ドイツ ベルリン在住〇〇年のおすてんU子がお送りする連載【Beer Berlin!】。二回目の今回はドイツが優勝した、サッカーワールドカップブラジル大会のときのベルリンでのサッカーとビールなお話です。
久々にお邪魔します、ベルリンのおすてんU子です。
日本は台風で大変なようですが皆さんお元気でしょうか。ここはそこまでひどくないですが、晴れたり、豪雨に襲われたり、なんだかおかしなお天気です。
さて、これが載る頃にはちょっと遅れてしまう話題ですが、日曜(現在7月15日)にワールドカップが終わりました。しかも、何とドイツは世界一になった!ドイツ国中、数日嬉しい悲鳴をあげ、パニック状態!
私はサッカーファンではないし、
詳しくはないけれど、ワールドカップ、ユーロ等の大きい試合は楽しみです。国同士の戦いなので、選手を知らなくても各国のキャラクターを何となく想像できるし、やはり選手も選りすぐられてレベルが高いせいか、飽きずにワクワクできる。
私はワールドカップをきちんと見たのが、日本韓国開催の時。その時も決勝はブラジル対ドイツで、カーンの強さに感激して応援していたのだけど、ロナウ ドに点取られてしまって残念な結果…。
それ以降、ドイツは2、3位が続くという…ホントはこれだけでも素晴らしい結果なのでしょうが、やはり世界大会の上位まで進 出したならば一位は欲しいですもんね。ようやく、悲願の優勝、本当におめでとうございました!クローゼも歴史に残る得点数を叩き出して、ヨカッタヨカッタ。
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日本は敗退してしまい非常に残念だったけど…でも次がある、4年後もその先もチャンスはありますもんね:)
もし勝ち進まなかったとしても、ドイツはサッカー強豪国ですから、ワールドカップ開催期間の盛り上がりは半端じゃありません。街全体は一色…とまではいかないまでもサッカー色に染まります。
広告はワールドカップに託けたものになるし・・・スーパー行ったら、トマトはドイツ国旗の色に詰められて、ジャガイモの袋もサッカーしていました、サッカーとじゃがいもはドイツの必需品(笑)。
ビアホールやビアガーデンはもちろん、レストランやカフェはたいてい大きなテレビを持ち出して、特にどこかに留まらずとも繁華街を歩いていれば必ずサッカー観れる。 もちろんパブリックビューイングもいくつも出来ます。一番大きなのは、ベルリンの象徴、ブランデンブルク門の前に出来るもの。決勝戦では50万人が押し寄せたそうです。凱旋イベントもここで行われました。テレビは一日中その話題、新聞各紙一面トップは全部優勝ニュース・・・国をあげて大騒ぎ。
仕事の都合もあったので、自宅のPCでたいていの試合を観ていたのですが、2回は会社の近所のビアガーデンPrater で地ビールを片手に、一回は旅行先のミュンヘンのビアガーデンでホフブロイハウスの生を片手に、2回はサッカーマニアの友達に便乗して、Arenaというライブハウスを解放したパブリックビューイングでハイネケン瓶を片手に観ました。
やはり、サッカーにはビールが良く似合う!!ワインでも日本酒でもないですよね、やっぱりビールが一番。
Praterの地ビールはそこまで好きな味ではないのですが…ちょっと辛い、でも苦味が私にはもの足りない感じで。ただ、ベルリンでは珍しい本格的ビアガーデンで開放的で雰囲気が楽しいのでお勧め。
Arenaでは、残念ながらドラフトビールがなくてハイネケンの瓶でしたが、その他にDesperadoというラガービールにテキーラを入れたもの、をかなり押していて、その5本入りのセット缶を買っている観覧者が多かったです。
ちなみに、ここで観た決勝戦開始前に、リトバルスキーが目の前をカリーブルスト(ベルリン名物カレー粉かかったソーセージ)を食べながら歩いていた!テレビ中継があって、コメンテーターで来ていたようです。日本人は騒いで写真撮ってもらったりしたのに、ドイツの人は結構冷静。日本にいたから私たち日本人には特別に馴染み深いのでしょうね。
二日たった今日でも、サッカー熱はまだ冷めていないようで街中でサッカーシャツを着ている若者をちょろちょろ見かけました。いつになったら落ち着くのやら…。
でも、サッカーに勝っている期間って、ドイツの人はたいてい機嫌がよいので、そのまましばらく喜びの余波は続いていてほしいところです。