人はなぜキャンプに行くのだろう。自然のなかでゆっくりしたいという目的をもっていても、いざ行ってみるとあれもしたい、これもしたいとやりたいことが次々にやってきて。キャンプならではの不便さも醍醐味であり楽しみで。帰宅すると心地よい疲労感と癒された心の余韻に浸るなんてことはよくあることだ。
今回はキャンプで過ごす1日に焦点をあて、ビール片手に聴きたい音楽を集めてみました。キャンプシーズンが訪れたこの秋、ビールと共に過ごす人にこの10曲を贈ります。
サイモン&ガーファンクル"The Sound of Silence -Acoustic version-
朝霧が立ち込める山で迎える朝。焚き火の火が周りをあたため始めるころ、曲と、火が弾けるパチッパチッという音と混ざり合う。「寒い寒い」とつぶやきながら飲むホットビールのありがたさ。
SPECIAL OTHERS “Laurentech”
日常を過ごしていると忘れてしまいがちなこと、自分が何者であるか。自然のなかでビール片手に過ごすことで、何を大切にしたいかが見つかるかも。
Rei、藤原さくら “Smile!”
そろそろバーベキューの準備かな。キャンプ場でバーベキューをして1日過ごすと、朝とかお昼とか夜の境目が曖昧で、でもそれが心地良くて。さあ、いつのごはんかわからないけれど、バーベキューの準備をしよう。
SAKEROCK “MUDA”
キャンプに来たら野山や川で遊ぼうよ。自然と触れるその行動一つひとつが無駄で無駄じゃないんだよ。すべてだよ。
DadaD “Go Around”
昼下り。バーベキューとビールでお腹いっぱいになったら、アウトドアチェアに座りながら一眠りしたい。なんなら草の上で寝転がりたい。
MONO NO AWARE “マンマミーヤ!”
自然のなかで忙しくしていると、日が傾きかけていた。早めに火をおこして焚き火の準備。寒くなる夜にそなえておいしい料理を作ろう。
はっぴいえんど “風をあつめて”
山に落ちていく太陽は、なんてこんなに美しく切ないのだろう。自然の中に身を置くと、心も休憩して今見えている景色に純粋に感動しているのを感じる。
韻シスト、鎮座Dopeness、チプルソ、サッコン、BASI “HOT COFFEE”
一番星が見えはじめたと思ったら、山は夜の暗闇に覆われる。焚き火で沸かしたお湯でホットコーヒーを飲もう。星の光を肴にビールも飲もう。
七尾旅人 “Rollin' Rollin'”
とりとめのない話を繰り返していると、話の元が何だったのかを忘れてしまうことがあるけれど、そんな話が続いていくことの心地よさは何者にも変えられない。
STUTS、PUNPEE “夜と使いはたして feat.PUNPEE”
虫の声に風の音、焚き火のあたたかさに笑い声、瞬く星とビール。これ以上ないほどのキャンプでの夜を終えるのは自分たち自身。いつまでもこの夜が続けばいいのに。
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