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日本考古学発祥の地ともいわれる「大森貝塚」。その昔、貝の研究をしていたアメリカのモース博士が汽車の車窓から外を眺めているときに貝層を発見したそれこそが「大森貝塚」なのだとか。
この話を知ったとき、流れる景色の中一瞬で判断できたことに驚き、「貝をよく知っているからなのか」ととても興味深いと感じたのですが、ビール好きの方にも見つけてほしい車窓からの景色があります。
京浜東北線の蒲田駅〜大森駅を駆け抜ける間、左側に「AEON LIQUOR」の文字とカラフルなイラストが。そこは、ビール好き、そしてワインやお酒好きにとって、要チェックなお店なんです。
豊富なラインナップでビール好きを魅了するリカーショップ、イオンリカー。首都圏を中心に店舗が拡大されるなか、首都圏エリア13店舗目となる「イオンリカー大森山王店」が、2023年11月3日(金・祝)にオープンします。
クラフトビールの充実したラインナップはもちろん、買ったビールをすぐに飲めるセルフサービスのバルスペースや、おしゃれなデザインが目を引く壁アートなど、既存店舗とは一味も二味も違う魅力が盛りだくさん。地元のブルワリーとコラボしてつくられたイオンリカー限定のオリジナルビールも!
大人が楽しく遊べる場所、イオンリカー大森山王店。一体どんな楽しみが広がっているのか…。ビール好きが足を運ぶべき、3つの理由をご紹介します。
理由1. 国内外のビールが150種類以上ラインナップ!豊富な品揃え
東京都大田区の大森駅西口から徒歩8分ほど。商店街のある池上通り沿いに「イオンリカー大森山王店」はオープンしました。
商店街沿いの入り口から見ると、大きい窓ガラス越しに見える店内と、外のテラス席に目が止まります。店内で販売されている一部商品が楽しめる「SELF BAR(セルフバル)」で、イオンリカーでも人気の商品が気軽に楽しめる場所として展開されています。
テラス席の上に目をやると、「BAR」という文字を取り囲むカラフルでキュートなイラストを発見!こちらは、大森山王を拠点とする「大森山王ブルワリー」のビールラベルを手がけるデザイナーが描いたもの。思い思いにお酒を楽しむ様子が描かれています。
店内に入ると、他店にも劣らず日本を含めた6ヵ国から厳選されたビールが150種類以上ラインナップ! 日本のクラフトビールから、ヨーロッパの伝統的な醸造所のビール、アジアやアメリカのブランドまで、多彩なセレクションが揃います。
今回、イオンリカーに初入荷したビールでは、韓国発「ゴリラブルーイング」のビールや、こちらも韓国の「ソウルブルワリー」が「WEST COAST BREWING」(静岡)や「BLACK TIDE BREWING」(宮城)とコラボしたビール、ニューヨークの人気ブルワリー「INTERBORO」などが並びます。
また、「open air brewing」(神戸)や「Be Easy Brewing」(青森)のビールなどもイオンリカーでは初めて導入されました。
品揃えは、担当者がこれまでのイオンリカーでの販売実績を元に、味わい・売れ筋ブランド・好まれるビアスタイルなどを分析し、地域の人々により受け入れられるように厳選したとのこと。カラフルなパッケージがずらりと並ぶ光景にわくわくが止まりません。
理由2. 地元ブルワリーとコラボしたビール登場!抹茶を使ったセッションIPA
大森山王店を訪れてぜひ手に取りたいのが、オープンを記念して造られた、イオンリカー限定ビール『EN(エン)』。
地元のクラフトブルワリー「大森山王ブルワリー」をはじめ、「ベクターブルーイング」、そしてイオンリカーの3社がコラボして造られたセッションIPAです。パッケージは、壁画のイラストと同じもの。思い思いにビールやお酒を楽しんでいる様子は、見ていてわくわくしてきます。
大森という街を思い描くとき、昔から文化人や外国人に愛された街であること、和と洋のブレンド感があること、世代を超えて街を愛する人たちが交流する場があること、というイメージが浮かびます。
今回のコラボビールは、そんな大森の街をイメージし「ビールの原料で和洋をミックスし、セッション(交流)を表現する」という点にこだわって造られました。
じつは、今回大森山王ブルワリーとコラボに至る経緯には、「縁」を感じるエピソードがあったのだとか。
