こんにちは! ビール女子リポーターのなな瀬です。ついに日本を飛び出し、クラフトビールブームが起こり始めているという台湾へ現地調査へ行ってきました。今回がシリーズ第3回目です! 引き続き、訪れた素敵なビアスポットと現地の様子をご紹介します。
台湾観光といえば九份
台湾に行ったことがない人でも、この場所を知っている人は多いのではないでしょうか? ジブリ「千と千尋の神隠し」の情景にそっくりだと話題の人気スポット、九份です。
急な傾斜の山に沿って、店や住宅が迫り出すように密集しています。足を踏み入れると、建物の間を縫うように細い階段が続きます。さすが人気スポットだけあり、そこら中から日本語が聞こえてきます。
お店が立ち並ぶエリアでは、食器、判子、革製品、動物の形をしたオカリナなどちょっと珍しいお土産品や見晴らしの良いカフェにたくさん出会えます。焼き立てのパイナップルケーキの試食もできますよ。
こちらは、タロイモの白玉が入りのおしるこをかけたカキ氷です。透明なレモンゼリーと、シソ科の仙草という植物を使った真黒なゼリーがとっても爽やかで、さっぱりと食べられるスイーツです。これは私の中でスイカジュースに次ぐヒットでした。汗だらだらの暑さに清涼感を運んでくれます♪
九份の観光エリアは数時間で見終わってしまうほどの広さですが、山の上から見える家々が密集した眺めは、異国感あって良い雰囲気でした。
山の次はショッピングモールへ
山から下りて向かった先には、大きな観覧車がシンボルの大型ショッピングモール「美麗華百樂園 Miramar(メイリーホア)」があります。こちらの漾館 5階にあるのが、台湾の人気クラフトビール「金色三麥」のビアホールです。
さっきまで山の上にいたので、急にキラキラの人気デートスポットへ到着し、そのギャップに戸惑いました(笑)。お店の中はほぼ満席状態。とにかく煌びやかです!
こちらが2014年ワールドビアカップ金賞など複数のビール大会で賞を獲得した「蜂蜜啤酒(ハニーラガー)」。龍眼(ロンガン)というフルーツの花から作られる貴重な「龍眼蜂蜜」を使用し、上品で優しい甘みがあります。すっきりとしているので、グビグビ飲めちゃいます。
フードで人気なのはオリジナルのフライドチキン。山椒のようにぴりっとするスパイシーなソースがクセになります。
レストランの中ではお誕生日をお祝いする人や、なんとプロポーズをする人まで! 頻繁にサプライズが行われるそうで、訪れたら誰かしらお祝いをしているかも?
台湾にもあったよ! 日本の人気クラフトビール
続いて、日本でもファンが多い「ベアードビール」のショップがなんと台湾にも!
こちらのお店では、ベアードの人気商品からシーズナルの商品までずらりとボトルで販売されており、もちろんここでタップから注いでもらうこともできます。
まずは、フルーティーかつ程よい飲みごたえの「レッドローズ アンバーエール」と、小麦の軽やかな味わいが爽快な「ウィートキング ウィット」から。たくさん歩いて汗をいっぱいかいてから飲むビールは、どこで飲んだって美味しいですね。
せっかくなので、豊かな柚子の香りが印象的「お寺の庭 ゆずエール」と、びわを使った繊細で奥ゆかしい甘さの「アジアンビューティ びわエール」も飲みました。
ふと、和の味に触れて旅疲れが癒えました。何よりお店の人が親切で優しかったです。そういえば、台湾には日本よりもフリーWi-Fiが使えるお店が多いのですが、こちらのショップでも使えて便利なスポットです。ついつい長居をしてしまいそうな、心地良さでした。
今回は、思いっきり台湾のクラフトビールの勢いを感じられる 『金色三麥現釀啤酒 Le ble dor』と、ほっと一息つきながら日本の味に帰れる『Baird Beer Taiwan』のご紹介でした。そうそう、今回の旅で教えてもらったんですが、台湾では日本のように誰とでも乾杯はしないそうです。本当に信頼している相手や大切な人と交わす行為なので、初対面でいきなり乾杯を促すとマナー違反と思われるかも。ということで、次回の台湾レポート#4もお楽しみに~!
『金色三麥現釀啤酒 Le ble dor』
〇営業時間:日~木 12:00~24:00、金~土 12:00~25:00
〇住所:台北市中山區敬業三路20号 美麗華百樂園 Miramar(メイリーホア) 漾館 5階
〇電話:(02)2175-3739
公式ホームページ(台湾):http://www.lebledor.com.tw/index.php
公式ホームページ(日本):http://www.lebledorbrewing.com/
『Baird Beer Taiwan』〇住所:台北市信義區基隆路一段147巷5弄42號
公式Facebookページ:http://www.facebook.com/bairdbeer.taiwan/