忘年会や新年会など飲み会が目白押しのこの季節。飲み会続きでいつもの乾杯に飽きちゃった! という女子も多いのではないでしょうか?今回はそんな女子必見、世界の特徴的な乾杯の言葉や方法をまとめてみました。響きが良く日本人にも覚えやすい、素敵な8つの乾杯をご紹介していきます。
ドイツの場合
ビールの本場・ドイツの乾杯は、ビール女子として押さえておかなければなりません! ドイツ語の乾杯は「Prost(プロースト)」。相手の目を見て乾杯をしましょう。
世界最大のビール祭りであるオクトーバーフェストでは、乾杯の歌「Ein Prosit(アイン・プロージット)」が何度も歌われ、そこかしこで乾杯が繰り返されます。フォーマルな場では、「Zum Wohl(ツムヴォール)」も乾杯の言葉として使われます。
アイルランドの場合
アイルランド語(ゲール語)の「乾杯」は、「Slainte(スランチェ)」。
アイルランドでは1人ずつ順番に、お互いにビールをおごり合うのがルールです。誰かが全員分のお酒を買いそれをみんなで分け合って乾杯、それを繰り返します。
この方法だとみんなが気持ちよくお酒を楽しむことができて、素敵ですよね。仲良しグループの飲み会でぜひ真似してみてはいかがでしょうか?
フィンランドの場合
フィンランド語の「乾杯」は「Kippis(キッピス)」。
フィンランド語らしく、かわいらしい響きですね。女子会での乾杯の掛け声にぴったりです。フィンランド大使館では、Kippisと日本語の乾杯を混ぜて「Kippai(キッパイ)」と言うことも多いそうです。飲み屋でフィンランド人と出会ったときには、友好の証にぜひ使ってみてください!
スペインの場合
スペイン語の「乾杯」は、健康や繁栄という意味を持つ「Salud(サルー)」。日本語に「酒は百薬の長」ということわざがあるように、スペインでも「お酒=ほどほどならば健康に良い」とされているのでしょうか。 ラテン系っぽく陽気に、語尾をたっぷり伸ばして言ってみましょう。
Saludはアルゼンチンやパラグアイなど南米のスペイン語圏でも広く使われていて、汎用性抜群。ちなみに誰かがくしゃみをしたときに掛ける言葉でもあります。
フランスの場合
フランス語の「乾杯」はなんと「Cincin(チンチン)」。日本ではあまり大きな声では言えないかもしれませんね。
これはグラスがぶつかり合う音を表した挨拶ですが、フランスでは実際にグラスをぶつけ合うことはなく、目のあたりまでグラスを上げるのが乾杯の挨拶です。別の言い方だと「A votre sante(ア・ヴォートル・サンテ)」があります。
ハワイの場合
独自の言葉や文化が魅力のハワイは、乾杯の言葉も魅力的です。ハワイの乾杯の言葉にはいくつか種類がありますが、「Hipahipa(ヒパヒパ)」が最もポピュラー。
南国の温かな夜が連想されるようなゆるい響きで、なんだかうきうきしちゃいます。ハワイはコナ・ビールをはじめ地ビールの生産が盛んなので、ビール女子としてはぜひHipahipaしに行きたい場所ですね。
中国の場合
中国語の乾杯は「干杯(ガンベイ)」で、日本語に似ています。日本と同じくグラスをぶつけ合いますが、その際は主賓やホストのグラスがいちばん高い位置になるようにして尊敬の意を示します。
また、「干杯」と言ったら、文字通りグラスに入っているお酒を全部飲み干すのがルール。さらにお酒は1人で飲むのではなく誰かを誘って飲むのが基本で、乾杯の言葉の種類で飲む量を確認します。「半杯(バンベイ)」はグラス半分飲む、「随意(スェイイー)」は好きなだけ飲むという意味です。乾杯の言葉で飲む量が決まるなんて、食文化が発達している中国らしくておもしろいですね。
ベトナムの場合
ベトナム語の乾杯は、「dzo(ヨー)」と簡単で覚えやすく、しかもノリやすい一言です。色々な言い方でバリエーションを変えて楽しめそうですね。ベトナムでは飲み会の最中に何度も乾杯があり、「1,2,3,dzo!(モッ、ハイ、バー、ヨー!)」とタイミングを合わせて盛り上がって乾杯をするシーンも多いんだとか。
今夜は世界旅行気分で乾杯!
世界の特徴的な乾杯を8つご紹介しました。お気に入りの乾杯は見つかりましたか? 次回の飲み会ではぜひ、新しい乾杯の言葉や作法を試してみてはいかがでしょうか。プチ世界旅行をしている気分で、毎回違う乾杯で盛り上がっちゃいましょう!