News 最新ビールニュース8選！小学校の給食室をリノベした醸造所の誕生や下北発のカオスなビール、大江戸ビール祭り開催など

ビール女子編集部 2022/03/17

今週の最新ビールニュースをお届けします。買い物リストや週末のお出かけ先の参考にどうぞ！

アイヌ語で“春”を冠したピンクの「フルーツサワーIPL」発売

Far Yeast Brewing株式会社は、北海道・上富良野の忽布古丹（ホップコタン）醸造とコラボレーションしたフルーツサワーIPL『Far Yeast Paykar Sour IPL（ファーイーストパイカラアイピーエル）』を3月26日（土）に一般発売、公式オンラインストアでは3月15日（火）13時より先行販売を開始します。

ラガー酵母でつくられるサワーIPLは、市場にはほとんど流通していません。繊細なラガー酵母は、他の酵母とのハイブリッドによるサワーリングが難しいためです。

今回は忽布古丹のラガービールのレシピ構成や醸造技術の知見を取り入れつつ、富良野産のハスカップと上富良野産カスケードホップをふんだんに使用。シングルホップの豊かな香りと、すっきりクリアな飲み口に仕上がりました。

“Paykar（パイカラ）”とはアイヌ語で「春」の意味。ハスカップの酸味と鮮やかなピンク色が春の訪れを感じさせる、この季節にぴったりの1本です。

■購入URL：https://faryeast.stores.jp/

凍結と熟成を経た幻のビールのクラウドファンディング開始！

MOON-X株式会社の総合アルコールブランド「CRAFTX」と「伊勢角屋麦酒」は、凍結と熟成を経た幻のビール『DIGNITY』のクラウドファンディングを、CAMPFIREにて3月14日より開始しました。

「DIGNITY」は、南ドイツから生まれたアイスボックというビールタンクを凍結する醸造方法と、ウイスキー樽での熟成を掛け合わせて生まれた、これまでにない全く新しいビールです。

伊勢角屋麦酒の鈴木社長の夢でもあったこのアイスボックビールを、15年の構想と試行錯誤を経て実現。アイスボックビールは味わいの再現が非常に難しく、その希少価値の高さから「幻のビール」や「飲むメルセデスベンツ」とも呼ばれています。

■CAMPFIRE URL：https://camp-fire.jp/projects/564768/

下北沢発“カオス”な地ビールが誕生！

「サブカルの街『下北沢』をさらに盛り上げたい！」をコンセプトに、世田谷区、下北沢商店連合会、株式会社オオゼキ、京王電鉄株式会社、株式会社日テレ7が連携して生まれた下北沢の象徴となるクラフトビール『下北沢CHAOS（カオス）ビール』が、3月30日（水）より発売されます。

味はIPAを基本としつつ「カオス」をテーマに様々なホップを投入し、南国を思わせるマンゴーや柑橘、桃、パッションフルーツなどの豊かな香りと味わいが特徴です。

ラベルデザインはヤッターマンやハクション大魔王でお馴染みのタツノコプロ協力のもと、下北沢駅前をパノラマ風に、カラフルでポップに輝く素敵なワンシーンを詰め込んだ、ファンタジックなデザイン。なお、当ビールの売上金の一部は下北沢のエリア活性化につなげる予定です。

オオゼキ全店、京王ストア・キッチンコート全店、TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢で発売。

まち歩きのお供に！多摩川沿いのクラフトビールをめぐるオーディオガイドリリース

株式会社ON THE TRIPは、川崎・多摩川のクラフトビールを盛り上げるプロジェクト「TABA（TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE）」と共同し、多摩川流域に点在するクラフトビールブルワリーをめぐる公式オーディオガイドをリリースしました。

ON THE TRIPでは、「まち歩き」をまるで博物館をめぐるような、新しい観光が体験できるデジタルガイドを制作しています。今回は、TABAに参加する多摩川流域に点在する15のブルワリーを取材し、店ごとに異なる味わいを持つビールの魅力や特徴、醸造家の想いなどを収録。また、ガイドのQRコードをデザインした専用のコースターを、TABAに参加するブルワリーで入手することができます。

■音声ガイドURL：https://on-the-trip.net/indices/8556?locale=ja

【関連記事】川崎・多摩川エリアのクラフトビールが熱い！ビール女子編集部が15ブルワリー30種類のビールを飲んでみた

30店舗が出店！「大江戸ビール祭り2022春」開催

株式会社東京クラフトビールマニアは、3月23日（水）〜4月3日（日）の期間町田シバヒロにて、入場無料の大規模クラフトビールイベント「大江戸ビール祭り2022春」を開催します。

感染防止対策を徹底して開催される大江戸ビール祭り。出店店舗は2週にわたって30店舗を予定。日本国内のみならず、海外ビールのインポーターも出店。さまざまな銘柄が飲めるだけでなく、お店の人に直接ビールに関する話が聞くことができるので、クラフトビールになじみがない方にもおすすめです。

入場料は無料で、事前予約、チケットは不要！気軽にクラフトビールが楽しめます。出店者などの詳しい情報はHP、各種SNSをご確認下さい。

■Facebook：https://www.facebook.com/oedo.beer.festival
■Twitter：@oedobeerfest
■Instagram：@oedobeerfestival

小学校の給食室をリノベしたクラフトビールの醸造所が神戸に誕生

株式会社オープンエアは、クラフトビールの醸造所「Open Air（オープンエア）湊山醸造所」におけるビールの醸造を2022年3月より開始、4月以降にオフライン＆オンラインで販売を開始します。

141年の歴史を閉じた旧湊山小学校の給食室をリノベーションして、大小2種類のビール醸造ラインをもつ醸造所として開業予定。

米国、オレゴン州ポートランド出身の醸造家がヘッドブルワーとして参加し、六甲山から流れ込む美味しい地下水を活用してビールを醸造予定です。

■Open Air公式WEBサイト：https://openair.beer

おむすびとのペアリングを！玄米をつかった縁起を担ぐビール誕生

クラフトビール定期便「Otomoni(オトモニ)」を運営するmeuron株式会社は、御難おむすびとのペアリングにぴったりなオトモニオリジナルビール『御難玄米あられゴールデン』を3月7日（月）より販売開始しました。

大阪北堀江にあるMARCA BREWINGと醸造した「御難玄米あられゴールデン」。今回は神奈川県の「御難おむすび」にフォーカス。玄米を焼いてあられにして使用することで香ばしい香りを持たせています。また、酸味のあるさっぱりした味がおむすびに合うすっきりさを持ちつつ、負けないビールの主張があります。「御難おむすび」のレシピも同梱され、ビールとのペアリングが楽しめます。

オトモニオリジナル「御難玄米あられゴールデン」は、オトモニの定期便に申し込むことで入手できます。

■申し込みURL：https://bit.ly/3hS0OFm
※「定期便に申し込む」からお進みください。