Release "はねだし"桃をビールに。サンクトガーレン「甘熟桃のエール」

サンクトガーレン有限会社は、1回の仕込みに山梨の桃300㎏を使用したフルーツビール「甘熟桃のエール」を、2017年8月30日から9月3日の期間にさいたまスーパーアリーナで開催される「けやきひろば秋のビール祭り」と、2017年9月29日～10月15日に横浜赤レンガ倉庫で開催される「横浜オクトーバーフェスト」で樽生にて限定販売します。

誕生のきっかけは農家のSOS

2016年、収穫時期よりもだいぶ早い5月から30度超えの日がつづき、十分に育たないまま熟してしまう桃が大量発生する事態が起こりました。その農家さんのSOSをサンクトガーレンがFacebookで見かけたのが、このビールが誕生することとなったきっかけです。

今年の夏は、雨や曇りの日が続き日差しが少なく、収穫期を迎えた桃の色づきが遅れる現象が発生しました。赤くなるまで収穫を延ばし実が熟しすぎてしまったり、雨で皮がぬれて茶色く変色してしまったりといったことが起こったそうです。

「甘熟桃のエール」は、そんな“はねだし（規格外）桃”を、1個1個スタッフが種を取り細かく切ってビールへと加工し完成したビールです。

甘み感じる大人の味わい

ビールは大麦麦芽を使用するのが普通ですが、このビールは小麦麦芽を合わせて使用。さらに果実を思わせる甘くフルーティーな香りを醸すベルジャンエールの酵母を使用して造られました。無濾過の白濁したビールから漂う香りは甘い桃そのもので、大人のピーチネクターのような味わいに仕上がっています。

超人気ビール、どこで飲める？

今年の「甘熟桃のエール」は、2017年8月30日から9月3日の期間にさいたまスーパーアリーナで開催される「けやきひろば秋のビール祭り」と、2017年9月29日～10月15日に横浜赤レンガ倉庫で開催される「横浜オクトーバーフェスト」で樽生にて限定で販売されます。

昨年は1日で1000杯が完売するなど、大人気の「甘熟桃のエール」。今年は販売制限をすることのないよう3倍量のビールを準備しているとのこと。今後は、ボトルでの販売も視野に入れているとのことで、今後の展開からますます目が離せません。