Event [Meet the brewer!!]ブルワーさんに会おう!!vol4 いわて蔵ビール:イベントレポート

2013/08/30

いわて蔵ビール

クラフトビールの作り手をお呼びして
その想いやビール作りのトークを聞くことのできる代々木wateringholeの定期イベント、
[Meet the brewer!!]ブルワーさんに会おう!!第4回が8月21日水曜日に開催。

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今回のトークライブのゲストは岩手県一関市にある、「いわて蔵ビール」こと、
世嬉の一酒造 株式会社の佐藤 航社長が登場。

これまでの試行錯誤を経てのビール開発のエピソードや
これからの取り組みまで豊富なビールの種類などについて語られました。

いわて蔵ビール いわて蔵ビール

当日のwateringholeさんでのラインナップは
◯ヴァイツェン
◯ゴールデンエール
◯レッドエール
◯インディアペールエール
◯自然醗酵ビール
◯東北復興支援ビール
◯福香ビール
◯ジャパニーズハーブエール山椒
◯パッションウィートエール
◯バーレーワイン
◯オイスタースタウト(リアルエール、窒素置換ver)
◯スタウト
の11種類。

 

笑顔のおちょこ参加者全員に造り酒屋ならではの、
特製「笑顔のおちょこ」のプレゼントも。


イベントは全体と通して終始ユーモアを交えたトークライブで、参加者に配られた笑顔のおちょこのような、
笑いの溢れるトークイベントとなりました。

いわて蔵ビールは96年前創業の造り酒屋で、岩手県のクラフトビール(地ビール)として、
岩手の牡蠣を使用した「オイスタースタウト」や、小麦を使用した「ヴァイツェン」などが定番です。

 

岩手ならではの素材を使ったビール


岩手県、南部は南部小麦という小麦が多くとれる場所だそうです。

本来日本の六女大麦はうどんやパンなどには向いていますが
タンパル質が多くてビールには適さないため、
いわて蔵ビールでは5年かけて品種改良をされています。

その結果として現在は品種改良でつくられた小春二条大麦を100%使用した
春期限定の「こはるビール」というビールが生まれています。

 

ちなみに現在いわて蔵ビールのは定番商品であるヴァイツェンは
佐藤社長が入社して最初につくったビールだそうで、
最初作った時は酵母がなかなか発酵してくれくれなかったので、
タンクに頭をつけて発酵してくださいとお祈りした〜なんてエピソードも。

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『日本らしさ』『岩手らしさ』をコンセプトにしたビールづくり


佐藤 航社長のビールづくりへの想いについて
『日本らしさ』『岩手らしさ』をコンセプトにしたビール作りのお話も語られました。

 

定番のオイスタースタウト

いわて蔵ビールの定番商品であるオイスタースタウトは、
佐藤社長が、酒蔵のスタイル、日本人のスタイルとはなんだろう?と考えていたときに、
隣の街で牡蠣の養殖をやっており、岩手のビールとして牡蠣を使ってビールづくりをした結果生まれたビールです。

ちなみにオイスタースタウトは2008年ワールドビアカップ シルバーアワード 2006年ジャパンアジアビアカップ金賞を受賞されています。

 

日本のホップ?

そのほか、佐藤社長が日本のビールとはなんだろうと考えている時に
うなぎ屋さんの山椒を見て「これ日本のホップだな」と思いビールに入れたのがきっかけで生まれた
山椒のビール「ジャパニーズハーブエール SANSHO」(春期限定)、や、干し柿からとった酵母で醸造自然発酵ビールのエピソードなど地域や"岩手らしさ"を感じるビールづくりのお話をお聞きすることが出来ました。

 

300本限定コーヒービール

また被災された気仙沼のアンカーコーヒーさんとの共同開発のコーヒービールも登場。
coffee
コーヒースタウト、コーヒーレッドエール、コーヒーゴールデンエールの3種類、300セットしか作られていない限定ビールです。

こちら個人的にデザインが秀逸だな〜とデザイン面にも注目していたのですが、
ラベルのコーヒー豆はすべてなんと手ばりのシールだそうです。
社員総動員でシールを貼っていったのだとか。

2013-08-21-21.39.32 この後のじゃんけん大会で勝者に貴重な1セットが配られました。


震災で残った石割りさくらの花の酵母から生まれた「福香ビール」

また震災からの復興のメッセージを込めた「福香ビール」の開発秘話では、
震災の時に研究資源を失った岩手 北里大学の研究所で試験管にたまたま残っていた石割りさくらの花からとった酵母をきっかけに開発された「福香ビール」などからの地元岩手への想いのこもったビール作りを感じることが出来ました。

こちらの「福香ビール」は次に買った人が得するしくみなどが盛り込まれていてそちらも非常に興味深いです。

自慢の"自"で、”自ビール”


最後に佐藤さんの将来のビジョンとして語られた、
「自分たちの作るクラフトビール(地ビール)で今後は岩手という地域が自慢できるビールにしたい”」
「自慢の自で、"自ビール"」
そういった想いがworld beercupや様々な品評会への出展につながっています。

「岩手の人が自分たちの地域を自慢の出来るビールにしたい」という言葉が非常に印象的でした。

 

 

今回のイベントを通して、つくづくビールの生まれる背景にはいろんなストーリーがあると感じました。
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☜ちなみに私、じゃんけん大会の第一回戦を勝ち抜き、

ビールを作るための麦を入れる為に作られたオリジナルトートバックをいただきました。



◯世嬉の一酒造 株式会社 いわて蔵ビール
〒021-0885
岩手県一関市田村町5-42
0191-21-1144

◯タルシス リッジブルーイング カンパニー&ウォータリング ホール
〒151-0051
渋谷区千駄ヶ谷5-26-5-103
03-6380-6115
15:00-23:30(Food L.O.22:30, Drink L.O. 23:00)
☞ビール女子のオススメページでもご紹介しています。

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ライターの紹介

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Taisuke Yagi ディレクター・ウェブデザイナー

静岡県生まれ。ビールによって日々の創造性を刺激されながら、クリエイティブによる本質的な価値創造のことを考えております。

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