イタリア料理店で見かける、『ズッパディペッシェ』。なんだか手間のかかりそうな料理ですが、イタリアの漁師がトマトと白ワインで煮込んで作る、いわゆる『魚介のごった煮』のことで、実はとっても簡単にできちゃいます!今回は旬の『時しらず』と、北海道で捕れる『白貝』などの魚介を使って作ってみました。旨味の凝縮された一品を、アンバーエールと共にいかがでしょうか?
時しらずのズッパディペッシェ~魚介のごった煮~
材料
作り方
1
時しらずは大きさによって半分に切り、コショウを振る。白貝、アサリは貝殻の表面を洗い、砂抜きする。エビは殻をむいて背ワタを取る。イカは内臓を取り出し、軟骨を取り除く。目の下を切り落とし、くちばしを取り除く。胴を輪切り、げそを食べやすい大きさに切る。
2
ニンニク、タマネギはみじん切りにする。鍋にオリーブオイルをひき、弱火でニンニク、タマネギを炒める。香りが立ったら、エビ、イカを入れて軽く炒め、カットトマト、白ワイン、水、セージ、コンソメまでを入れて中火で煮立たせる。イカのワタが使えれば、一緒に加える。
3
時しらずと白貝、アサリを加え、蓋をして弱火で15分程煮詰める。出来上がったら器に盛り、刻んだパセリとコショウを振る。
ポイント
- ※時しらずの身が柔らかいので、貝殻で崩さないよう注意しましょう。
- ※時しらず(トキシラズ、時鮭)とは、5〜7月に捕れる鮭のことで秋鮭に比べ脂がのっているのが特長です。
ひとことコメント
今回使った『白貝』も、見かけたらぜひ食べてみてもらいたいですし、その季節、その土地ならではの魚介で試してみてくださいね!