Column クラフトビアバーで密かに話題の『ミード』って?味わいやビールとの違いなど、ミードのあれこれをご紹介

2025/09/18


最近、皆さんの好きな酒屋さんやクラフトビアバーで、「ミード」という馴染みのない響きのお酒を見たり聞いたりしたことはありませんか?

「ミード」は、蜂蜜と水を発酵させて作るお酒のこと。ビールよりもずっと古い歴史を持っているのですが、ビールと少し似ているところがあり、長い歴史を経て今クラフトビール好きに注目され始めています。実際筆者も大のクラフトビール好きですが、ミードの尽きることのない魅力にすっかりハマってしまいました。

そこで今回は、ビール好きの皆さんにミードの魅力を知ってもらえるよう、ミードってどんな味なの?日本でどんな盛り上がりをみせているの?など、ミードのあれこれをご紹介します!

実際にミードを取り扱っている都内のビアバーの紹介や、元クラフトビール醸造家で現在ミードを作っているANTELOPE代表の谷澤さんへのインタビューも。


ミードはどんなお酒?


ミードは、蜂蜜と水を発酵させて作るお酒です。副原材料を入れずに発酵を終えることもあれば、フルーツやスパイス、ハーブ、穀物などの副原材料を一緒に入れて発酵させることもあります。

また、古代エジプトやメソポタミア文明で楽しまれていた「世界最古のお酒」と言われていて、ゲームやファンタジー小説で出会ったという方もいるのではないでしょうか。長い間王族や貴族の飲み物として愛されてきましたが、近年のクラフト文化の盛り上がりと共に、再び注目を集めてきています。


ビールの醸造所は「ブルワリー」と呼びますが、ミードの醸造所は「ミーダリー」と呼ばれます。日本ではここ数年で約7社の専業ミーダリーが設立されており、新たな盛り上がりを見せています。

元クラフトビール醸造家がその経験を活かし、多様な“ミードのスタイル”を軸に日本各地の農産物で新たな味わいを生み出す「ANTELOPE」や、養蜂家としてのキャリアを持つ醸造家が、希少な国産蜂蜜の個性を最大限に引き出す「WICKED WAY MEAD」。

他にも老舗蜂蜜専門店が立ち上げ、世界中の蜂蜜を知り尽くした醸造家がつくる「京都蜂蜜醸造所」や、元クラフトサケの杜氏自然発酵にこだわって立ち上げた「nobana」など、個性豊かな醸造家が点在しており、ひとえにミードと言っても実に多様な世界が広がっています。


一方アメリカにおけるミーダリーの数は、2003年には60社ほどでしたが、なんと2020年には450社近くまで増えたと言われています(※)。日本でのクラフトビール文化も、アメリカでのブームを追うように盛り上がったと言われていますが、アメリカでのミードの盛り上がり方を見ていると、日本でも今後盛り上がりを見せる可能性がありそうですね。

※参考:American Mead Makers Association


ミードのスタイルとは?

ANTELOPEの工場に眠る樽の様子
ビールと似ているところは、ミードにもスタイルの文化があるところ。ミードのコンペティションで定義されているスタイルは10種類以上ありますが、その中でも甘さの違いや炭酸の有無、さらには原材料の違いもあるため、非常に幅広い味わいが表現できます。


上の写真は、筆者がアメリカのミーダリーを訪れた際に味わったミードですが、ミードと一口に言ってもさまざまな色合いがあるのがわかります。色に限らず、それぞれ味わいや香りも異なり幅広い味わいを楽しむことができます。

ミードのスタイルの一例はこちら。
〇トラディショナル
 ⇨蜂蜜のみのシンプルなスタイル
〇メロメール
 ⇨蜂蜜とフルーツを一緒に醸すスタイル
〇サイザー
 ⇨フルーツの中でも特に「リンゴ」と一緒に醸すスタイル
〇パイメント
 ⇨フルーツの中でも特に「ブドウ」と一緒に醸すスタイル
〇メセグリン
 ⇨蜂蜜とスパイスやハーブと一緒に醸すスタイル

さらに、ビール好きとして気になるのは「ビールとどう違うの?」という点。比較表で分かりやすくご紹介します!

