「クラフトビアマーケット」「ビールボーイ」など多数のビアバーを展開したり、自社ブランド「CRAFTROCK BREWING」でクラフトビールの醸造をしたりと、常にクラフトビール業界を牽引している株式会社ステディワークス。
7月にはCRAFTROCK BREWINGの第二工場が高尾山にオープンするなど、今年も話題豊富でしたが、2025年も残り2週間となった今、駆け込みでもう1つ大きなニュースが入ってきました。
なんと、CRAFTROCK BREWING初の缶ビールが、2025年12月15日(月)に発売されました!
缶は、日本ではまだ珍しいスリムな“250ml”サイズ。価格もスマートで、最も安いもので税込339円…!!
どんな味わいのビール?どこで買えるの?など、詳しくご紹介します!
CRAFTROCK BREWINGとは

CRAFTROCK BREWINGのはじまりは、2019年9月。
自社で運営するクラフトビールと音楽のライブイベント「CRAFTROCK FESTIVAL/CIRCUIT」(※1)から生まれたビールメーカー「CRAFTROCK BREWING」の醸造所を併設したブルーパブとして、「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」(※2)が日本橋にオープンし、誕生しました。
※1「CRAFTROCK FESTIVAL」詳細記事:「クラフトビールを飲みながら生演奏を楽しめるイベント「CRAFTROCK FESTIVAL'24」に行ってきた
※2「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」詳細記事:音楽と新鮮なクラフトビールを楽しめる日本橋のブルーパブ「CRAFTROCK BREWING」に行ってきた

「音楽とビールに情熱を捧げ、心に残る一曲のように、飲む人の記憶に残る一杯を届けること」をコンセプトに掲げ、伝統への敬意を忘れずに、モダンで革新的なビール造りに挑戦しています。

そして2025年7月には、CRAFTROCK BREWINGの第二工場「CRAFTROCK BREWING TAKAO」(※3)が高尾山の麓にオープン!
タップルームの併設はもちろん、サウナ施設が同じ建物の中に入っていて、登山→サウナ→ビールの流れが楽しめる施設として話題になりました。
※3「CRAFTROCK BREWING TAKAO」詳細記事:【潜入レポ】高尾山の麓に“サウナ×ビール”のニュースポットがオープン!「CRAFTROCK TAPROOM」「TAKAO 36 SAUNA」に行ってきた

第二工場で醸造しているビールは基本的に第一工場と同じですが、第二工場の方が製造できる量も多い(1,500ℓ)ため、缶ビールの製造を中心に行う予定であることを、オープン当初発表していたCRAFTROCK BREWING。
第二工場での醸造、そして缶ビール設備の稼働がついにスタートし、無事12月15日(月)にリリースされました!

完成したのは、日本ではなかなか見ることがない形をした250ml缶。
その魅力についてたっぷりご紹介します!
スリムな“250ml”

「いろんな味を気軽に飲み比べたい」「まずはちょっとだけ楽しみたい」
そんな声に応える、“ちょうどいいサイズ”な250ml缶のビール。
日本では珍しいサイズで、国内で見かけるとしたら、大手4社が出している背が低い小さな250ml缶程度です。

日本で一般的な330ml缶と比較すると、こんな感じ!横幅はスマートですが、背が高く、容量が少ないようには見えません。

冷蔵庫に並ぶ姿も可愛い。スリムなので、スペースにも余裕ができます。

ラベルをデザインしたのは、創業時からCRAFTROCK BREWINGの世界観を共につくってきた、ミュージシャン/アーティストのTsutomu Onodera氏。
デザインは、飾らず、背伸びせず、自然体でいること、"等身大"を大事にしているというCRAFTROCK BREWING。一方で、ビールづくりに関しては、プロフェッショナリズムで向き合い、探求心を忘れずクオリティの高いビールづくりを行っています。そこで、今回発売となった缶ビールのデザインに取り組むときにも、"等身大"と"洗練"のちょうど真ん中を探すように、何度も何度も試行錯誤を重ねたのだそう。
そして辿り着いたのが、日常に馴染むのに、手に取るとちょっと気分があがるような、シンプルで美しいデザイン。「あなたの毎日に、そっと素敵な音楽を乗せるようにそんな気持ちで、このデザインをつくりました」とのこと。

裏側には、ブルワリーに関する説明も。シンプルですが、360度CRAFTROCKらしさが詰まっています。
驚きの安さで楽しめる美味しい味わい

定番商品は合計4種。目指すのは、心に残る一曲みたいに記憶に残る1杯。日常のいろんな瞬間に、ふっと心地よいグルーヴが流れますように、という想いで醸造されています。
それぞれの味わいについて、詳しくご紹介します。
ちなみに、音楽を大切にしているCRAFTROCK BREWINGは、ビールを醸造する際、ブルワーが実在する曲から発想してビールの味をイメージしているため、1杯1杯にインスパイアされた曲が設定されています。それぞれの曲も合わせて紹介します!音楽のスパイスも加えながら、味わってみてください。
『Alternative IPA(オルタナティブ・アイピーエー)』

