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お酒は二十歳になってから。

Event 多摩川のブルワリーを巡る!TABAツアーに潜入してみた!次回開催のお知らせも。

2022/11/25

sponsored by TABA

地域やブルワーの個性が光る、唯一無二のブルワリーが多く点在し、クラフトビールがアツい川崎・多摩川エリア

ぎゅっと詰まっていて気軽にはしごビールができそうに思えますが、侮れないほどこのエリアは広大です。そんなブルワリーを、1日でいくつか巡ることができるバスツアーに参加してきました!


多摩川をなぞるように走る、7時間のバスツアー


去る2022年11月5日(土)、晴天のなか行われたバスツアー。川崎・多摩川エリアのクラフトビールを盛り上げようと、1年前に立ち上がった注目のプロジェクト『TABA(タバ)』主催のもと、行われました。

TABAとは


ユニークなクラフトビールがうまれつづける多摩川周辺エリア。盛り上がりつつあるこのエリアのブルワリーが集結し、これまでクラフトビールに親しんでこなかった方々、お店に行きたいのに行けない方々に向けて、様々な「動き」を作っていくプロジェクトです。出張販売やポップアップストア、オンライン販売、ブルワリーの個性がわかる読み物、ブルワリー巡りのための聴くガイドなどなど、ユニークなクラフトビールの楽しみかたを提案していきます。

■URL:https://taba.fun/

今回巡ったのは、TABAに参画する 鍵屋醸造所直営店「Cafe CLUB KEY 鹿島田店」、「ふたこビール醸造所」、そして調布ビアワークス直営店「Jackson Hole」の3店舗。


なんと、1軒目から3軒目まで真っ直ぐ向かおうとすると、徒歩で約4時間ほどかかります!一方、バスで向かうと、各店の移動時間は30分〜1時間弱。

ほろ酔いでのんびり揺られながら、短時間で移動できるのがバスツアーの醍醐味ですが、実際どんな様子だったのか時系列にそってレポートしていきます。


【AM11:00】新宿駅西口からスタート


AM11:00。集合場所の新宿駅西口にあるバス停へ集う参加者の皆さん。定刻通りに全員集合し、乗車!バスツアーがスタートしました。

まだ素面のまま、「楽しみだね」「最初はどんなビールが飲めるのかな…」と飛び交う会話。バスツアーの案内人を務める“ビールおねえさん”こと古賀麻里沙さんの軽快なトークで、さらに胸が高鳴ります。


【PM12:00】ビールとフィッシュバーガーを頬張る。


出発から1時間後。最初に到着したのは 鍵屋醸造所直営店「Cafe CLUB KEY 鹿島田店」。JR南武線鹿島田駅東口から徒歩1分の場所にあります。

過去に、音楽活動のためイギリスのパブで演奏していた経験があり、更にホームブリューイングが盛んな海外で自由なビールを飲んだことで、ビール造りに興味を持ちはじめたブルワー・佐藤学さんが造るビールを楽しむことができます。


秘密基地のような店内に入店しテンションが高まる皆さん。2階へあがり席に着くと、早速皆さんの元にはお待ちかねのビールとフィッシュバーガーが到着!皆で最初の乾杯し、おなかと心を満たしていきます。


記念すべき1杯目のビールは、『Mellow Yellow IPA』。アルコールをしっかり感じる、ガツンとしたIPA。シトラ、モザイク、カスケードなどの5種のホップと、乳糖やオーツ麦が使用されていて、フルーティな味わいです。


ビールと合わせていただいた食事は、「フィッシュバーガー」!フワッフワのバンズには、同じくフワッフワな魚(なまず)のフライが豪快に挟まっています。

魚を揚げる衣にも、鍵屋醸造所のビールを使用しているのだとか。味付けはシンプルながらも、使われている素材が全ておいしくて、最後の一口まで手が止まらない…


皆もぐもぐと夢中になって食べている中、ブルワー佐藤さんからビールについて説明をいただいたり、質問コーナーで普段聞けないような話をお伺いできたり。ビールのおかわりもキャッシュオンでできて、どんどんと皆のペースが上がっていきます。

スタートから1時間半後、元気よく「ごちそうさま!」。最後にはお店のステッカーまでお土産にいただいて大満足のなか、次の店へ向かうためにお店を後にしました。


移動中のバスでは、案内人であるビールおねえさんの「プチビール講座」が開催されました。

クラフトビールってどのくらい種類があるの?
ビールのスタイルって、なに?