炭酸や提供温度帯の面では、ミードの方が選択肢が豊富。でも原材料によって味わいが決まるところなど、クラフトビールを楽しんでいる皆さんには馴染みのある特徴も多いんです。


ここまで読んでみたら実際に楽しんでみたい!百聞は一飲にしかず、ということで、実際に注文する際のポイントもご紹介します。


度数を確認してみよう
ミードのアルコール度数はビールよりやや高め。最初は度数の低いもの(6〜8%くらい)から試してみるのがおすすめ。

甘みの好みを伝えよう
好みの甘さレベルは人によって違うので、「ドライ」「セミドライ」「セミスイート」「スイート」など、甘みのレベルを確認してから注文してみてください。

ガスの有無を確認してみよう
スパークリングタイプの他にスティル(泡立たない非発泡性)のタイプもあるのがミードの特徴。気分に合わせて選んでみてください。

原材料をのぞいてみて
ラベルに書いてある原材料を見るのも楽しみのひとつ。「ライム」「ゆず」「プラム」など、気になる材料が入っていたら迷わずチャレンジしてみましょう!

余裕があればスタイルも楽しんでみて
ミードにもビールと同じく、スタイルの文化があります。ぜひ興味のある方は、ビアバーに行く前にスタイルも覚えてから挑んでみてください。先ほど紹介したミードのスタイル表を、おさらいとして掲載しておきます。
〇トラディショナル
 ⇨蜂蜜のみのシンプルなスタイル
〇メロメール
 ⇨蜂蜜とフルーツを一緒に醸すスタイル
〇サイザー
 ⇨フルーツの中でも特に「リンゴ」と一緒に醸すスタイル
〇パイメント
 ⇨フルーツの中でも特に「ブドウ」と一緒に醸すスタイル
〇メセグリン
 ⇨蜂蜜とスパイスやハーブと一緒に醸すスタイル
これらのポイントを参考にしてもらえれば、きっとあなたにぴったりのミードに出会えるはず。


ミードが飲める都内のクラフトビアバー2選!スタッフさんに聞く、ビアバーでのミードの楽しみ方


ミードの基礎知識はわかったものの、実際どこで楽しめるの?と気になる方も多いはず。

そこで今回は、ビール好きの方には馴染みのある場所「クラフトビアバー」でミードを取り扱う、都内の2軒をご紹介!

なぜミードを取り扱っているのか、お店ではどんなふうに楽しめるのかなど、ミードをビアバーで楽しむ方法などの話も伺いました。


CYCAD BREWING


東京・西池袋に昭和時代に建てられた木造マーケット/市場だった場所に、2023年に誕生したCYCAD BREWING(サイカドブリューイング)。市場の本来性を再構築し、多種多様な人々が集う新しいマーケットとして、タップルームを併設した醸造所を目指しています。

醸造長である藤浦さんは、1998年に全米一のホームブリューイングの大会で総合優勝を果たし、確かな経験と知識を新しい世代のスタッフに継承しながら日々ビールを醸造。店内では、自家醸造のビールを常時10種類程度提供。派手さは抑えめですが、クラフト感をしっかり感じられるスムース&クリーンなビールを提供しています。

そんなサイカドブリューイングのパブマネージャー・高橋政道さんに、お話をお伺いしました。


元々、海外産のミードを取り扱っていたというサイカドブリューイング。国内産との新たな出会いは、滋賀県のミーダリー「ANTELOPE」のnoteを読み、ものづくりへの熱意と国内クラフトに対しての賛同から取り扱うことになったのがきっかけだそう。

クラフトビールのメニューにミードが加わったことで、「ミードを初めて飲んだ方の、『新感覚に出会った!』という瞬間の反応は、見ていてとても新鮮に感じられる」と話してくれました。

