News 美しいデザインに惚れる。ビール専用こっぷ「現川焼」の新たな挑戦

2017/04/09

長崎県で焼かれた陶器「現川焼(うつつがわやき)」をご存知でしょうか? 見る者を惹きつける美しい焼き物で世界から注目されながらも、江戸時代から半世紀でこの世から消えて、幻の器となってしまった「現川焼」。

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長崎の無形文化財に指定されている400年以上続く老舗窯元である「臥牛窯(がぎゅうがま)」によって完全復元を実現しましたが、その「現川焼」が今、伝承の危機にさらされています。「幻の現川焼(うつつがわやき)」を再び幻の陶器とさせないために「臥牛窯」は新たな挑戦をスタート。クラウドファンディングサービス「Makuake」にてプロジェクトを開始しています。

ビールをもっと美味しく飲むための「ビール専用こっぷ」


「現川焼」を手がける唯一の窯元「臥牛窯」は、今回のクラウドファンディングのために、「ビール専用こっぷ」と新型の冷酒セットを完成させました。居酒屋では乾杯から締めまでビールという無類のビール好きであるという「臥牛窯」代表。「ビールをもっともっと美味しく呑めたら...」という考えのもと、3年前より「ビール専用こっぷ」の開発に尽力したとのことです。夜の星空がデザインされた、これまでにない優美な陶器に心惹かれます。

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↑ 器体正面には天の川を表現

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↑器体背面には願い星(流れ星)を表現

この「ビール専用こっぷ」を創るうえで着目したのはビールの泡。クリーミーな泡が立ち、なおかつ泡が消えにくい仕組みを導入し、さらに ”究極の口当たり” によりビールを美味しく喉に通せるように仕上がっているとのこと。電子レンジや食洗機の使用も可能だという高い耐久性にも優れています。

クラウドファンディングで「現川焼」を応援


今回のクラウドファンディングでは、リターンとしてこの「ビール専用こっぷ」もしくは新型の冷酒セットを手に入れることができます。それぞれのリターン陶器は残りわずか! プロジェクトはすでに目標金額を達成していますが、まだ申し込みを受け付けています。400年以上続く老舗窯元が熱い想いを込めて創りあげる「現川焼」の陶器で、今までにないビールの味わいを楽しんでみませんか?

▼詳しくはこちら

400年続く老舗窯元が贈る、ビールの泡立ちが長持ちするこっぷで【現川焼】を未来に

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ライターの紹介

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93年三重県生まれのビアソムリエ。大学ではビールの嗜好とマッチョカルチャー(男性的概念)の因果関係について研究。「ビール女子」を運営する株式会社マイシェの代表として、ビールの多様性を世の中に伝えるべく日々活動しています。酸っぱいビールに目がありません。

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