News 【3/31発売】日本再上陸で注目!今こそ知っておきたい「ブルームーン」の全て<3つの楽しみ方>

2023/03/31

sponsored by BLUE MOON

「推しは推せるときに推せ」。ビールでも同じことが言えるな…と言葉の意味を噛みしめた2022年の終わり。

バーやライブハウス、フェスなどでも展開され、個人的にも思い出のなかのひとつの大切な要素として存在していた「BLUE MOON(以下、ブルームーン)」。モルソン・クアーズ・ジャパン事業終了に伴い、2022年に日本での販売が終了しました。


それから約1年。なんと、白鶴酒造株式会社がブルームーンの独占輸入販売権を取得し、2023年3月31日(金)より全国で販売されるという知らせが届きました!

全世界25か国以上で楽しまれ、日本でも多くの人々に愛されてきたブルームーンを改めて深掘り!そもそもどんなビールなのか?楽しむためのコツなど、今だからこそ知っておきたい、米国No.1クラフトビール*のすべてを紹介します!
*出典元:IRI Data MAT Jun’22


知っておきたい、改めてブルームーンってどんなビール?


ブルームーンのはじまりは1995年。実は野球場内の醸造所で誕生したビールなんです。

創業者であり醸造家のキース・ヴィラ氏が、コロラド州デンバーにある野球場「クアーズ・フィールド」にあるサンドロット醸造所で造ったのがきっかけです。


伝統的な小麦のビールの製法をヒントに、オレンジピールやコリアンダーの風味を加え、香り豊かで独創的な味わいのビールに。小麦、オーツ麦、オレンジピールの組み合わせが、ほのかな柑橘系の甘さを生み出し、ビール好きにもそうでない人にも愛飲される爽やかなビールが誕生しました。


サンドロット醸造所がつくる中でもファンの間で好まれていたビールで、野球に則って「Bellyslide Wit」と名付けられていました。

しかし、この味わいに感激したファンのひとりが思わず、「A beer this good only comes around “once in a blue moon”!(こんなに素晴らしい味は奇跡だ!)」と言ったことがきっかけで、「BLUE MOON(ブルームーン)」が誕生したのです。

英語では「Blue moon=たまにしか起こらないこと、めったにないこと」という意味付けがされており、実際に飲んだ人の「奇跡だ!」という感動の声が反映され名付けられているというのも、ブルームーンの魅力のひとつです。

公式HPで最新情報をチェック!

日本に再上陸するブルームーンについて改めて知りたいということで、その味わいや魅力についてビールのプロに聞いてみました!

ブルームーンの魅力をビールのプロに聞いてみた


ビールのプロ、ビアソムリエであり飲料専門家の江沢貴弘さんに、改めてブルームーンの魅力や楽しみ方を聞いてみました!

江沢貴弘(ビアソムリエ/飲料専門家)


飲料・食品企業の商品開発、ペアリング提案、イベント監修を行う。(一社)ジャパンビアソムリエ協会理事、1895年ドイツ創業の名門「Doemes醸造学校」認定、国際資格ディプロムビアソムリエを発行。カクテルコンテスト優勝など、複数の受賞実績があり、審査員、世界大会の日本代表選考責任者を務める。

■一般社団法人ジャパンビアソムリエ協会
https://www.beersom.com/
■ビアソムリエ/飲料専門家
https://takahiro-ezawa.com/

ー飲料の専門家である江沢さんは、ブルームーンにどのような印象がありますか?

江沢:個人的にはアウトドアやフェスなどのイベントでも飲んでいたビールでした。ブルームーンの販売車があるとカップにオレンジを飾ってくれたりして、太陽の下でオレンジを感じながら飲むのが幸せでしたし、大好きなビールです。

様々なカルチャーとの親和性も高く、普段あまりビールを飲まないような人にも広く認知されていた印象があります。


ー今回改めて日本での販売が復活するということで、改めてブルームーンの魅力を教えていただきたいです!