ビールが主体のお店ですが、ミードもたくさんあるお酒の選択肢の中の1つのバリエーションとして、自由なタイミングで注文して楽しんで欲しいとのこと。


ミードが持つ多層的で複雑な味わいは、クラフトビールに似た点を感じられ、特にいろいろなフレーバーやアロマを楽しめるビアスタイルが好きな方におすすめとのこと。香りや味わいの変化をじっくりと楽しむクラフトビールファンなら、きっとミードの奥深い世界にも魅了されるのではないでしょうか。

そんな高橋さんが過去飲んだ中でも特に印象深いミードは、Wicked Way Meadが造る「rise and shine」(現在は完売)。国産の蜂蜜を使用し、国産のウィスキー樽で5ヶ月熟成されたミードです。


ビアフライトのように、ビールとミードの飲み比べを楽しむのもおすすめ。特におすすめの組み合わせを尋ねると、「BARLEY WINE(バーレイワイン)」が良いとのこと。バーレイワインのように、豊かな香りを楽しむスタイルのビールは、ミードとの飲み比べに非常に適していると教えてくれました。

クラフトビールへの深い愛情があるからこそ、その隣にミードを置く。単に新しいお酒として紹介するのではなく、クラフトビールに通じる、味わいや香りを「探求する楽しみ」そのものを提案されています。ぜひじっくりと味わい尽くす時間をサイカドブリューイングで過ごしてみてください。

 CYCAD BREWING

〇住所:東京都豊島区西池袋4丁目19-14(Googleマップ
〇電話番号:03-6873-2143
〇営業時間:平日12:00-15:00 16:00-23:00 土日祝12:00-23:00
〇定休日:なし
〇席数:カウンター6席 テーブル6席
〇Instagram:https://www.instagram.com/cycad_brewing/


Mikkeller Kiosk/Bar
※ミードの提供は不定期


Mikkeller Kiosk/Barは、デンマーク・コペンハーゲン発のクラフトビールブランド「Mikkeller」が手がける、ビールとカルチャーを気軽に楽しめる場所。 ただ「飲む」だけではなく、国内外からも集められた個性豊かなクラフトビールを通じて、新しい発見や交流を生み出すことをコンセプトにしています。

Mikkeller Kiosk/Barはタップビールの他にボトルショップも併設しています。さらに植物やお花、おつまみ、グッズなども販売。


提供しているのは、Mikkellerビールを始め、国内外の多彩なスタイルのクラフトビール。IPAやラガー、サワー、スタウトなど、定番からコアなスタイルまで幅広く揃っています。タップでは常時20種類前後を入れ替えながら提供し、缶やボトルを含めると常時50種類以上のビールをラインナップ。訪れるたびに新しい味わいに出会えるのも魅力のひとつです。

ミードは、現在不定期で提供されています。

そんなMikkeller Kiosok/Barのマネージャー・川畑璃乃さんにお話をお伺いしました。


ミード導入の背景には、「Mikkeller Kiosk/Barという店名に“Bar”が含まれているように、多様なドリンクを通じて、より多くのお客様にMikkellerの世界観を楽しんでいただきたい」という想いがあったと川畑さん。ビール以外の選択肢を求める人にも楽しんでもらえる、カクテルに近い味わいのミード。それが、多様性を尊重するMikkellerのスタイルにフィットしたようです。

ミードの導入したことで、特にサワー系のビールを好むお客様から絶大な支持を得ているとのこと。華やかさと奥深い味わいが、サワービールが好きなビールファンの心をくすぐっているのだそう。

また海外のお客様からは、日本でミードが飲めることに驚き喜ぶ声が多いのだとか。ミードが新しいコミュニケーションのきっかけを生んでいるようです。


Mikkellerが大切にしているのは「クラフトビールの入口であること」。その想いはミードにも共通しており、「初めてミードを飲む方にも、気軽に楽しんでほしい。一杯目からミードを始めるのも、もちろん大歓迎です。」と川畑さんは話します。難しいルールは不要で、目の前の一杯がもたらす新しい発見や出会い、そのものを大切にするMikkelerならではの価値観です。

川畑さんが、数あるミードの中でも特に印象的だったのは、ANTELOPEの「What Churchill Said」。ジュニパーベリーの爽やかさと蜂蜜の甘みのバランスが絶妙で、日常にも少し特別な日にも寄り添ってくれる一杯です。また、お客様からはジャスミンティーと柚子の爽やかさが際立つ「TOFU」も人気を博したよう。

