ビール女子ニュースで報告しただけでなく、すでに多くのメディアでも取り上げていただいておりますが、WEBマガジンビール女子を運営する㈱京橋ファクトリーは先日「ビール女子総合研究所」を発足しました。そこで、ビール女子編集部では第1弾「ビールの購買をためらう女性に関する調査」の第1報「ビールをためらう女性とその心理について」を数回に分けて深堀って行きたいと思います!
みなさんの周りのビール女子人口はどれくらいですか?そしてみなさんは、本当はビールを飲みたいけれど雰囲気や相手の目を気にしていわゆる“カワイイ飲み物”に逃げたことはありませんか?ある人もない人も、“ビール女子”の生態を一緒に見ていきましょう!もしかしたら女性とビールを飲みたいと思っている男性にも参考になるかもしれません。
第1回の今回は導入としてそもそも“ビール女子”の人口についてから。
40代→30代→20代と、ビール女子は減少傾向!
今回、40代よりも30代、20代と世代が若くなるにつれ、お酒を飲む女性、そしてビールを飲む女性が少なくなっていることが解ったのです。
下の2つのグラフは、左が「日常的にお酒を飲む女性の割合」、右が「日常的にお酒を飲むと回答した人のなかでビールを飲む女性の割合」。
「日常的にお酒を飲む割合」、「お酒を飲む人の中でビールを飲む割合」どちらも若い世代ほど少なくなっていることが解ります。特に「ビールを飲む割合」の減少は大きく、これはチューハイやカクテルなど様々なアルコール飲料に流れている可能性も。まー、確かに、最近は普通の居酒屋でもカクテルとか、オシャレな飲み物も豊富。特に若い女子ほど色んな飲み物の選択肢に分散されてしまうのかも。(担当者によると、このあたりも後々明らかにしていく予定らしいので乞うご期待!)
日本全国におけるビール女子人口は約1730万人存在する!
さて、そもそものビール女子人口全体を計算してみます。上の2つの棒グラフの数値を掛け合わせることでそれぞれの世代全体でのビール女子の割合を出し、それを総務省の世代別人口推計と掛け合わせることで世代別ビール女子人口を出しました。
(日常的にお酒を飲む女性の割合)×(お酒を飲む女性のなかでビールを飲む割合)
×(世代別人口推計:総務省)= 世代別ビール女子人口
20代 57.8% × 59.3% × 約627万人* = 約215万人
30代 62.1% × 72.5% × 約796万人* = 約358万人
40代 68.1% × 80.4% × 約912万人* = 約500万人
*総務省統計局ホームページ - 人口推計より(平成26年10月1日の推定値)
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/
この世代別ビール女子人口を合計すると・・・約1730万人!
日本の総人口が1億2709万人*なので、日本人の実に13.6%、8人に1人がビール女子という結果に!
これを多いととるか少ないととるかですが、みなさんの肌感覚いかがでしょうか?うーん、WEBマガジン「ビール女子」目線では、40代の半分以下、という20代ビール女子の減少が気になります。もっともっとビールのおいしさを発信し、広めたいですね。しかし、“ビール女子”と飲みたい世の男性よ、街行く人の8人に1人(13.6%)がビール女子というのは“ビール女子豆知識”かもしれませんよ。次回は“コアな”ビール女子の割合を見ていきますのでお楽しみに!