かっこ株式会社より『山手線沿線における、アルバイト時給と生ビールの価格調査』という面白い調査結果が発表されていました。特徴の似た街同士を4グループに分類し、4時間働いたお金で飲める生ビールは高いところと安いところとでは3杯もの差になるという結果に!
今回の調査は様々なデータの統計解析、シミュレーションを行うかっこ株式会社(本社 東京都港区 代表取締役社長 岩井 裕之)が、2014年7月に山手線の沿線でインターネットを使って募集された求人4,942件の時給とインターネット上に掲載されていた5,176店の生ビール中ジョッキの価格のともに最頻値(データ内でもっとも頻繁に登場した金額)を算出し、山手線沿線の労働から得られる報酬と、物価の関係について調査、分析を実施したもの。
その結果、山手線内の各駅では・・・
恵比寿、有楽町などの高級街をグループとした「エグゼクティブ山の手」が最も生ビールの価格も時給も高く、求人の総数が多く、特に販売系の求人が多い新宿、渋谷、池袋などの「みんなのショッピングタウン」 では時給は高いけれど比較的生ビールの価格は安め。
最も生ビール価格が安い神田、高田馬場などの「The下町」は求人の総数が少なく、飲食系の求人が中心で時給も最安。同じ下町でも、目黒、五反田、上野などの「下町セレブリティ」ゾーンは時給の額が少ない一方で、生ビールの価格は高めとのこと。
この調査では山手線の各駅周辺のエリアを4つのグループに大別でき、「みんなのショッピングタウン」と「The・下町」では時給で300円の格差、得られる報酬で呑める生ビール中ジョッキは、実に3杯分もの差になる可能性があることが判明。
東京は物価が高いと思われがちですが、一周20.6kmの山手線の中でも、求人の傾向や報酬、物価がこんなにも大きく異なるなんて驚きですね。各駅によって色んな顔を持つ東京。5分電車に乗るだけでビールの価格も変わってくるかもしれません。今週末はどこに飲みに行こう?お給料日前週、そんな視点でのお店探しもお財布に優しいのではないでしょうか?
参照元:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000009799.html