℃/セルフロウリュ

檜を黒く塗って暗室にすることで、禅・瞑想といった没入感が体験できるサウナルーム。森の静かな闇、そして穴熊のすみかをイメージして「anaguma」と名付けられています。


サウナヒーターは、「Harvia」の中でも重厚感を感じ愛されている「LEGEND」。水をかけてスチームを出すロウリュをセルフでできるため、温度調整を自分で楽しめます。さらに、柔らかな輻射熱を最適に保てるよう、ストーブ裏には大谷石が採用されています。


■半外気浴スペース「森のテラス」

7台のチェアが並ぶ半外気浴スペース。寝転べるサンラウンジャーと、サウナーに人気のアディロンダックチェアがあります。真夏と真冬は空調も用意しているので、オールシーズン快適な環境で過ごせます。

季節の植物を目の前に、高尾山の湧水が流れ込む川音を聴きながら、照度の落ち着いた半外部空間でサウナ後のリラクゼーションをしっかり深めることが可能。ちなみに、スピーカーへのこだわりも強く、ソニーのエンジニアの方がセッティングしてくれたのだそう。五感をくすぐる幸せなリラクゼーション空間です。


3階「山」(yama)

3階の「山」は屋上につながっているので、心地よい風に包まれる外気浴テラスが楽しめるのが特徴。

グループでの貸切予約も可能ですが、貸切が入っている日は他のお客様は利用できない場合も(男性のみ「麓」の利用可)。確実にサウナを利用したい場合は、貸切と被っていないか施設に確認してみてくださいね!

定員は20名。脱衣所の様子は「麓」と同じです。


■サウナ「fukurou」90℃/オートロウリュ

「麓」のmusasabiと同じく、Harviaで最強の熱量を誇る「CILINDRO PRO」を備えているメインのサウナルーム。90℃に保たれた室温と、湿度を自動調整するオートロウリュで、心地よい発汗効率を楽しめます。室内には、ヒノキ材をふんだんに採用。


■水風呂「涼

「山」の水風呂は、15℃設定の「涼」のみ。4名が同時に利用可能な大きさで、水深も安心の50センチ以上。肩までしっかり浸かってクールダウンできます。


■外気浴スペース「空のテラス」
with サウナ「kawasemi」/温風呂「温」

そして、「山」最大のポイントは開放的なマウンテンビュー!この空間には、外気浴スペース・サウナ・温風呂の三拍子が揃っています。あまりの気持ちよさに何時間もいちゃいそう。

手前のお風呂は、開放的な空や森を眺めながらゆっくり浸かることができる温かい露天風呂。ハイキング帰りの疲労回復や、冷えた体のリカバリーにも役立ちます。夏季は水風呂になる場合も

また、写真奥のブルシートの部分に、将来的にサウナ「kawasemi」ができる予定。半円のガラス越しに山並みを見渡せる、Harvia純正の「バレルサウナ」が設置されるとのこと。ストーブは、ロウリュの魂とも言われる「SPIRIT」を採用予定で、それぞれのお好きなタイミングで手酌のロウリュを楽しめるようになるとのこと。完成が楽しみです。

火照る身体を癒す“サ飯”とビール。


次は、施設内で楽しめるごはんとビール。

メニューは「CRAFTROCK TAPROOM」「36 KITCHEN」でそれぞれ全く違うものを提供しています。それぞれの場所でどんな食事が楽しめるのか、お店別でご紹介します。

※登山客・サウナ利用者以外でも、食事だけの利用が可能です。


CRAFTROCK TAPROOM

1階の「CRAFTROCK TAPROOM」では、8タップ常設。CRAFTROCK BREWINGで醸造したビールを6種類、ゲストビールを1種類、そして「アルコールを飲まない人もタップからの提供体験を楽しめるように」と自社製造した『HOP SPARKLING WATER』を1種類繋げています。

スパークリングウォーター以外にも、ジュースやジンジャーエール、コーラ、ペリエと、ノンアルコールドリンクも充実しているので安心して楽しんでくださいね。


今回は、CRAFTROCK BREWING全体のブルーマスターを務める鈴木 諒さんにおすすめいただいた2種類のビールをピックアップしてご紹介します。


DRINK ALL DAY
創業当初から醸造されている定番ビール。ビアスタイルは、ドイツのケルン地方発祥の「ケルシュ」。苦みが少なくほんのりフルーティな香りを持ちながらも、クリアなボディですっきりとした味わいです。鈴木さん曰く、飲んだ時の舌触りや味わい深さ・余韻はしっかり残しつつ、喉を通した時のベトッとした甘さだけ無くすように計算し、飲みごたえと爽快感が共存するようなレシピにしているのだそう。