江沢:ベルジャンホワイトというスタイルで、小麦を使ってつくられています。コリアンダーやオレンジピールを副原料で使っているため、爽やかで清涼感が感じられるのが特徴です。無濾過のため色は淡いゴールド。アロマはエール由来のフルーティーさとエステルの香りに、爽やかなシトラスの香りと重なるようにスパイスのコリアンダーの香りも出ています。ホップ由来の苦みはほとんど感じません。

オーツ麦が入ることで、飲んだときのテクスチャーが柔らかく、泡の質感もなめらかでクリーミーな味わいが印象的なビールです。


何よりブルームーンの印象としては、エンターテイメント、クリエイティブを大切にしているビールだと思っています。例えば、飲む前に瓶を転がしたり、グラスにオレンジのガーニッシュを添えることも、わくわくさせてくれる要素のひとつです。ペアリングもしやすいビールですし、味わいや展開の仕方も含め、たくさんの魅力がブルームーンにはあると思っています。


おいしく楽しむ3つのコツ

ーおいしく飲むコツがあれば教えてください!


① コロコロと転がす


江沢:まずは、ブルームーンのパッケージにもあるおすすめの飲み方としては、瓶や缶をコロコロと転がすこと。これは、無濾過ならではの酵母をビール全体に均等にさせるためだという意味があります。でも、僕としては愛情表現、要は「可愛がってから飲む」という、楽しみのエンターテインメントにも感じられるんですよね。あとは、一緒に飲む人に「転がして飲むんだよ」と教えたりもできて、コミュニケーションツールとしても成り立っているんですよね。

別の方法だと、瓶を転がさずグラスにビールを注ぎ、瓶の中に3分の1くらいまでビールが残っている状態で、瓶を横に優しく揺らし残りをグラスに注ぐ。そうすると、酵母の重みでグラスの中がスノードームのように雪が降っているように見えるんです


② グラスに注ぐ


江沢:ベルギーのビールは、特定のビール専用のグラスを作っていることが多いんです。それは、「造ったビールをこういう味わいで飲んでもらいたい」という、ビールを醸造した人の情熱の最後の砦だと思っているんですね。ブルームーンにも専用のグラスがあります。

長方形で、下部が長く、上部で一度広がり、飲み口はやや狭くなっています。たんぱく質を多く含む小麦を使用する事で泡持ち(ヘッドリテンション)がよくなり、シャープなカーボネーションと、きめ細やかな泡を楽しめます。


スタイルとしてはベルジャンホワイトですが、隣国ドイツでも同じ小麦を使用したビール「ヴァイツェン」があります。ブルームーンの専用グラスはヴァイツェングラスに似てるように思います。

ヴァイツェングラスは、グラスの飲口がやや閉じていることで、泡が形成されるときにグラス上部内側にテンションがかかりグラスのトップより泡が盛り上がります。さらに、口径部分が細くなることで泡が空気に触れる面積も少なくなります。その影響によって、泡持ち(ヘッドリテンション)がよくなります。

このようなグラスを、所有していない方で、家にあるグラスで楽しむなら、先端がすぼまっているタンブラー型か、ボール型がおすすめです


③ オレンジを添える


江沢:ブルームーンのイメージ写真によくオレンジがグラスに添えられているのを見ると思います。これは、ビールに親しみ慣れてない人でも「オレンジがあるとおいしそうだね?飲んでみようかな?」の動機になる、本当に素晴らしいプロモーションだと思っています。

そのオレンジをどうするかっていうことですが、飲む人一人ひとりが好きなように楽しんでというスタンスのようです。ただ、おすすめの流れをお伝えするとしたら、まずはそのままフレッシュなオレンジの香りを感じながらブルームーンを味わって、半分ほど飲んだところでオレンジを絞り、そのままグラスに落として楽しむ。そうすると、味わいや香りにも変化させられ、いろいろな味わいを楽しめると思います。

ポイントがたくさん!ブルームーンとのペアリングのコツ


ー最初にペアリングしやすいビールとおっしゃっていたと思うんですが、それってどういう意味ですか?

江沢:ペアリングの方法は様々あるんですが、まずは、ビールと料理の色を合わせる方法。また、ブルームーンに使われている小麦やコリアンダー、オレンジピールと合わせるなど、合わせ方のポイントがたくさんあるんです。

たとえば色を合わせるとしたら、ベルジャンホワイトという名前にもあるとおり、白っぽいものと合わせる。ホタテの白と合わせた料理は、ペアリングで作ったことがあります。

ブルームーンはオレンジピールが入っていることによる、爽やかな香りが特徴です。さっぱりした魚介の香りは楽しみなもののひとつですが、それを素晴らしい方向にもっていってくれる柑橘の香りをのせるのも良いと思います。

