電車の到着を待っている間に美味しいビールが飲めたら、ちょっぴり幸せではありませんか?遅延する電車の待ち時間を楽しくするためのビールがニューヨークに誕生しました。
ニューヨークの“地獄の夏”を救うビール
ニューヨークにあるペンシルベニア駅(通称:ペン駅)ではこの夏、駅の工事に伴った鉄道の遅延が問題となっており、通勤者にとって “地獄の夏” だと州知事によって表現されたほどです。
この“地獄の夏”を救うべく立ち上がったのが、ニューヨーク州ロングアイランド島の Blue Point Brewing。ニューヨークを代表するクラフトブルワリーの一つです。
牡蠣とのペアリングを考えられて造ったビールなど、個性あるビールを打ち出す彼らが今回造ったのは、“地獄の夏”を救うためのビール。その名も「Delayed Pilsner」です。
キレのある味わいと飲みきりやすい量(16オンス)で、鉄道の交通状況を批判しながら過ごすお供に十分な一杯に仕上げられているんだとか。パッケージには駅の案内板が描かれています。
「Delayed Pilsner」は、ペン駅限定で8月14日に発売され、駅の工事が完了するまで販売されるとのこと。ビール片手に「もうかれこれ2本分待っているわ」「僕はもう3本目だよ」なんて声が聞こえてきそうですね。
■Blue Point Brewing:http://www.bluepointbrewing.com/