おいしいものとおいしいものがあると、つい一緒に味わってみたくなったりしませんか?じつは最近、2つビールを混ぜて楽しむものが発売されています。
その名も、『ビアブレンダー』。ニュージーランド最大の都市オークランドにあるUrbanaut Brewing(アーバノートブリューイング)から展開されている、ユニークで刺激的なビールです!
味の異なる2本の250ml缶が、まるで500ml缶1本のようにパッキングされた本商品。パッケージの中央を破って缶を切り離し、2種類の味をブレンドしながら楽しめる新感覚のビールです。
まずは、それぞれの味をテイスティング
左から「Strawberry Hazy IPA」、「Cucumber and Mint Sour」
ストロベリーヘイジーIPA(Strawberry Hazy IPA)は、缶を開けた瞬間にいちごの果汁とラムネのようなフレーバーがします。アルコール6%ですが苦みは少なく、ジューシーな甘さを感じます。キューカンバーミントサワー(Cucumber and Mint Sour)は、キュウリの味がする面白いビールで、思わず口をすぼめてしまうほど酸味が刺激的。アルコールは5%で、ほのかなミントがアクセントのサワービールです。
いちごときゅうりといった素材のインパクトが前面に出た2つの異なるビアスタイルで、どちらも個性が際立っています。
ブレンド体験。混ぜると味が変化!
続いて、2本のビールを混ぜて飲んでみます。
色は濁りのあるオレンジゴールドで、ちょうどそれぞれのビールの中間色になりました。ブレンドするとジュース感が薄れて、ビールとしての輪郭がくっきり浮かび上がります。ベリーとサワーのマッチングが絶妙で、酸味のバランスも整って飲みやすい!
「単体よりも混ぜた時に味わいが最大化するよう、あらかじめ設計されていたのか!」と膝を叩いてしまいました。
今回は5:5でブレンドしましたが、味の比重を好みで7:3などに変えても面白そうです。
2本のビールをまとめてラッピングしてしまうパッケージの面白さもさることながら、ビールの個性を楽しみつつ、自分の好みや気分でビールをアレンジできる自由さに、日本のお酒文化にはない奔放さを感じました。
一緒に食べたいおつまみは?
苦くない!?ゴーヤとナスとツナの醤油炒め
「ビアブレンダー」は個性的な2本のビールのそれぞれの味が際立っているので、どんな料理と合わせるのか 迷ってしまいます。そんな時は「冷蔵庫にあるもの」そして「旬のもの」をおつまみにチョイスしてはいかがでしょうか?調理方法もフライパンひとつで出来る炒めものなら、手間がかからずサッと出来上がります。
つくり方を見る!
一緒に聴きたい音楽は?
恋のメガラバ “コロナナモレモモ”缶のイメージから最初は「爽やかなサーフミュージックが合うかなぁ」と思ったのですが、このビールにはミクスチャーロックや男女それぞれのボーカルが混ざったこってり音楽がベストマッチ。「マキシマムザホルモン2号店」のサウンドと一緒にビールをお楽しみください。
戦闘力UPのフュージョンビール
このビールはまるで、漫画『ドラゴンボール』の合体・融合技フュージョン。2人の強さを足すだけでなく更に大幅アップさせる秘技と同じように、2本のビールが融合することで美味しさが倍増します。
Urbanaut Brewingからは他にも、異なる味の組み合わせが楽しめるビアブレンダーシリーズが販売されていますので、ぜひチェックしてみて下さい。日本ではまだ見かけない斬新なパッケージですので、キャンプやホームパーティーに持って行くと盛り上がると思いますよ。
『ストロベリーヘイジーIPA×キューカンバーミントサワー』
- 〇アルコール度数:StrawberryHazyIPA 6.0% CucumberMintSour 5.0%
- 〇醸造所:アーバノート(Urbanaut Brewing)