先日『SORRY UMAMI- IPA』の発売を発表したばかりのヤッホーブルーイングから、またまたアメリカ限定のビールが発売されるというビッグニュースが飛び込んでまいりました!
株式会社ヤッホーブルーイング(以下、ヤッホー)から、アメリカの人気クラフトブルワリーOSKAR BLUES BREWERY(以下、オスカーブルース)と共同開発したビール『KaBREWki(カブリューキ)』が、2016年6月よりアメリカ限定で発売されます。ヤッホーとして初のコラボレーションビールです。
アメリカのクラフトビールシーンを牽引するOSKAR BLUES BREWERY
アメリカ・コロラドにあるオスカーブルースは、 1997年に創業、翌年1998年よりビール醸造を開始しました。2002年にはアメリカで一番最初に缶製品のクラフトビールを発売し、ビール市場に新風を吹き込んできたブルワリーです。
現状にとどまることなく、どこもやったことがないことに挑戦してきたオスカーブルースは、アメリカのクラフトビール界の先駆者的存在でもあります。 製品に対する理念、フラッグシップ製品のビアスタイルが同じなど、 オスカーブルースとヤッホーは、 共通点が多いブルワリーです。
ブルワー同士の共感から生まれたコラボビール
オスカーブルースとヤッホーは、互いに「缶製品のクラフトビールにこだわり続ける」という姿勢に共感しあい意気投合。これまで交流を深めてきました。「アメリカと日本それぞれの国を表現できる素材を使って、コラボレーションビール造りたい」との長年の両社の想いが現実のものとなり、このビールが誕生したんだそう。
今回のコラボレーションビールで目指したのは、クラフトビール先進国のアメリカと、日本らしさの融合。ヤッホーのスタッフがオスカーブルースの醸造所を訪れ議論を重ね、共同で原材料・レシピの 検討、醸造作業、仕上がりの確認などを行い造り上げた商品です。
日本らしさとアメリカらしさを表現
製品名の『KaBREWki』は、日本の傾奇者(カブキモノ)とビール醸造の「Brew」を組み合わせ、コラボ レーションを表現しています。
目を引くパッケージデザインは、 日本らしさをアピールするため傾奇者をモチーフにしつつ、ビビッドなカラーリングでアメリカを表現。背景には、お互いに自然豊かな地であるコロラドと軽井沢の森林をイメージした木目があしらわれています。
和の柑橘、柚子を使用
このビールの一番の特徴は、日本で古くから親しまれてきた和の柑橘である柚子を採用したこと。 アメリカでは柚子は馴染みがなく、“Yuzu IPA”は、世界的にも珍しいビール。 フレッシュで心地よいホップの香りの中に、奥ゆか しくもしっかりと感じる柚子の風味が、繊細に絡み合い、わずかな甘みも感じられます。暑い夏にも何杯でも飲みたくなっちゃう、ユニークな味わいに仕上がっているとのこと。
早くもアメリカで大注目!
2016年6月4日にコロラド州リヨンで開催された、「缶」に特化したアメリカ最大のクラフトビアフェ ス「Burning Can Festival(主催:オスカーブルー ス)」において『KaBREWki』をお披露目。
2,000名を超える来場者から大きく人気を集め、長蛇の列ができ、他のブルワリーのスタッフからも高い評価を得たとのこと。クラフトビール先進国アメリカのビールファンも唸らせたコラボレーションビールとして、早くも注目を集めているようです。
ヤッホーブルーイングのこれからの活躍に期待が膨らみます!
※「KaBREWki」はアメリカのみの限定販売。カリフォルニアやオレゴンをはじめとした各州で販売されるそうです。パブやレストランなど、多くのクラフトビールファンが集まる飲食店や、一部ボトル ショップでも販売いたします。日本での販売・提供の予定はありません。