年末年始、ビールをたくさん飲んだに違いないビール女子たちに、そのビールの超重要成分の1つであるホップの知られざる美容効果をご紹介!これで年末年始の飲み過ぎ自己嫌悪も、少しは解消されるのでは?むしろ、それならビールを飲まなくては!と思うかもしれません。
最近では従来よりもホップをたくさん使ったビールも多数登場し、世界的なホップ不足に陥っているなんて話しもちらほら・・・。そんなホップのビールにおける役割なんかも踏まえてリポートしてみました!
ホップって何?
そもそも、ビール作りには欠かせないホップ。よく聞くけれど、ホップって一体なんでしょう?
答えは『植物』です。
ホップとは?
セイヨウカラハナソウとも呼ばれ、雌花を使って苦みや香りづけ、また殺菌作用をもたらす成分としてビールの原料となるつる性の植物。伸びると6m〜8mくらいにもなり、ホップ農家で栽培される姿は壮観。
現在は、ビールの原料として広く栽培されていて、寒冷な場所を好むため、日本においても北海道や東北地方で栽培されています。開花は夏。最近ではクラフトビールメーカーなど、ビールに使う原料を独自に栽培しようとする動きから、自社で栽培しているところもあります。
実際、ビールにおけるホップの役割って何?
そんな一見、草かとも思えるホップですが、ビールではどのような役割を果たすのでしょか?
どうやらその秘密はホップの花の中に含まれる黄色い花粉のような成分“ルプリン”にあるようです。
ホップの成分“ルプリン”がビールにおいて果たす重要な役割
・ビールに独特な芳香と爽快な苦味を与えること。・麦汁の過剰なたんぱく質を沈殿・分離させ、ビールを清く澄んだものにすること。
・雑菌の繁殖を抑え、ビールの腐敗を防ぐこと。
・ビールの泡もちをよりよくすること。
ホップが雑菌の繁殖や腐敗を防ぐだけでなく、ビールの苦みを与えたり泡もちをよくしたりするなんて・・・まさに一石四鳥ですね!
実際に冷蔵技術が発達していなかった昔はホップを大量に投入することで、消費期限の長いビールを造ったり、温度の上がる船での輸送に耐える商品を造ったりしていたようです。その一例が、IPA(インディアンペールエール)だったりするわけですね。
▼キャラクターで知る、ビールのスタイル