今年も待ち焦がれた春がやってきました!冬の厳しい寒さは過ぎ、暖かい気温に誘われてビールが恋しくなる陽気です。
そして毎年この時期に楽しみなのが、様々なブルワリーから届く春のビール。まだまだ、安心して心ゆくままお花見を楽しめるような世の中ではありませんが、そんな時でもお花見気分が味わえるような、パッケージに桜があしらわれているビールを11種類集めてみました。
本格的に暖かくなるのはもう少しかかりそうですが、視覚から春を楽しんでみてくださいね!
※2023年の最新版「桜ビール 15選」はこちら
もくじ
・さくら・桜こまち
・桜嵐IPA~Pink Tyhoon~
・さくらボック
・SAKURA 2022
・桜花爛漫プレミアム
・ビエール・ド・雷電季節仕込みビール 春仕込みホワイトエール
・桜DRAFT
・ザ・ドラフトいちばん桜PREMIUM
・サクラビール
・BENI HAZY
桜の花と葉を使用したふんわりビール『さくら』(サンクトガーレン)
「天下第一の桜」とも呼ばれ、「さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所、長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使った桜餅風味のビール。大麦麦芽に加え小麦麦芽も使用しているため、口当たりは柔らかく小麦の優しい甘さを感じられます。
原材料に食用として多く使用されている「八重桜」の桜と葉を、1回の仕込みに60kg使用していて、まるで桜餅を食べているかのような味わい。甘すぎないほろ苦さも感じ、和菓子とのペアリングがおすすめです!
『さくら』
- 〇ビアスタイル:ハーブ・スパイスビール
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽、楽風舞(酒米)、ホップ、さくら
〇URL:https://www.sanktgallenbrewery.com/sakura/
〇醸造所:サンクトガーレン
日本初・桜の天然酵母を使った一本『桜こまち』(田沢湖ビール)
「酵母」は、ビールを造るときに必要な原料の1つですが、こちらは桜の花びらから採れた「桜天然酵母(秋田美桜酵母)」を使用したスペシャルな1本。淡紅色のビールで、天然の旨味が凝縮された上品な味わいが特徴的です。
「3リットル飲めるビール造り」をスローガンに掲げる田沢湖ビールの「桜こまち」は、苦みが柔らかく華やかな香りが広がる格調高い味わい。ふるさと納税の返礼品にもなっているのだそう!
『桜こまち』
- 〇ビアスタイル:スペシャル
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽、ホップ
〇URL:https://beer.warabi.or.jp/?product=sakurakomachi
〇醸造所:田沢湖ビール
泡までおいしい!2,000本限定醸造『桜嵐IPA~Pink Tyhoon~』(いわて蔵ビール)
桜の香りとモルトの旨味が引き出された「桜嵐IPA~Pink Tyhoon~」。甘い香りに加え、IPAらしい苦みが広がるビールです。
いわて蔵ビールでは自然由来の素材を大切にしており、香料を使わずに桜の香りを再現するべくかなり苦労したんだとか。試行錯誤の末に、桜餅の葉とアロマホップの融合に成功。泡まで春を感じ、その名の通り桜が乱れ咲いている様子が目に浮かぶような味わいを楽しむことができます。
『桜嵐IPA~Pink Tyhoon~』
- 〇ビアスタイル:IPA
〇アルコール度数:6%
〇原材料:麦芽、ホップ、桜の葉
〇URL:https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/SakuraBeer
〇醸造所:いわて蔵ビール
熟成も楽しめるフルボディの大人気ビール『さくらボック』(富士桜高原麦酒)
「ドッペルボック」という、ドイツ発祥のビアスタイルである「さくらボック」。通常のビールの約2倍の麦芽を使用し、3ヶ月以上熟成させたフルボディで濃厚なビールです。
高アルコールなので、ワインのように寝かせて熟成させると味わいが変化するのもこのスタイルならではの特徴。黒糖のような、重厚な甘みがたまらない1杯です。ナッツやドライフルーツなどのおつまみとまったり楽しむのがおすすめです!
