Event 【イベントレポート】ゆかたにビールはよく似合う！「銀座でゆかたでBEER祭り」初開催！

ゆかたで涼やかにクラフトビールを楽しむイベント「銀座でゆかたでBEER祭り」が2019年7月20・21日に、東京・銀座の「BREWIN’ BAR 主水 -銀座醸造所-（以下、主水）」にて開催されました。


お祭り気分を盛り上げる屋台フードの提供、ゆかた帯結びワークショップや津軽三味線ライブも開催。
「ゆかたにフィーチャーしたクラフトビールのイベントって面白そう！」と参加してきたので、その様子をレポートします！

お神輿のようにビール登場

「わっしょい、わっしょい」と、ヘッドブルワーの榊さんと常連のお客さんがビール樽を持ってきました。そんなに振って大丈夫？と心配になるほどの豪快さ！


樽明け式の後、ふるまいビールの提供が始まります。


ふるまいビールは『サマーセッションIPA』です。全員に行き渡ったところで乾杯～！


「サマーセッションIPA」はアルコール度数と苦みを抑え、柑橘系フルーツの香りがさわやかな、この時期にピッタリのIPAとのこと。
最初の1杯に最適なさっぱりした味わいのビール。口当たり軽く、暑さにまかせてゴクゴク飲んでしまいそう。


乾杯の後は限定ビールを飲んだり、フードを食べたりと、思い思いの過ごし方で楽しんでいます。
会場を見回してみると、ゆかたを着たお客さんがたくさん。なんと、ゆかたを着て来場した方は入場券（1,000円、ビール2杯チケット付き）が半額になるのだとか。日本らしい雰囲気の中、ゆったりとした時間が流れていました。

ホップの妖精　ハッピ・ホップップくん登場

ホップの妖精「ホップップくん」の司会のもと、クイズ大会が開催されました。ビールにまつわる問題が出題され、正解した方にポイントが加算されるルール。


優勝した方にはビールチケット2枚が授与されました。おめでとうございます！

お祭り気分を盛り上げるフードが格別！

ビールチケットで購入できるフードは、「揚げナス＆ピーマン」、「枝豆ガーリック炒め」、「ヤキソバ＆フランクフルト」、「ヤキソバのみ」の4種類。特に好評だったのは「揚げナス＆ピーマン」で、おかわりをする方もいらっしゃいました。

13種類制覇チャレンジも？

このイベントでは、主水で醸造したクラフトビールが1杯（300cc）で500円均一とお得な価格で、限定ビールをはじめ13種類の用意がありました。さすがに全部を試すことはできませんでしたが、いただいたビールの一部をご紹介します。

初日限定ビール『チェリー＆ベリーサマーエール』


タルトチェリーとミックスベリーをたっぷり漬け込み、乳酸菌とビール酵母でダブル発酵させた、スッキリサワービールとのこと。
とっておきの3ヶ月熟成ビール！飲んでみた方からは「すっぱい！」、「これもビールなの？」という声が。
少し濁りがあるロゼワインのような色合い、酸味のあるチェリーの香りがします。飲んでみると、程よい酸味とベリー系の甘いフレーバーが口に広がり、さっぱりとした味わい。


『ベルジャン・ペールエール』


ベルギーのアントワープ地方で愛されるベルジャンスタイル・ペールエールを忠実に再現した逸品とのこと。
霞がかったような焦げ茶色。ベルジャンストロング酵母を使い、酵母由来の独特な香りが豊か。重そうな見た目に反し、まろやかな炭酸、麦芽の香ばしさと苦みのバランスが抜群でするすると飲めるビール。


『セッション・ヴァイツェン・ボック』


本来アルコール度数の高いヴァイツェンボックを、飲みやすいようにセッションスタイルで仕上げた逸品とのこと。
「飲みやすいヴァイツェンボック？」と思い飲んでみました。すると、紹介通りの味わいでビックリしました！ヴァイツェンらしいまろやかな口当たりがありつつ、程よいアルコール感。でも、スッキリとしているという面白い味わい。


“常連さん達にゆったりと楽しんでほしい”と企画された「銀座でゆかたでビール祭り」。参加してみると、お客さん、ブルワーさん、スタッフさんが、ビールを片手にお話ししていて、落ち着いた雰囲気で時間が経つのを忘れてしまいそうになりました。

私もビールを飲みながら、色とりどりのゆかたを身にまとう方々を眺め、「次回の開催時には私もゆかたで参加しよう。どこにしまってあったかな？」と考えていたほど。次回開催が楽しみです。