イオンリカーの三村英生さんがこの街を初めて訪れた際、大森山王ブルワリーのビールスタンド「Hi-Time」を訪れ、そこで色々な「縁」があり、大森山王ブルワリー代表の町田佳路さんに出会ったのだとか。
大森山王ブルワリーはビール開発はもちろん、コミュニティ活動やイベントなど、街や商店街に根ざした活動を多々おこなっています。
三村さんが大森山王ブルワリーのビールのラベルを元々気に入っていて、外壁のデザインをお願いしたのも、この繋がりから実現したものです。
そんな出会いから生まれた縁を感じる「EN」は、アメリカ・イギリス・ドイツ産の麦を使用し、ホップはオーストラリア産のギャラクシーをメインに、アメリカ産のシムコー、チェコ産のザーツなど複数を使用。さらに、副原料には日本産の抹茶と黒蜜を使用しています。
三村さん
液色はヘイジーで綺麗なイエロー。香りは爽やかで優しい果実の香りで、少し葡萄のアロマも感じられます。飲んでみると、香りからは想像できないくらいドライです。後味にお茶由来の渋みを感じます。不思議な味わいだと感じられるかもしれませんが、想像以上に香りと味わいがマッチしていると思います。
ドライなので、食事との相性が良く、中華や韓国料理、アジアン系など、油を使った料理との相性は抜群で、特に胡麻油を使ったような料理と一緒に楽しんでほしいです。
ドライなので、食事との相性が良く、中華や韓国料理、アジアン系など、油を使った料理との相性は抜群で、特に胡麻油を使ったような料理と一緒に楽しんでほしいです。
「EN」は通年で販売予定とのこと。大森土産にもよし。日常のなかで楽しむもよし。人と人を繋ぐ「縁」、繋がりを表す「円」、みんなで楽しむ「宴」、など、さまざまな“EN”を表現したビール。大森を訪れたらぜひ手に取ってみて。
コラボビールは他にも、大森山王ブルワリーのビールスタンド「Hi-Time」や、同じく大森山王ブルワリーの新拠点である「東京∞景」、ビールに合うロティサリーチキンが名物の「ベクタービア大森店」でも、樽やボトルで数量限定で提供されます。
理由3. 買ったらすぐ飲める!BARや公園で…さまざまな“遊び方”
この「イオンリカー大森山王店」、ただのリカーショップではありません。ビール好きを喜ばせる、さまざまなコンテンツが詰まっています。
まず注目すべきは、買ったビールをすぐに飲めるセルフサービスのバルスペース。
対象(※)のクラフトビールとワインを購入時にレジの方に「BARコーナーで飲む本数」を伝え、「飲む本数分×抜栓料110円(税込)」(※)を支払えば、店内外の「BARコーナー」で楽しむことができます。
※セルフバルで楽しめるビールはクラフトビールのみ。持ち込みできるビールには一部対象外もあります。
※ワインは抜栓料550円。
セルフバルで楽しめるクラフトビールは、販売コーナーに「こちらのクラフトビールはBARコーナーでお楽しみいただけます」と書かれているので要チェック!
また、ワインサーバー(330円(税込)/1杯約60ml)や、ビールサーバー「タップマルシェ」(858円/税込〜)も置かれています。
レジにてメニュー表から好きなメニューを選びお会計。レシートを「BARコーナー」へ持って行き、係員からグラスを受け取ってください。おつまみを注文した方も「BARコーナー」で受け取れます。
サーバーからセルフでワインを注ぐことができます。グラスをセットし「ワイングラス」のボタンを押してください。
「セルフバル」のワインは、イオンリカーでも人気のワインが勢揃いしていました!試飲がてら味わってみて、好みのものはボトルを購入して持ち帰ることができるのもイオンリカーならではです。
また、タップマルシェで提供されている樽生ビールとナチョディップがいただける「クラフトビール&ナチョディップセット」(1,100円:税込)は、買い物のついでにちょっと一杯というときにも嬉しいセットです。ディップも「アボカド」「チーズ」「サルサ」の3種類から選ぶことができます。
ゴミや空いたグラスの返却は店内「BARスペース」、または「BARカウンター」に持って行ってくださいね。
お店のすぐ裏にある公園では、“外ビール” を楽しむことができます。「AEON LIQUOR」という文字を取り囲むハイカラでキュートなデザインがひと際目立つ壁アートにも注目!