さらにミードの楽しみを深めるのがビールとの飲み比べ。おすすめはMikkellerのブラックカラント(カシス)を使った『Electric Currant』やパッションフルーツの甘酸っぱさに、ゴーぜ特有のほんのりとしたソルティ感が効いた『Passion Pool』のような、軽めのサワービールとのこと。

クラフトビールの「入口」でありたいと願うMikkellerは、ビール好きも、そうでない人も、一緒にバーの時間を心から楽しめる空間です。ミードは、そんな素敵なきっかけを与えてくれる一杯になるかも。

 Mikkeller Kiosk/Bar

〇住所:東京都渋谷区渋谷1-17-1 alldayplace1F(Googleマップ
〇電話番号:03-3400-9612
〇営業時間:12:00 - 00:00(終日)
〇定休日:なし
〇席数:店内50/テラス20
〇HP:https://linktr.ee/mikkellerjapan
〇Instagram:https://www.instagram.com/mikkellerkioskbar/

クラフトビール愛からミードの世界へ入った、ミード醸造家にインタビュー


今回、実際にミードを醸造している、ミーダリーの中の人にもインタビューしました!

インタビューしたのは、滋賀県野洲市に本拠地を置くミーダリー「ANTELOPE」代表の谷澤優気さん。京都大学農学部で農業哲学を学び、大学院でビール研究に励んだ後、本格的に醸造技術を学ぶためにアメリカ・ポートランドでブルワリー巡りや醸造研修を経験。その後、静岡県のブルワリーで経験を積み重ね、ANTELOPEの代表となりました。

クラフトビールの世界からミードに魅了された経緯や、両者の関係性について詳しくお話を伺いました。


ビールからミードへ、なぜその道を?


ークラフトビールには、どんな魅力や面白さを感じてきましたか?

谷澤さん「僕が考えるクラフトビールの最大の魅力は『美味しいものを作り出そうとする作り手の熱気』と『それを支える研究機関の存在』です。作り手も少しでも上のレベルにいくために研鑽を欠かさないし、それを理論的にサポートするために世界中に研究機関があり、それを書籍にまとめる人がいたりと、産業全体で『努力する作り手を応援する』構造ができあがっているところが魅力的ですね。

ー確かに、クラフトビール業界の「みんなで良いものを作ろう」という雰囲気は特別ですよね。そんな谷澤さんはなぜミードを作ることにしたのですか?

谷澤さん「正確に言うと、ビールの醸造家を目指していました。俗に言う生ビールしか飲んでこなかった大学生がクラフトビールに出会ったときの衝撃は想像に難くないと思います。いろんな世界の扉が拓けたような気がして、大げさじゃなく『世界に色が1つ増えた』気がしました。しかし、その体験を超える衝撃を持ち込んだのが『ミード』の存在でした。ビールでは作り出せない味わいや自由度の高さに魅了されて、全ての舵をミード作りに切りました。


ー具体的には、ミードとはどのように出会ったんですか?

谷澤さん「Mikkeller Tokyo主催で行われたビールフェス「MBCT2019」での出会いがきっかけです。「MBCT2019」は世界中のトップブルワーが集まり、普段飲めないビールに出会える知的好奇心が刺激されるイベントなのですが、世界中のブルワリーが素晴らしいビールを持ってくる中で『ミード』という異色のジャンルで、圧倒的な存在感を示していたんです。試飲したときに甘さと酸、そしてとろっとした見た目の全てに度肝を抜かれました。


▶︎「MBCT2019」取材記事:次世代のビールが勢揃い!ビール好きが集った「MBCT2019」は、最高のビールフェスでした


ビールとミードの「似て非なる」関係


ーそんな両方の世界を知っている谷澤さんが思う、クラフトビールとミードの共通点は?

谷澤さん「味わいの自由度の広さですね。作り手が表現したいものを表現したい場所にきちんと落とし込める余地があるところは共通しています。

ー逆に「まったく違う」部分はありますか?

