記事

コンテンツ

コミュニティー

ビール女子SNS

ビール女子について

お酒は二十歳になってから。

Column 【検証】秋のお菓子に合うビールは?コンビニで買える5種×5種をペアリングしてみた

2026/10/20


秋になると、コンビニのお菓子売り場にずらりと並ぶ、栗やさつまいもなどを使った季節のお菓子。

ついつい手が伸びてしまいますが、せっかくならビールと一緒に楽しんでみたい!

とはいえ、ひと口に「秋のお菓子」といっても、栗やりんごの甘いお菓子から、柚子こしょう味のポテトチップスまで味わいはさまざま。一方、ビールもラガーやIPA、黒ビール、ヴァイツェンなど、多様なスタイルがあります。

それなら、いろいろなお菓子といろいろなビールを組み合わせてみたら、それぞれにぴったりのペアリングが見つかるのでは?

そこで今回は、実際にコンビニを巡り、秋らしいお菓子5種類と、スタイルの異なるビール5種類を用意しました。すべて、ファミリーマート、ローソン、セブン‐イレブンなどのコンビニを回って揃えたラインナップです。

果たして、それぞれのお菓子に一番合うビールはどれなのでしょうか。実際に食べて、飲んで、探してみました!




今回用意した秋のお菓子5種


まずは、今回ペアリングするお菓子をご紹介します。

『堅あげポテト 柚子こしょう味』



カルビーから、秋恒例の季節限定フレーバー『堅あげポテト 柚子こしょう味』が登場。

厚切りじゃがいもの堅い食感に、青柚子の華やかな香りと青唐辛子のピリッとした辛さが特徴的。

噛むほどにじゃがいもの旨みが広がり、柚子の爽やかさがふんわりと口いっぱいに広がります。


『アルフォートミニチョコレート和栗モンブラン味』



熊本県産和栗のパウダーを練り込んだチョコレートと、香ばしい全粒粉入りビスケットを組み合わせた秋らしい『アルフォートミニチョコレート和栗モンブラン味』。

モンブランをイメージしたやさしい栗の風味がありながら、甘さは強すぎず、ビスケットの香ばしさもしっかり感じられます。


『濃密果しゃりしゃり林檎』



明治の『濃密果しゃりしゃり林檎』は、りんご果汁をたっぷり配合したフルーツチョコレート。

袋を開けると、りんごの香りがふわっと広がり、口に入れてさらに驚くのが、その名の通りの「しゃりしゃり」とした食感。

ジューシーなりんごの味わいとチョコレートの濃厚さを一粒で楽しめます。


『湖池屋ポテトチップス ハニー&バター』 



新たな定番フレーバーとして仲間入りした『湖池屋ポテトチップス ハニー&バター』。

開けた瞬間に広がるバターの香りと、ほんのり続くはちみつの甘さが特徴です。

塩気のあるポテトチップスでありながらしっかり甘く、つい手が伸びてしまうクセになる味わい。


『おいもチップス キャラメル味』



ファミリーマートの「ファミマのおいも収穫祭」で登場したマイナット『おいもチップス キャラメル味』。

国産紅はるかを薄切りにしてカリッと仕上げ、さつまいも本来の甘さにキャラメルの風味をプラスしています。ファミリーマート限定・数量限定の商品です。

カリカリとした食感としっかりした甘さは、どこかキャラメルポップコーンを思わせる味わい。

合わせるビールはこの5種類


ビールもすべてコンビニで手に入れることができ、できるだけキャラクターが重ならないような5種類をセレクト。

『のんびりふんわり白ビール』



エチゴビールが手がけるヴァイツェン『のんびりふんわり白ビール』。

白くにごった見た目に、酵母由来のフルーティーで爽やかな香り。

口当たりとのど越しもやわらかく、今回用意した5本の中でも特にすっきりと楽しめる一本です。


『サッポロラガービール』



赤い星のラベルから“赤星”の愛称で親しまれている『サッポロラガービール』。

1877年に誕生した、現存する日本で最も歴史のあるビールブランドです。

熱処理による、しっかりと厚みのある味わいが特徴。瓶商品は年間を通じて販売され、今回使用した缶商品は2026年9月に数量限定で発売されました。


『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール〈香〉』



日本産ホップ「ムラカミセブン」を一部使用した、キリンビールのペールエール『SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール〈香〉』。

