Column やっぱりビールに馬刺し!熊本ビアトリップ 〜くまもとの赤と観光編〜

2018/03/29

こんにちは! 編集部の福岡です。

先日、熊本へ丸2日間(48時間)、クラフトビール巡りやブルワリー訪問、美味しい名産「くまもとの赤」を求めてビール旅へ出かけてきました。

旅の様子や情報を「1. くまもとの赤と観光」「2. ブルワリー訪問(熊本クラフトビール)」「3. クラフトビール巡り」と3本立てでご紹介いたします!


馬刺 ビール


まずは「くまもとの赤と観光」! 熊本に行ったらまずは馬刺とビールでしょ!ということで、食いしん坊の欲を満たすべく巡った居酒屋や、車がなくても行ける観光地をご案内します。


馬刺にあか牛、「くまもとの赤」とビールを味わいつくす

みなさん「くまもとの赤」をご存知でしょうか。「火の国」と昔から呼ばれてきた熊本には、豊な自然を活かした”赤”にまつわる美味しい野菜やお肉がたくさんあるんです! 馬刺や阿蘇のあか牛をはじめ、真鯛やクルマエビ、トマトやスイカなどなど…。

今回は、せっかく熊本に来たので「くまもとの赤」の中でもやはりビールと合わせたい、ということで、馬刺とあか牛を中心に味わってきました。

旅の始めのランチはこちら。まずはあか牛を食べてきました。


その1:壱之倉庫

あか牛 熊本 阿蘇<大阿蘇 赤牛丼 1,300円 スープ、サラダ、ドリンク、デザート付き>

壱之倉庫は、おしゃれなカフェやレストラン、洋服屋などがあるエリアにあります。蔵を改装した広々としたレストランで女子におすすめのお店。今回はランチで利用しましたが、夜はビアレストランになるのでそちらも雰囲気があって良さそうです。

あか牛は、自然の健康ビーフと呼ばれるヘルシーなお肉としても人気。赤身肉の旨味とほどよい脂肪のバランスが特徴です。とろとろ卵と一緒に口の中にお肉の旨味が広がります。

壱之倉庫(いちのそうこ)

〇住所:熊本県熊本市中央区南坪井町2-8
〇電話:096-325-3911
〇営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00) 17:00~23:30(L.O.23:00)
〇定休日:なし
〇URL:http://www.ichinosoko.com/


続いて、夕飯をかねて行ったのはこちら。やっぱり熊本に来たらビールに馬刺です!

その2:菅乃屋ホルモン 

馬刺 熊本<馬刺し3種(フタエゴ、赤身、コウネ)1,500円>


馬刺専門店として有名な菅乃屋は人気でなかなか予約が取りにくいお店。もし予約ができなかったら系列店の「菅乃屋ホルモン」は早めの時間なら予約なしでも入れることも。


<馬肉つくね焼き500円、火の国ビール阿蘇 650円>


「菅乃屋ホルモン」では、馬肉つくね焼き、馬刺し3種(フタエゴ、赤身、コウネ)、そして熊本県でしか飲めない限定醸造の『火の国ビール 阿蘇』(アルト)をタップでいただきました。

アンバー色の少しカラメル感があるビールで馬刺しの甘目の醤油やつくねとも合いました。

菅乃屋ホルモン

〇住所:熊本県熊本市中央区中央区新市街2 新市街2-10 コンフォートホテル1F
〇電話:0120-150-834
〇営業時間:17:00~23:30(ラストオーダー23:00)
〇定休日:日曜日(日曜日が祝日の場合は月曜日が定休日)
〇URL:http://service.suganoya.com/horumon/


そして東京へ戻る前にもう1度美味しい馬刺をビールとともに味わいたい…!ということで、訪れたのがこちらです。

その3:「新市街 葉さん」

馬刺 ビール<特上馬刺 1,400円>

「新市街 葉さん」は、街の馬刺しを販売する精肉店の方に教えてもらったお店です。中華の店ですが馬刺しも食べられるんです。

ほとんどの居酒屋などのお店は夜にオープン。帰りの飛行機に合わせて15時半頃に食べられるという場所は見つけられない中で、ありがたいお店です。ここでは口の中でとろける特上馬刺と辛子蓮根にビールを頂き、最後の最後まで熊本を満喫しました。

新市街 葉さん

〇住所:熊本県熊本市中央区新市街6-9
〇電話:096-285-9898
〇営業時間:11:30~翌0:00(L.O.23:30)
〇定休日:無休
〇URL:https://you-zou.owst.jp/