ちなみに、本場ドイツでは、ケルシュは「シュタンゲ」(「棒」の意味)という長細い形の専用グラス(200ml)で飲むのが主流ですが、同じように楽しんでほしいというこだわりから「DRINK ALL DAY」はシュタンゲグラスでの提供をしています。細長い形のグラスで飲むことで、ビールが口の中へ一直線に流れ込んでくるので、飲み心地までスッキリ爽快になります。つまり、ビール名の通り1日中飲んでいられる1杯なのです。

ALTERNATIVE IPA
フラッグシップビールの1つ。ビアスタイルはアメリカンIPA。グレープフルーツのような柑橘感や甘みのあるトロピカルさ、さらにグラッシーさも感じつつ、心地良い苦みもしっかりと感じることができます。

IPAを醸造するとき、通常は2,3種類ほどホップを使用することが多い中、CRAFTROCK BREWINGの場合は、「苦み付け用ホップ」「アロマ付け用ホップ」「フレーバー付け用ホップ」「トップの香りを付けるドライホップ」の4工程を、全て違うホップで行っています。なんと、「ALTERNATIVE IPA」は10〜11種類もの品種のホップを使っているのだとか!

何も考えずに使うだけでは味が混沌としてしまいそうですが、鈴木さん達はバランス感覚や差し引きを意識し、味のレイヤーを巧みに計算してレシピを考案しているので、仕上がった味わいがとても美しいんです。素晴らしい職人技。

2025年以内には、新ブランド「TAKAO 36 BEER」がメニューに仲間入りする予定。どんなビールが完成するのか、お楽しみに!


そして、食事メニューには、唐揚げやフライドポテトなどビールに合うライトなおつまみが揃っています。

また、シェフのHonokaさんが、季節の素材や日々のインスピレーションを受けた着想から作り上げる洋風お惣菜の盛り合わせプレートや、自家製酵母の手作りパンの提供も。


36 KITCHEN

2階の「36 KITCHEN」では、ビールは3タップ常設。ここでもCRAFTROCK BREWINGのビールを楽しむことができます。ゆくゆくは、今後醸造予定の「TAKAO 36 BEER」を提供していくとのことです。


そして食事は、サウナ後にぴったりな”サ飯”を提供。

一番の注目はなんと言っても、”36釜飯”!「36サウナ整い佂飯」「国産牛すき焼き佂飯」「鮭いくらの山麓佂飯」の3種あります。とにかくビジュアルがやばい。見てるだけでそそられる。


他にも、「赤ワイン香る牛ランプ肉のマディラソース」「フィッシュ & チップス ディルマヨネーズ添え」などのメイン料理や、「八王子旬野菜の山麓カレー」など、とにかくお腹が満たされるメニューだらけ。

1階2階とどちらも魅力的で、同施設内ではしごする人も続出しそうな予感です。


番外編:テイクアウト

CRAFTROCK BREWINGのビールは、プラカップやグラウラー持参でテイクアウトも可能。


店の外を出て、山の中や川のほとりでビールを堪能できるのは、高尾山付近のタップルームならではの楽しみ方。日差しが心地よい日は自然の中で1杯やるのもおすすめです。


ビールとサウナで、高尾山に新しい風を


今回、高尾山という自然あふれる土地に第二工場を構えたCRAFTROCK BREWING。

どうして高尾山という地を選んだのか?そして、何故サウナを併設することになったのでしょうか。


田中さん「2019年、日本橋にCRAFTROCK BREWINGのブリューパブがオープンし、たくさんの方が自社ビールを楽しんでくれました。そのうち、お店の外でも楽しんでもらいたいと缶ビールを手詰めで販売すると、とても需要があることがわかりました。そこで、CRAFTROCKのビールを世界に発信していくためにも、本腰を入れて缶ビールの生産を行っていこう!という想いが強くなりました。ただ日本橋の工場は、スペース的に缶ビールを生産できる設備を作ることはできなかったんです。そこで、第二工場を作りたいと思って。


第二工場を増設する場所として考えていたのは、中央線沿線およびその周辺地域

三鷹出身の田中さんはご自身の地元を大切にされていて、系列店の「クラフトビアマーケット」や「ビールボーイ」も、一部吉祥寺で展開していたり(※ビールボーイはすでに閉店)、主催の音楽フェス「CRAFTROCK FESTIVAL」も立川にあるアリーナ施設で行ったりしています。そこで、第二工場も縁の深い沿線に作りたいと考えていました。

一方、飲食店としてしっかりとコロナの影響を受けた時期だったため、会社として経営上痛手を負ってしまい、自分たちの力だけでは大きい工場を構えることは難しいと困難に陥っていたそう。