爽やかな和柑橘のような香りと心地よい苦み、すっきりとした後味が特徴です。

グラスに注いで飲んでみると、フルーティーな香りが印象的。


『インドの青鬼』 



ヤッホーブルーイングの定番IPA『インドの青鬼』。

大量のホップによる強い苦みと、グレープフルーツのような華やかな香りが特徴。IBUは60、アルコール分は7%と、今回の5本の中でも存在感は抜群です。

飲んだ瞬間に「苦い!」と感じるほど個性が強いからこそ、甘いお菓子と合わせたときにどう変化するのかが気になります。


『アサヒ生ビール 黒生』



黒麦芽、クリスタル麦芽、ミュンヘン麦芽をブレンドした黒ビール『アサヒ生ビール 黒生』。

麦芽の芳ばしい香りがありながら、苦みは強すぎず、やや甘みを感じるまろやかな味わいが特徴です。

黒ビールの見た目から想像するより角がなく、すっきりと飲みやすい味わい。

秋のお菓子に合うビールはどれだ?


お菓子5種類、ビール5種類が揃ったところで、いよいよペアリング開始!

「これはきっと合うはず」と予想した組み合わせもあれば、「本当に合うの……?」とちょっと疑いながら試したものも。

実際に合わせてみると、単体で飲んだときとはビールの印象そのものが変わる組み合わせもありました。

それぞれのお菓子で、とくに「これ!」と思ったベストペアリングをご紹介します。

青柚子の爽やかさが一緒に抜ける!


堅あげポテト 柚子こしょう味 × SPRING VALLEY BREWERY JAPANエール〈香〉



ひと口目から「これだ!」となった組み合わせ。

『堅あげポテト 柚子こしょう味』の柚子は、ガツンと前に出るというよりも、じゃがいもの旨みの後ろからふんわり香るタイプ。

そこに『JAPANエール〈香〉』を合わせると、ビールの青りんごや和柑橘を思わせる爽やかな香りと、柚子の香りが自然につながります。

どちらにも香りの個性がありますが、お互いのアクセントが邪魔をせず、堅あげポテトを食べたあとにビールを飲むと、柚子とビールの爽やかな香りが一緒にすっと鼻へ抜けていきます。

柚子こしょうによって一気に和の雰囲気が増すのもおもしろいところ。「焼き海苔も一緒に食べたい」「柚子を使った鶏料理にも合いそう」と、さらに別のおつまみまで欲しくなるペアリングでした。


和栗×黒ビールはやっぱり強い!


アルフォート 和栗モンブラン味×アサヒ生ビール 黒生


栗、チョコレート、香ばしいビスケット。そんな『アルフォート 和栗モンブラン味』に合わせたいのは、黒ビール『アサヒ生ビール 黒生』。

ペアリング中にも「これは合うだろうなと思っていたけど、やっぱり合う」と納得。定番の「チョコ×黒ビール」を、和栗で少し秋仕様にしたような組み合わせです。

アルフォート自体が“モンブラン味”ながら甘すぎないため、黒生の芳ばしい味わいとのペアリングも濃厚になりすぎることがありません。

さらに『アサヒ生ビール 黒生』も黒ビールの中ではすっきりとした飲み心地のため、栗とチョコの風味を包み込みながらもするすると飲み進められます。

普通のチョコレートと黒ビールは試したことがある、という人にもおすすめしたいペアリングでした。


濃厚なりんごチョコをさっぱり流す!