ボトルには桜や富士山があしらわれていたり、王冠にも桜の花びらが装飾されていたりと、目でも満足できます。
『さくらボック』
- 〇ビアスタイル:ドッペルボック
〇アルコール度数:8%
〇原材料:麦芽、ホップ
〇URL:https://www.fujizakura-beer.jp/line-up/beers/?id=beers_sakura-bock
〇醸造所:富士桜高原麦酒
紅茶専門店「LUPICIA」がお届けする『SAKURA 2022』(羊蹄山麓ビール)
紅茶で有名な「LUPICIA」は、実はクラフトビールを造っているんです。北海道ニセコ町で運営する「NISEKO LUPICIA BREWERY」では、ビール造りに欠かせない綺麗な”水”にこだわり抜き、羊蹄山の伏流水を生かして日々おいしいビール「羊蹄山麓ビール」を造っています。
「SAKURA 2022」は香り高い桜の葉とストロベリーを使った柔らかな甘みのフルーツエール。お茶を取り扱うLUPICIAだからこそ実現できた、芳醇な香りをぜひ試してみてください。
『SAKURA 2022』
- 〇ビアスタイル:フルーツエール
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(カナダ製造)、大麦、ストロベリーピューレ、レッドカラントピューレ、ホップ、桜葉塩漬け、ハイビスカス、フェンネルシード/香料
〇URL:https://www.lupicia.com/shop/e/ebeer/#area_sakura
〇醸造所:NISEKO LUPICIA BREWERY
"満開のソメイヨシノ" が楽しめる『桜花爛漫プレミアム』(軽井沢ビール)
満開の桜と澄み渡る青空のコントラストが美しい「桜花爛漫プレミアム」は、”何杯でも飲めるおいしさ”を追求した爽快なキレ味が特徴のビール。
ついつい写真を撮りたくなってしまうほど美しいラベルは、日本画家・千住博画伯の名画「ソメイヨシノ満開」がラベルデザインとなっており、ビールの美味しさをさらに引き立てています。麦芽、ホップ、水のバランスを追求し、どんな場面でも楽しめる味わいに仕上がっています。
『桜花爛漫プレミアム』
- 〇ビアスタイル:ピルスナー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ
〇URL:https://brewery.co.jp/product/ouka-ranman-premium/
〇醸造所:軽井沢ブルワリー
春を呼び込むホワイトエール『ビエール・ド・雷電季節仕込みビール 春仕込みホワイトエール』(オラホビール)
柑橘の香りと苦みのバランスが抜群な「ビエール・ド・雷電季節仕込みビール 春仕込みホワイトエール」。小麦麦芽のほのかな甘さが春の訪れを知らせてくれます。
季節ごとに仕込むスタイルが変わる「ビエール・ド・雷電」シリーズの春仕込みは、山菜料理にぴったりの軽やかな飲み口が特徴。和風テイストなラベルを楽しみながら、優しい口当たりのビールをぜひ味わってみてください。
【関連記事】ビールで感じる春の訪れ『ビエール・ド・雷電 春仕込みホワイトエール』を飲んでみた!
『ビエール・ド・雷電季節仕込みビール 春仕込みホワイトエール』
- 〇ビアスタイル:アメリカンスタイル・ウィートエール
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽、ホップ
〇URL:https://ohlahobeer.com/topics/news/885/
〇醸造所:OH!LA!HO BEER
鮮やかなピンク色で桜を感じる『桜DRAFT』(網走ビール)
青色のビール『流氷DRAFT』で話題になった網走ビールからは、ピンク色が美しい「桜DRAFT」が発売中。
まるでロゼワインかのように綺麗なピンク色のビールは、ワイングラスに入れて楽しむのもおすすめ。桜の花びらを贅沢に使用しているので、色だけでなく味わいもしっかり桜風味。ほのかな甘さとフルーティーさが感じられるので、最初の一杯に選んでみてください。
『桜DRAFT』
- 〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:糖類、麦芽、ホップ、桜花、香料、アントシアニン色素
〇URL:https://www.mitsubishi-shokuhin.com/liquor/003366.html - 〇醸造所ホームページ:https://www.takahasi.co.jp/beer/
〇醸造所:網走ビール
沖縄の桜をお届けします『ザ・ドラフトいちばん桜PREMIUM』(オリオンビール)
沖縄県で日本一早く開花する「寒緋桜の花びら」を使用した、ただ1つのビール。極彩色のピンク色を纏ったパッケージは、力強い沖縄の春を感じられます。
赤く色づいたビールは苦みを抑え、爽やかながらもコクのある飲み口で、まるでどこまでもお散歩したくなる春の陽気のよう。沖縄の桜の時期は早々に終わってしまうためか、関東付近でお花見が盛んな3〜4月頃には、販売が終了しているケースも…!コンビニやスーパーで見つけたら迷わずゲットがおすすめです。
『ザ・ドラフトいちばん桜PREMIUM』
- 〇ビアスタイル:ピルスナー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、乾燥桜花
〇URL:https://www.orionbeer.co.jp/brand/sakura/
〇醸造所:オリオンビール
大正ロマンを感じる春『サッポロ サクラビール』(サッポロビール)
大正2年から、九州初のビール工場で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしたのが、こちらの「サッポロ サクラビール」。
香ばしいコクとすっきりしたのどごしを両立させ、現代人の好みに合うように造られた「サクラビール」は、最初の一杯にも食事とも相性抜群。大正ロマンの香りを感じながら是非ゆったりと楽しんでみてください!
『サッポロ サクラビール』
- 〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米
〇URL:https://www.sapporobeer.jp/product/beer/sakurabeer/
〇醸造所:サッポロビール
お花見がテーマの『BENI HAZY』(反射炉ビヤ×ビール女子)
静岡県伊豆の国市のマイクロブルワリー「反射炉ビヤ」と「ビール女子」のコラボレーションビール。SNSやオンラインイベントにて、読者のみなさんからどんなビールにしたいかアイデアをいただきながら完成させたHazy IPAです。
ピンクグレープフルーツのようなチャーミングなアロマが香るホップ「HBC586」や、静岡県産のいちご「紅ほっぺ」をふんだんに使用した、お花見の時期にピッタリなビールです。3月28日(月)から販売スタートします。
【関連記事】【参加者募集中】ビール女子オリジナルビール完成お披露目イベント開催!イベント限定750mlボトルもご用意
※イベントの募集は終了しました
『BENI HAZY』
- 〇ビアスタイル:ヘイジーIPA
〇アルコール度数:5.5%
〇原材料:麦芽(イギリス製造)、ホップ(HBC586)、酵母、静岡県産紅ほっぺ
〇内容量:330ml
〇URL:https://hansharo-beer.stores.jp/
〇醸造所:反射炉ビヤ
以上、春に飲みたい「桜」が描かれたビール11選でした!
暖かい陽気のこの春に、ぜひお気に入りの1杯を見つけてみてください。