△サウナ事業を運営するために新設された「株式会社T.M.B.」のロゴ
そのタイミングで、世界一の登山者数を誇る高尾山の麓にサウナ施設を作りたいと構想を練っていた、地元で商売をされている経営者の方々(「西友建設」久冨木 正和さん、「うなぎ高瀬」中山 佳和さん、「音楽プロデューサー・DJ 」Souki Yamashitaさんの3名)から、『私たちも出資するので、ぜひタッグ組んでやらないか』とタイミングよくお声がけいただいたのだそう。


地元企業の皆さんとしては、高尾山に対して「世界一登山客が多いものの、山の麓の賑わいが少々欠けている。また、運動後に汗を流す施設があまり多くない」ということに課題を感じていたのだそう。

そこで、高尾山を楽しんだ後、サウナに入りビールで〆る というパッケージを楽しんでもらう仕組みを作りたい。さらには、サウナ施設のクラフトビールブランド「TAKAO 36 BEER」を造りたい!と思っていたところで、第二工場の場所を探していたCRAFTROCK BREWINGと出会います。

元々「TAKAO 36 BEER」はファントム(※)で醸造しようと思っていたそうですが、『CRAFTROCK BREWINGの工場が同じ場所にできたら、密接に結びついてビールを造ることができる!』と思い、お誘いすることに。

※「ファントムブルワリー」とは…
自分の醸造所を持たずに他の醸造所へ委託醸造する形で、自分の造りたいレシピでビールを醸造するブルワリーのこと。「ジプシーブルワリー」や「クライアントブルワリー」と呼ばれることもある。



田中さん自身も元々、高尾を遊び尽くせる宿「タカオネ」や「トリックアート美術館」など、登山以外の楽しみを提案してくれる施設やコンテンツが増えてきているこの土地に対して これから変わっていくんだろうな と感じていた中で、地元の皆さんの想いを聞いて『ぜひこの地域で挑戦したい』という気持ちが強まり、高尾山に第二工場をつくることを決断。

こうして、久冨木さん・中山さん・Soukiさんの3名が代表としてサウナ事業を行う「株式会社T.M.B.、そしてCRAFTROCK BREWINGを運営する株式会社ステディワークスと株式会社T.M.B.が共同出資をしたクラフトビール事業を行う会社「株式会社CRAFTROCK TAKAO36の2社が新しく立ち上がり、連携して施設を運営していくことになりました。

双方の構想が同時期にマッチするという、素晴らしい巡り合わせです。
△CRAFTROCK BREWINGの皆さん
地元の方々と話していても、『山道やケーブルカー付近にはたくさんお店があるんだけど、麓や駅前にはあまりなくて。その辺にも人が集まるような街づくりができたらいいなと思っているんです』とおっしゃっていて。私たちがここに来ることを、すごく歓迎していただいているんです」と田中さん。

計画中のビールブランド「TAKAO 36 BEER」でも、高尾山でのご縁を大切に、近隣の農家さんの野菜や果物・ハーブなどを使ったビールを醸造できたらいいなと、ブルーマスターの鈴木さんは話してくれました。

深く根付いた高尾山の文化にリスペクトは持ちつつ、令和の新しい風を吹かせた「CRAFTROCK BREWING」と「TAKAO 36 SAUNA」。新しい文化の先駆者としてこの地域の活性化を加速させていくんだろうなと、取材を通してしみじみ感じました。

登山をする人もしない人も、各々の楽しみ方で。都内の観光スポット「高尾山」へ、ぜひ足を運んでみてください!

 CRAFTROCK TAPROOM

〇住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町2292 1階(Googleマップ
〇アクセス:京王電鉄高尾線 高尾山口駅から徒歩2分
〇営業時間:[水〜日]11:00〜19:30
〇定休日:月・火
〇Instagram:https://www.instagram.com/craftrock_taproom/
〇HP:https://www.craftbeermarket.jp/

 TAKAO36SAUNA/TAKAO36KITCHEN

〇住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町2292 2階(Googleマップ
〇アクセス:京王電鉄高尾線 高尾山口駅から徒歩2分
〇営業時間:11:00〜20:00(最終受付 18:30)
〇Instagram:https://www.instagram.com/36sauna/
〇HP:https://takao36sauna.com/

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さっこ 編集長

「ビール女子」編集長。記事の企画・編集やイベントの運営を担当。小さい頃から、両親が毎日ひたすらビールを楽しそうに飲む姿を見てきたため、「私もきっとビール好きなのだろう」という根拠のない自信と、「大人になったらおいしく楽しくビールを飲みたい」という夢を抱いて育つ。そして、20歳の誕生日を迎えてすぐベルギービールの店で働きはじめたところ、案の定魅了されてビールの世界に溺れ、今に至る。

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