谷澤さん「少し冷めるところがあるかもしれませんが、仕込み時間の長さが圧倒的に違います。ビールは仕込みが非常に長く、逆に発酵期間が極めて短い。ミードはその逆です。のんびりするところもあるため、大量生産・大量消費を目指すクラフトビールの世界とは少し違うかもしれません。


ービールの経験がミード作りに活かされたことはありますか?

谷澤さん「理論的に醸造を捉えるという経験はビール作りから入ってよかったと思っています。ミードは産業として研究も少なく、醸造理論も独自の進化は少ないんです。そのため、作り方がゼロベースでもビールの醸造経験から活かされる部分はたくさんありました。

ー逆に、ミードならではの発見は?

谷澤さん「最初に驚いたのは、澱がまったく沈まないことですね。あれれ?となることが多かったです。でも、澱が混ざってても味わいが全然変わらないところもビールと違って面白かったです。

「ビール女子」読者へのメッセージ


ー初めてミードにチャレンジするなら、どんなミードがおすすめですか?

谷澤さん「甘みがあり、低アルコールのミードから飲むのがおすすめです。最初に輸入されているハイアルコールのミードに挑戦すると、パンチ力にビビることが多いので。ANTELOPEでいえば、『This is it』や『What Churchill Said』がおすすめです。

ーミードの選び方のコツはありますか?

谷澤さん「ミードの良いところは甘口か辛口かがはっきりしているところ。気分や好みに合わせてみてください。コツというコツはなく、入っている原材料や裏ラベルに書いてあるまんまの味わいになってることが多いので、ピンときたやつで。

ー最後に、ミードの楽しみ方を教えてください!

谷澤さん「ミードは自由なお酒です。これが正解、不正解と決めつけずに『こういうお酒も楽しめるよ』『どうやって逆に楽しんでやろうかな』とワクワクしながら対峙してみてください。飲み方にも正解も不正解もありません。パーティーに持って行くなどであれば、泡が入っていて、少し甘口のものを持っていくと『おっ?』と喜ばれることが多いですね。


クラフトビールへの愛が強かったからこそ、出会った新しいお酒ミード。見えないご縁に手繰り寄せられ、いまや日本のミード業界のリーダーとして業界を引っ張っている谷澤さん氏。ミードについてもっと知りたいと思った方は、ぜひ醸造所に一度足を運んでみてください。

そして、ミードを飲むことで世界の色が1つ増える感覚は、私も感じた感覚です。自由なお酒ミードには正解も不正解もない。思い思いのミードライフを楽しんでみてください。

 ANTELOPE

〇住所:滋賀県野洲市永原551(Googleマップ
〇電話番号:090-5028-8053
〇営業時間:11:00 - 17:00(祝日を除く)
〇定休日:祝日
〇HP:https://antelopemeadery.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/antelope_meadery/


ビアバーの皆さまや谷澤さんのお話から、ミードはクラフトビールとは違う魅力を持ちながらも、クラフトビール好きにとって興味をそそられるポイントがあったのではないでしょうか。

実際、筆者自身もミードに出会って「お酒の楽しみ方の色がひとつ増えた」という感覚を味わっています。クラフトビールの「作り手のこだわりでいろんな味わいを楽しめる感覚」が好きですが、ミードにも全く同じ楽しさがあります。

1杯目はIPAや最近だとピルスナーを飲んで、2杯目にはミードをゆっくり味わってみたり。炭酸がちょっとしんどい時は、スティルタイプのミードを選んでみたり。日々の生活にもすんなり馴染んでくれるのが嬉しくて、ちょっと気分を変えたい時にもぴったりです。

次のビアバー体験をちょっとだけ面白くする一杯、それがミードかもしれません。ぜひお店に行ってみて、チャレンジしてみてくださいね。きっと、あなたのビール体験に新しい彩りを加えてくれるはずです!

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nanase ライター

ビールが飲めるとわかった途端、わかりやすくテンションがあがってしまう人。好きなスタイルはケルシュ。ドイツビールを飲み尽くす旅に出るのが夢。

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