第1弾「ビールの購買をためらう女性に関する調査」の第1報「ビールをためらう女性とその心理について」を数回に分けてまとめています。
第3回では“ためらい率”を見てきました。その結果、やはり若い世代ほど“ためらい率”は高かったことがわかりました。そこには世代が上がることで心理的な変化がありそうな感じがしましたが、人生の一大イベント「結婚」は“ためらい率”とは関連性がありませんでした。
そこで、第4回の今回から「ビールをためらった理由」ランキングを見ていきます。
各世代複数回答可で、全体・ビール好き限定の2通りで集計しました。それぞれの上位5項目を発表します!
まずは20代が「ビールをためらった理由」ランキングです!
第5位 量が多いから 18.3%
これは「周りへ与えるイメージを気にしてビールを飲むのをためらった経験」に直接関係していないように見えるかもしれませんが、大きなジョッキが『ドンッ』と自分の前に置かれることに抵抗がある人だっているんです!
第4位 相手や周囲が頼まないから 20.0%
みんながカクテルとかサワーとか頼んでいるところで「とりあえず生中!」とは頼みにくいのかもしれませんね。やっぱりそこは女子らしく「私も〜♪」って頼んだ方が無難に感じてしまうのでしょうか?
第3位 酒豪・酒が強いと思われそうだから 26.7%
ビールならいくらでもいける!と内心思っていても、やっぱりそこは自重してしまいます。だって女の子だもん。実際ザルでもそう思われたくないときだってあります。
第2位 酒好きと思われそうだから 30.0%
ビール飲むとイケるクチだと思われて、面倒な上司にしつこく飲みに誘われそうだし。酒好きと思われるくらいなら、我慢して甘いものにしておきます、みたいな?
第1位 女子力が低い・男っぽいと思われそうだから 31.7%
乙女心はフクザツなんです。中身がどれだけオッサンでもどれだけ干物女でも、そう思われそうなものは徹底的に排除します。ビールもそれに漏れません。
独断と偏見で、コメントをつけさせていただきました〜。そんなつもりじゃないから!と思った人、ゴメンナサイ。
上位3項目は結構関連性があったようで、この3つのどれかを選んだ人は後の2つのどれかも選んでいるといったことがあったようです。ここから「ビール」=「酒豪」「酒好き」の飲み物=「女子力低い」飲み物 なんてことが連想されて20代女子はビールをためらうようですね。
実際にはビールって、ワインや日本酒、焼酎に比べアルコール度数も低いのに・・・、見た目を気にして飲めないなんて残念すぎる(泣)。
とはいえ、20代は年齢的にも、まだまだ恋愛を楽しみたいお年頃。自分の行動やイメージを恋愛とダイレクトに結びつけて考えていると言えるのかもしれません。だとすると、本来、“ビールを飲む女子”に対して男性はどう思っているのか、そんなところも気になるところですね。
20代ビール女子のみなさん、いかがでしたか?
次回「深堀!ビール女子」の更新は来年になりますが、30代ビール女子の“ためらう理由”ランキングを発表したいと思います。お楽しみに。
参照:ビール女子総合研究所