復興する熊本城と、どこまでも青い海と

さて、おいしいビールを飲んで「くまもとの赤」を食べて楽しむのが今回の目的…ではありますが、もちろん観光だって欠かせません。続いて車がなくても行ける観光地をご紹介します。

その1:「桜の馬場 城彩苑」

こちらは熊本城を見学する際の入口にもなっている場所。観光案内やお食事処お土産処が集まる桜小路があります。


その2:熊本城

まだ記憶に新しい熊本地震、2016年4月に発生しました。熊本城は日本三名城として知られていますが、やはり地震の影響で石垣の崩落や長堀の倒壊など深刻な被害が出ています。


熊本城


現在は熊本城に近づくことは出来ず「復興見学ルート」から遠巻きに見学をします。それでもやはり見学に行こうと思ったのは、熊本の地元の人たちがぜひ見てほしいとおっしゃっていたからです。復興していく様子をネガティブにとらえて閉館して作業をするのではなく、熊本の強さを見てほしいとオープンにしていると聞きました。


熊本城


熊本城は実際に復興見学ルートから見ると損傷が激しく地震の大きさを深刻に感じますが、場内にもネガティブは漂っていなくガイドさんたちが力強く歴史や被害についても案内をしていました。ガイドツアー、時間がある方は参加してみてはいかがでしょうか。


熊本城 加藤神社<復興見学ルートにある加藤神社からは復興中の熊本城の工事現場が見られます>


桜の馬場 城彩苑 ※桜の小路の奥が復興見学ルートの入り口

〇住所:熊本県熊本市中央区二の丸1-1-1
〇電話:096-288-5600
〇URL:http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/



さて、観光へはもう1カ所出かけました。

その3:三角西港

浦島屋<浦島屋 三角西港バス亭を降りてすぐ>


晴天に恵まれ、せっかく熊本まで来たので海がみたいという事で三角西港までバスで行ってきました。



三角西港はオランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人の石工の技術が融合した港のある都市として1887年(明治20年)に開港。明治日本の産業革命遺産としての1つとして2015年(平成27年)に世界文化遺産に登録されました。明治期の港が完全に残っているのは、日本ではこの三角西港だけだそうです。


三角西港<三角西港>

車がない旅だと何かと移動が不便ですが、三角西港はバスで比較的行きやすいです。

実はこの日、バスで行けるもうさらに先にある上天草でクルージングをしたかったのですが、平日の昼過ぎ1人旅という事もあり残念ながら定員に満たずに今回は乗れませんでした。時間と人数が可能なら三角西港だけではなくクルーズとセットで行くとさらに満喫できること間違いなしだと思います。


上天草<上天草 こんなきれいな場所でクルージング体験ができるのです!>

今回体験したかった「天草五橋クルージング」は様々な橋の下を通り潮風にあたりながら30分のクルーズ。気持ちよさそうです! 2名以上で催行です。イルカウォッチングの体験コースもあります。(事前予約制)

三角西港

〇住所:熊本県宇城市三角町三角浦

シークルーズ

〇URL:https://www.seacruise.jp/


さて、最後に今回の交通手段についてご参考までに。

今回の旅はソラシドエアで東京-熊本間を往復しました。

ソラシドエア

LCCですが受託荷物が1人20kgまで無料というのは助かります! 座席も思っていたより広くて清潔感があり快適な空の旅でした。

Solaseed Air(ソラシドエア)

〇URL:https://www.solaseedair.jp/


ちなみに、熊本空港から繁華街やクラフトビールが飲める場所へ向かうにはリムジンバスが便利。熊本交通センターで降りればそこからすぐ観光やクラフトビールを飲みに出かけられます!

(よって、ホテルも熊本駅の近くより熊本交通センター徒歩圏内がなにかと便利です)


さて、次回は熊本市内にある醸造所「熊本クラフトビール」さんについてご紹介します!お楽しみに!

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ライターの紹介

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福岡 桃子 ライター

元海外ツアコン(添乗員)。その後インテリア業界へ転身。 ドイツ、イギリス、チェコ、ベルギーなど海外で多種多様なビールに出会い興味津々に。7年ほど前にデンマークMikkellerのビールを味わい、ラベルデザイン、店舗の美しい内装インテリアなどにもときめき急速にビール愛に目覚める。 国内のビール醸造所をめぐり味わう旅にも喜びを見出す日々。 現在はイベントを通して北欧ビールを食やデザイン、文化とともに一緒に学んでいく会の開催を試み中。

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