ホタテの塩なめろう」は合いますね。シソ自体もスパイスとハーブですし、レモンと生姜も入っていることで、爽やかという共通部分が全部詰まっています。
鮭とオレンジのディジョンマスタード焼き」も良いですね。カーボネーションが強いビールは舌の洗浄能力が高く、食前酒のような立ち位置にもなることができると思っていて。さっぱりした魚を使うことの多い前菜にも良いと思います。使われているマスタードもスパイス系で合いますし、香草を使ったハーバルさとオレンジの部分は、ブルームーンとも同調すると思います。見た目もきれいですね。


あと、注目したい点はビールにコリアンダーが含まれていること。コリアンダーはカレーにも入っていますし、その他の料理にもよく使われることが多いんです。カレーを作る時、コリアンダーかクミンのどちらかを使えば味が成立してしまうくらい軸になるスパイスです。その個性が生かされた「カレー」は、同じくコリアンダーが使われているブルームーンにも合います。

ささ身とレーズンのカレーポテサラ」は、レーズンのフルーツっぽさが、ブルームーンのエールのフルーツっぽさにも同調すると思います。ジャガイモ自体も白いので、ポテトサラダはホワイトエールとの相性が基本的に良いです。カレーのコリアンダーも入っていますし全部の要素を満たしていると思いますね。

ブルームーンのもうひとつの特徴は、オレンジピールの爽やかさ。爽やかな食材は? と考えたとき、同調させやすいのは例えば「生姜」。爽やかな生姜が効いた「生姜焼き炒め」や、「オレンジチキン」に生姜を加えたものとも相性が良さそうです。小麦に合わせる「リリコイソースのパンケーキ」は、ブルームーンのオレンジとリリコイの甘酸っぱいパッションフルーツ感が合うと思います。


ーなるほど。料理やビールなど、完成されたものの素材まで因数分解して考えると、ペアリングがしやすいんですね。

江沢:ペアリングは食べ合わせというより料理だと思っています。だから、料理が上手な人はペアリングが上手なんです。ブルームーンは、ペアリングの創造力を掻き立ててくれるビールなんです。

ー今回日本でまた復活するということで、江沢さんご自身はブルームーンをどういうふうに楽しみたいですか?

江沢:アウトドアが好きなこともありますが、バーベキューは良いと思います。リブを買ったりアメリカン寄りなスタイルのバーベキューをする人も多いと思うんですが、そういったテイストにブルームーンってぴったりです。


あとはやっぱりオレンジを買っていって、カットしたものをカップに添えてあげると、ビールを普段飲まないって人も楽しいし、ビールに入れて飲めば味わいも変化して飲みやすくなると思います。

あとは、オレンジを使った料理も良いですよね。チキンにオレンジを乗せて、たとえばローズマリーも乗せて焼いたりとかって、料理にも合わせられる。なかなか会えない友達とそういったイベントで会ったときにも、会話が弾みますし、見た目も華やかで、楽しい時間になるんじゃないかなと思いました。

3月31日(金)より全国発売!


白鶴酒造は日本市場で人気のあるブルームーンに加え、「ZIMA」についても独占輸入販売契約を締結し、3月31日(金)より日本国内で発売されます。

世界中の人にはもちろん、多くの日本人にも愛されてきたブルームーンが日本に再び帰ってきます。

以前と変わらぬ味わいのまま、また以前と変わらぬ佇まいで私たちの喉を、心を潤してくれるのでしょう。

春の風とともに爽やかでクリーミーな味わいを届けてくれるブルームーン。この春、あたたかな日差しの下で乾杯しませんか。

公式HPで最新情報をチェック!

 『BLUE MOON(ブルームーン)』

  • 〇発売日:2023年3月31日(金)
  • 〇ビアスタイル:BELGIAN STYLE WHEAT BEER
  • 〇アルコール度数:5%以上6%未満
    〇品目:ビール
  • 〇参考小売価格:
    ・BLUE MOON Can 330ml:378円(消費税別)
    ・BLUE MOON Bottle 330ml:448円(消費税別)
  • 〇原材料:麦芽、ホップ、小麦麦芽、オーツ麦、コリアンダーシード、オレンジピール(※麦芽使用率:50%以上)
  • 〇発祥地:Colorado, USA(アメリカ コロラド州)
  • 〇生産国:ベトナム
  • 〇URL:https://bluemoonbrewing.jp/

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山吹彩野 編集・ライター

星の準ソムリエの資格を持つ星空エディターで、星や宇宙を編集して伝えるWEB SPACE「星とくらす」を運営。最近では星を眺めながら、ビールと宇宙をつなげたいと日々考えている。好きなビアスタイルはIPA。音楽、カメラが好き。

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