濃密果しゃりしゃり林檎×のんびりふんわり白ビール


袋を開けた瞬間からしっかりとりんごが香る『濃密果しゃりしゃり林檎』。食べてみると、りんごのジューシーさだけでなく、チョコレートらしい濃厚な甘さもしっかりあります。

これに合わせた『のんびりふんわり白ビール』が大活躍。5本の中でもすっきりとした味わいなので、濃厚なりんごチョコを食べたあとに飲むと、りんごのフルーティーさと、ヴァイツェンの酵母由来のフルーティーな香りがマッチしつつも、甘さはすっきりリセットしてくれます。

「めっちゃ合う」「これはおいしい」と、試飲中にもすぐに意見が。次のひと粒にまた手が伸びてしまう組み合わせでした。


今回一番の驚き!


ハニー&バター×インドの青鬼


今回一番驚いたのが、この組み合わせ。

『湖池屋ポテトチップス ハニー&バター』は、バターのコクに加えて、はちみつの甘さがしっかり感じられます。

対する『インドの青鬼』は、“驚愕の苦み”を掲げるほど苦みの強いIPA。

甘い×苦い。真逆の個性をぶつけたら……これが、びっくりするほど合う!

インドの青鬼だけを飲むと存在感たっぷりだった苦みが、ハニー&バターを食べたあとではぐっと穏やかに。バターのコクが苦みをやさしく包み、はちみつの甘さもいい仕事をしてくれています。

似た味を重ねるのではなく、正反対の印象の味を合わせるからこそ生まれたおいしさ。ペアリング後にも「一番おいしかった組み合わせ」と声が上がった、今回最大のダークホースでした。


甘いお芋をラガーの苦みで締める!


おいもチップス キャラメル味×サッポロラガービール


最後は、紅はるかの甘さにキャラメルを重ねた『おいもチップス キャラメル味』。

お菓子だけで食べるとカリカリと甘く、どこか映画館のキャラメルポップコーンを思わせるような味わいです。

そこに合わせたのが、しっかりと厚みのある“赤星”。

お芋とキャラメルの甘さにラガーの苦みが加わることで、全体がぐっと「おつまみ」寄りの印象に。甘みを消してしまうのではなく、香ばしい甘みを受け止めながら後口を締めてくれるので、もう一枚、もう一口と交互に次の一口が進みます。

クラフトビールの華やかな香りを重ねるペアリングとはまた違う、甘じょっぱいお菓子と王道ラガーならではの親しみやすい組み合わせでした。

コンビニのお菓子×ビール、想像以上におもしろい


今回、5種類のお菓子と5種類のビールを実際に組み合わせてみて感じたのは、ペアリングにひとつの正解があるわけではないということ。

柚子と和柑橘のように似た香りをつなげる組み合わせもあれば、栗と黒ビールのように香ばしさを重ねる組み合わせもある。

一方、ハニー&バターとインドの青鬼のように、甘さと苦みという正反対の味を合わせたことで、それぞれ単体では感じられなかったおいしさが生まれることも。

なかでも今回驚いたのは、甘いお菓子が想像以上にビールのおつまみになることでした。

お菓子とビールはよくセットで買う人もいるかと思いますが、「これにはどんなビールが合うだろう?」と考えながら選んでみると、いつもの晩酌がちょっとしたペアリング実験に変わるかもしれません。

今回用意したものはすべて、実際にコンビニを巡って購入したもの。特別な材料を用意しなくても、気になるお菓子とビールをひとつずつ選ぶだけで気軽に試せます。

コンビニで秋のお菓子を見つけたら、ぜひそのままビール売り場へ行って、お気に入りのペアリングを探してみてください!

\楽しいビール情報が届く/

LINE@

ライターの紹介

アイコン
山吹彩野 編集・ライター

好きなビアスタイルはサワー。犬が好き。

人気ランキング

こちらの記事もおすすめ


いいね!