世代や国を超えて地域を愛する人たちが、楽しく自由にビールを楽しむ姿が描かれています。「大森山王ブルワリー」のデザイナーが担当したデザインは、お気に入りのクラフトビールと一緒に記念写真をとりたくなる、陽気な雰囲気が素敵です。
購入したクラフトビールやフードをテイクアウトして、ピクニック気分で思い切り遊ぶのもおすすめ。店頭のテラス席はもちろん、ビール片手に風を感じながら、日常とは少し違った特別な時間を感じることができます。
今回、セルフバルで楽しめるビールがクラフトビールに限定されている理由は、「クラフトビールを楽しむ機会を増やしたい」という想いがあるからだとか。ビアバーでもなく家でもない、大森山王の街を眺めながら気軽にクラフトビールが味わえるのが嬉しい。
友達とふらっと買い出しがてらイオンリカーに寄ったついでに、「一本飲んで帰ろうか」というような楽しみ方をしたり、通りすがりの知り合いと目が合って「暇なら一緒に飲もうよ」と外も明るい時間からお酒を酌み交わしたり、これからお酒を介したさまざまなシーンがこの場所で生まれるのだろうかと妄想が膨らみます。
数分ごとに行き交う電車の音が、電車の近くに住んでいない者としては情緒を感じました。「みんなが電車が通り過ぎるその時を待つ」というのは、なんだかおもしろい時間です。
実際、ビール片手に公園で1時間ほど語り合う間、電車を通り過ぎるとき目だけ見つめ合う時間があったり、大声で話してみたり、その時間にビールを口に運んだり。また、休憩に訪れる方、お昼ご飯を食べに来る方、運動をしに来た方など、さまざまな光景が公園で繰り広げられていて、地域の人にとって欠かせない憩いの場なのだと感じました。
イオンリカーでビールをたっぷりと楽しんだ後は、近所の「大森山王ブルワリー」の公式ショップ「Hi-Time」へ、はしごビールするのもおすすめ。大森という街を、丸ごと楽しんじゃいましょう。
地域の人々やビール好きの交流の場に
これまでにない新しい展開をみせるイオンリカー大森山王店。大森山王ブルワリーの町田さんと出会ってから、大森山王の歴史や街の話をたくさん聞いたことも大きかったそう。
そのなかで、イオンリカー大森山王店があるこの場所にはかつて、70年続いたスーパーマーケット「カドヤ食品」がありました。輸入食品や輸入ワインが豊富に取り揃えられ、地元の住民たちに愛されていたのだとか。地域の人はもちろん、長くお酒に関わる仕事をしている人なら知っている、名の知れたお店だったそうです。
この日も通りを歩く人が中の様子を伺ったり、店員さんに話しかけたりなど、興味を持つ人が多く見られました。バスは数分に1本くらいのペースで走り、子供からお年寄りまで、人が絶えることはありません。
地元の人にとっても特別な場所にオープンした“遊べるお店”「イオンリカー大森山王店」。再び、地域の人たちの温かい交流場やビール好きの人たちの新たな聖地となるかもしれません。
イオンリカー大森山王店
〇所在地:東京都大田区山王3丁目1-5 Keystone One 1階(Google Maps)
〇オープン日:2023年11月3日(金・祝)
〇営業時間:10:00~23:00(バルは22:00まで ※L.O.21:30)
〇取扱商品:ワイン・日本酒・洋酒・焼酎・クラフトビール・食品など
〇公式HP:https://www.aeonliquor.jp/
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