など、学びあるトークが繰り広げられたり、クイズ大会も行われたり。移動時間もしっかりビールに浸っていきます。


【PM2:30】5種のビールを贅沢に飲み比べ


Cafe CLUB KEYを出て、バスに揺られること約1時間。次の目的地「ふたこビール醸造所」へ到着!

二子玉川の街づくりの一環でスタートし、今年で設立7年目を迎えるふたこビール醸造所は、東急田園都市線・大井町線二子玉川駅からほど近い場所にあります地域の方がフラッと立ち寄り、憩いの場になれるような温かみのある雰囲気の店内。『ドリンカブルで何杯でも飲める』をテーマにビールを造っています。



席に着くと、手元には飲み比べているビールの種類がわかる“テイスティングシート”と、5種類のビールが到着。いろんな色のビールが並ぶ光景に、ワクワクが止まりません。


皆で2回目の乾杯をしたあとは、ふたこビール醸造所の栗本さんから手元にあるビールについて詳しい解説をお話いただきながら、ビールをじっくり堪能していきます。


どのテーブルからも「どれもおいしい…」と感嘆の声が。そんななかでも特に評判だったのは『COFFEE STOUT』。

コーヒー屋「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」とコラボしたオリジナルの豆「NIKOTAMA BLEND」を使用していて、コーヒーの酸味と、喉で感じるアルコールの甘みを感じる1杯。コーヒーを飲むように、ゆっくりと味わえるビールなんです。


ここでもキャッシュオンでおかわりができ、フードもそれぞれテーブルごとに好きなものを堪能!さらに、お土産用のビールを購入する方も。おうちまで思い出を持って帰ることができるのは幸せ。

約1時間たっぷり楽しんで、最後のお店に向かうため退店しました。


【PM4:30】30種のハーブを使ったビールでラストラン


ふたこビール醸造所から、バスに揺られること1時間。最後のお店「Jackson Hole」に到着!京王線調布駅北口から5分ほどの場所にある、調布ビアワークスの直営店です。


調布ビアワークスとは、2015年から醸造を始めた多摩地区初のマイクロブルワリー。もともと25年もの間料理人を経験してきた醸造長の池森さんが、その経験を生かしてビール造りをはじめます。

醸造設備の部品などを一つひとつ自分で手配していること、そして、ビールに使うフルーツの扱いひとつとっても料理人ならではの経験を生かし、その素材を最大限に発揮できるよう手を加えてすべてひとりで手作業で造られていることから、造るビールのことを「Hard work beer」と掲げています。


この日最後の乾杯ビールは、当日開栓したばかりという新鮮な『セントロビンソン/クレイジーハーブス』。なんと、自家栽培の30種のハーブとホップを使用した1杯で、最後にして皆に新しい衝撃が走ります。

ハーブの存在感は個々でとても強いけれど、それぞれの個性がぶつかることなく、協調性抜群。30種類が力を合わせて1つの味わいを奏でているようで、とっても心地いい!

ほろ酔いの皆さんに、ちょうど良い刺激になっている様子でした。


そのあとも、おかわり自由で各々ビールを楽しむ皆さん。時間が許す限り、交流を楽しんでいきました。


【PM6:10】新宿駅で解散

名残惜しくも、最後の店・Jackson Holeを退店したあとは、新宿駅目掛けて約50分、バスに乗車しました。

最後のバスの中では、ゆったりと眠りにつく人、ビールおねえさんのトークに耳を傾ける人など、それぞれの時間を過ごし、無事解散場所まで到着。

11時に集合したので、合計7時間駆け抜けました。お疲れ様でした!


今日初めて会った人とも、ビールを介してどんどん仲良くなっていく参加者の皆さんたち。ビールは朗らかな縁をつくる不思議な力があるな〜と、改めて感じることができるツアーでした。

今回の3店舗に限らず、現在TABAに参画する22ブルワリーのうちいろんな場所を巡って楽しんでもらえうように、次のバスツアーは12月に企画しているとのこと!気になる方は、ぜひ参加してみてくださいね。


バスツアー参加申し込みはこちら



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川崎・多摩川エリアのクラフトビールが熱い!ビール女子編集部が15ブルワリー30種類のビールを飲んでみた

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sakko 編集長

「ビール女子」編集長。記事の企画・編集やイベントの運営を担当。小さい頃から、両親が毎日ひたすらビールを楽しそうに飲む姿を見てきたため、「私もきっとビール好きなのだろう」という根拠のない自信と、「大人になったらおいしく楽しくビールを飲みたい」という夢を抱いて育つ。そして、20歳の誕生日を迎えてすぐベルギービールの店で働きはじめたところ、案の定魅了されてビールの世界にどっぷり浸かり、今に至る。

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