CRAFTROCK BREWINGのフラッグシップビール。グレープフルーツを丸かじりしたような柑橘感と、トロピカルさ、そしてグラッシーさと心地よい苦みが特徴のアメリカンなウエストコーストIPAです。アルコール6.0%で、厚みがあり飲みごたえがありながらも、飲み口はかなりスッキリで、食事とも相性抜群!
■Style:American IPA
■ABV(アルコール度数):6.0%
■IBU(苦みの単位):95
■Style:American IPA
■ABV(アルコール度数):6.0%
■IBU(苦みの単位):95
\Inspired by「Wide Awake」/
『Ocean Avenue(オーシャン・アベニュー)』

アルコール度数を4.5%と軽めに抑えたセッションIPA。IPAらしい華やかなホップの香りとしっかりした苦みはそのままに、度数をほどよく抑え、長時間ゆっくり楽しめるよう工夫されています。駆け抜ける海風のように、気分をリフレッシュできる1杯です。
■Style:Session IPA
■ABV(アルコール度数):4.5%
■IBU(苦みの単位):40
■Style:Session IPA
■ABV(アルコール度数):4.5%
■IBU(苦みの単位):40
\Inspired by「Ocean Avenue」/
『Drink All Day(ドリンク・オールデイ)』

CRAFTROCKの定番ビールの1つ。ビアスタイルは、クリアな喉ごしとほのかなフルーティ香が特徴で、ドイツのケルン地方発祥の「ケルシュ」。CRAFTROCKビールづくりの信条「クリアネス」を追求し、醸造から仕上げまで約二ヶ月かけています。その名の通り、一日中飲んでいたくなるようなすっきりテイスト。喉ごしの良いクリアなボディに、ケルシュ酵母由来のほんのりフルーティーな香りをあわせもっている1杯。
■Style:Kölsch
■ABV(アルコール度数):5.0%
■IBU(苦みの単位):20
■Style:Kölsch
■ABV(アルコール度数):5.0%
■IBU(苦みの単位):20
\Inspired by「Sleep All Day」/
『Joy Hopposites(ジョイ・ホポジッツ)』

初のミュージシャンコラボビールとなる1本。「Joy Opposites」「FACT」のGt/Vo アダムとのコラボで、「ダンク・フルーティ・ドライ」なIPAというアダムの好みを忠実に表現した自慢の1杯。ダブルIPAらしい厚みはありつつも、驚くほどにスムーズでクリアな風味で、8.0%というアルコール度数を感じずにスルスルと飲めてしまいます。
■Style:DIPA(Double IPA)
■ABV(アルコール度数):8.0%
■IBU(苦みの単位):95
■Style:DIPA(Double IPA)
■ABV(アルコール度数):8.0%
■IBU(苦みの単位):95
\Inspired by「Bad Phase」/
「250mlってちょっと少ないのでは?」と思うかもしれませんが、これが実際に飲んでみると満足感がすごいんです。ハーフパイント程度のグラスに注ぐと、縁までたっぷり!
さらに、「サイズが小さくなったとはいえ、クラフトビールだからそれなりに値段が張るのでは?」と思うかもしれませんが、なんと最も安い「ドリンク・オールデイ」で税込339円、最も高い「ジョイ・ホポジッツ」で税込489円と、全て500円以下なのです…!
「美味しいビールを低価格で気軽に楽しんでもらいたい」というコンセプトでクラフトビアマーケットを創業した企業の魂と歴史を感じます。

初めての缶ビールリリースで、日本で類を見ない250ml缶を選ぶアイデアと挑戦は、さすがビール界を牽引するステディワークス。
既存のビール好きにも、クラフトビールを飲み慣れていない層にも、誰にとっても手に取りやすいアイテムであることは間違いなく、2026年以降はイベントや飲食店でたくさんCRAFTROCK BREWINGの缶ビールを目にすることになる予感がします。
購入できる場所は?
△ギフトBOX入り8本セットまた、直営店2店舗ではギフトBOX入り8本セットも用意されていて、①ビール8本 ②パイントグラス1個+ビール4本 ③パイントグラス2個、の3種類の中から選ぶことができます。

今回登場した4種に限らず、今後は限定ビールの缶も発売予定とのこと!1月には他のブルワリーとのコラボビールをリリースする他、アーティストとのコラボビールも進行中です。
2026年のCRAFTROCK BREWINGも見逃せません。お楽しみに!
■CRAFTROCK BREWING 公式HP:https://craftrock.jp/
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